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人は人からしか感動という体験は得られない

ちょっと落ち込んでたんです、今日。
でも、ある方からとても嬉しいフィードバックをいただいて、感動して少し元気になったのです。
過去の自分の振る舞い、若さや青さを反省するとともに、あと10〜20年後にはその方のような謙虚だけど愛に溢れる人になれたらいいなぁと。(なっててくれ!)

体験価値、とか、私の会社もカスタマーエクスペリエンスマネジメント、なんて言葉を最近は提唱して、ものからことへ、みたいなことを言ってるのだけど。
やっぱり人から人へのバトンだったり、言葉って、人を感動させるし元気になる言霊なんだよなぁ。

そして、自分が落ち込んでたことって、嫉妬だったり、実はチンケなプライドのために落ち込んでたんだなぁ、って気づいた。
「チンケなプライドは捨てよ!迷ったらワイルド!」
今やベストセラーの著者になられた伊藤羊一さんにリーダーシップ開発のクラスで言われ続けた言葉。
わかるとできるは違うんだなぁ、と。

私の周りはなんだかみんな一見ド派手なことやってて、すげーな、とか、カッコいいとか思う。それ見てるといろんな活動しててすごいな、私もやらなくちゃって、たまに空回りしたりする。

でも、ほんとは嫉妬感じることも、焦ることもない。だって、お客様のためにいい価値を提供しようと毎日時間をかけて努力しているのだけど、それって、誰かに褒めてもらうものでも、すげーーっていってもらいたいわけでもない。私は自分の本当に本当の仕事について語らないのは、口にしたら表面的で軽くなっちゃう気がするし、職人技というか、人のインサイトを発掘するって個別化の極みであり、体系化できないから誰も何もわからない。そんなことをやってるから、語れるわけがない。何かに表彰とかされたら見える化して変わってくるのかもしれないけど。まだまだ私の修行が足りないからそこの境地にいたるところからなんだけど。

「薔薇は薔薇らしく、菫は菫らしく」。
中高時代によく校長様がおっしゃっていた言葉。
ひとりひとりは違うし、咲かせる花はそれぞれだから、各々の個性を大切になさい、と。SMAPが流れてきそうだけど、20年近く前から心の中に大切にしている金言のひとつである。

何がいいたいかというと、当たり前だけど人にはそれぞれ役割があるということ。人にはそれぞれ良さがあり、個性があり、それを知り、見つけて伸ばそうと手を差し伸べてくださる人がいること。これは本当に有難い。人からしか温かさって得られないと思うのです。
たまにどうしても相容れない人にエネルギーを消耗しちゃうこともあるけど、自分を信じて焦らずゆっくり進むことが大事。だって、あなたが主役の人生なんだから。

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