組織を強くするには?

組織って面白い。
マネジメントのWill/can/mustと現場のWill/can/mustはどうしてこうも合致しないんだろう。鳥の目虫の目で自分の組織を俯瞰してみたときに、お互いの期待と課題にギャップはある。例えば現場の困りごととマネジメントのこういう支援はどうだろう、という案は、現場が100人もいると全体最適になる案は予算が…という気持ちがあるのか、歓迎されず、スタバのギフトカードでなんとかなるよね?ってことになる。そんな小さい!?とこじゃないと思ってる。(これはこれでありがとうございます、なんだけどね)

マネジメントが掲げてる「チームで強くなる」、はその通りなんだけど、じゃあ、チームってなによ?ってところがすりあってないし、Howばかり与えられても、与えられた方はいや、出してくれるし考えてもらえるのもありがたいけど、そうじゃないんだよな…という違和感を抱えることになる。で、日本人は意見を述べない人が多いので、何か変な方に組織が動いていく。うーん、私の杞憂だったらいいのだが、なんかまずい流れな気がする。(これでなにもスタッフの変化がないと、まさに会社に期待してないし、個人で淡々とやるぜ、というのは解消されない)

7Sで今の組織を見てみよう。

7Sとは、企業戦略における、幾つかの要素の相互関係をあらわしたもの。優れた企業では、各要素がお互いを補い、強め合いながら戦略の実行に向かっているとされる。世界有数の戦略コンサルティングファームであるマッキンゼー・アンド・カンパニーが提唱した。
グロービス経営大学院 MBA用語集より

細かくは書かないが、あくまでも私感であることをご承知願いたい。
Strategy △
Structure △
Systems △
Style ×
Staff ◯
Skill ◯
Shared Value ×

ハードSが固まってない中、優秀なスタッフはいるので個人商店になっている、というのがよくわかる。
いい人はいるのになかなか定着しないのはまさにハードSがまだ緩いから。

なぜこんなことが起こってるのか、というと、(本当の)トップのメッセージがきちんと現場まで理解しておりてきてないからのように見える。
トップのメッセージの解釈がみんな違うし、議論する場所もないからぶれる。
じゃあ、みんな議論したいのか?といったらNOだろう。できるだけめんどくさいことにかかわりたくないし、できればそっとしておいてほしい。
となると、やっぱり頭の2割を動かし、その2割がその下の6割に影響を与えるという話になってくる。

しかし、2割の仲良しクラブに見えて仕方ないんだよね。ってなると、2割に選んだ人たちの選定を間違えてる…?うーん、こればかりは中に入ってみないとなんとも言えない。

100-300人のこのステージで固めておかないと、人が増えた時に一気に崩れる気もしてるし。。。
仮説を持ちながら組織にどうゆらぎを起こせば、強い組織になっていくのか、できるところは協力しながら進めているところ。なかなか面白いステージだと思うのだけどね。まだマネジメントの真ん中に入れてないから、なるだけ早く到達できるようにがんばろう。

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