#哲学問題私の答え 　参加します。

考察しつつ、会話文（場面描写）で纏めてみようかと。

「考えされられるnoteの記事を読んだのよ。あなた、知ってる？これ」

オンオフ共に腐れ縁とも言える長い付き合いの友が、唐突にそんなことを言い出して私の前にタブレットを付き出した。

「その方なら知ってるけど。その記事はまだ読んでない。どれどれ……」

私はそう答え、差し出されたタブレットの画面を注視した。これは……提示された命題を考えねばならないだろう。まずは前提条件を確認しておこう。

「ねえ、あなたはどう思うの？」
そう言ってせっかちな友が答えを急かしてくる。「ちょっと待ってよ、考えを纏めているんだから」と言って、まずはうるさい友の口をふさいでおく。そして。

まず前提の
「復讐」はいかなる理由であれ、「悪」だと仮定します
上記を見失っては考察がままならない。ゆえに、Bさんが復讐したいと言ったことへの擁護、勘案はしないものとする。

ケースは2パターン提示されている。1はAさんとBさんが共にCさんに復讐を果たした件、もうひとつはBさん単独でDさんに復讐した件。

Aさんは何故Cさんには手を下したのにDさんにはそうしなかったのか。それは「知っている人か知らない人か」の違いがあると、私は判断する。復讐が悪であることは同じであるにも関わらず、「知っているCさん」のみに手を下し、見知らぬDさんへの行為を避けている。
これは自己保身に基づくと私は推測する。既知の人間ならば後で和解することも可能であるし、そうでなくとも絶交絶縁すればよい。しかしDさんは全くの他人。警察等に被害届を出されたならば、Aさんは犯罪者の誹りを受ける。それを避けたかったのではないか？

上記の推測から、Aさんは卑怯であると結論付けたいと思う。
18:38追記。山根あきらさんの提議に対し見落としがありました💦
倫理観がない方＝Bさん。そも、復讐を思い立ち、他者であるAさんを巻き込んでいる。Bさんの行為は自己中心的であり、それに巻き込まれたAさんは被害者とも言える。

「……って思うのだけど、あなたはどうなのよ？」
私を急かしてばかりの悪友に水を向けると、
「私は、そんな難しいことは分かんない。あなたなら答えを出してくれると思ったから訊いたのよ。ありがとうね、じゃあまた明日～」
そんな言葉を残し、私に背を向け去っていった。

……一番の卑怯者は、どうやら私の悪友だったようである。
さて。この拙い思考は、私の独断。他の名回答を、今は楽しみに待とうと思う。ここまでお付き合いくださった奇特な方に御礼を。私も退場しよう。また機会があればお目に掛かりたい。

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