#26 ゾクゾク感
たまには何でもないことも書こうと思う。
今日はゾクッとする感覚について。
私が好きになったりハマってしまうヒトやモノには、ゾクッとする何かがあるらしい
先週末、研究室の同期(女1男1)と3人でキャニオニングをしに滋賀県まで行ってきた。そこで思いがけず気付かされたことについてのメモ。
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キャニオニングとは、渓流下りの一種で、川の流れに身を任せたり、滝を下ったり、高い岩から飛び込んだりと中々スリリングなアクティビティ。
私たちはその中でもアクティブコースに申し込んだので、
・渓谷に張られたロープの真ん中で宙吊りになって、自分で金具を外して川に自由落下
・高さ5メートルくらいの岩からの飛び込み
など度胸が試されるようなシーンがいくつかあった。(少なくとも絶叫マシンよりは怖い)
初めてだったのでもちろん怖かったけれど、どうせ飛ぶなら思いっきりと思ってためらいなくダイブした。予想以上の落下時間、入水時の衝撃は怖いよりも刺激的で、興奮して、クセになる感じだった。
帰りの車内で、それぞれが好きになるヒトやハマることについて話していて、私は"ちょっと特異なものを好きになる傾向があるみたいだけどつかめない"、という印象を二人は持ったみたいだった。自分自身もその感覚を言語化できていなかったけど、"安定性や確実性みたいなことに対して退屈さを感じてしまう"というようなことを話した気がする。
その後少し考えて、
「予想外の、この人飛び抜けてるなとか変わってるなと、ゾクっとする人に魅力を感じる」
と素直に言った私に対して、二人はゾワっとしたらしかった(笑)
「あなたが一番なんのためらいもなくダイブしてて肝が座ってると思ったけど、ゾクッとするのが好きなのね」
「そういえば叫ぶわけでもなく真顔で落ちてたのも納得だ〜」
と二人に言われて、私はそういうゾクゾク感を求めているのかと腑に落ちてしまって何も言えなかった。(心当たりのあることがいくつもあったし)
日常にゾクゾク感を求めるのは危険だと言われたけど、ゾクゾクを感じつつ、怖いもの知らずで行動している自分の方が好きかもしれない。
この感覚、これから色んなことの判断基準の一つになりそうだ。最近忘れてたけど、川に飛び込んで少し思い出した。
最後にキャニオニングのガイドさんの言葉をシェア。
「命って、ちょっと軽く扱った方がキラッとすると思うんだよね。」
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