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コンセプトストーリーの魔法

「人・もの・コトが持つ一番伝えたい想いやメッセージを、的確にターゲットに届けるためのブランディング視点の言葉作り」をするコンセプトストーリープランナーという肩書きを名乗り始めて早4年。

のんびり亀のようなスピードだけど、細々と実績を作り、「コンセプトメイキング」「ブランディング」「言葉作り」「ライティング」などのラベルで活動できるようになってきました。

本業会社員、企業でのインターン2社、オンラインサロン運営、コミュニティ活動、プロジェクトベースでの活動、それから2児の母・・・と自分が何人いるのか分からないような毎日を過ごしているため、「コンセプトストーリープランナー」として発信したり、この肩書きの認知を上げるための活動には正直あまり手をかけられていません。

でも私にとって「コンセプトストーリー」を通して実現したいことは、世の中に届けたい想いを持った誰かの背中を押すことと、想いを届けるきっかけを作ること。その手段の1つとしてコンセプトストーリーがあるってだけで、普段から様々な活動を通して私は自分の実現したい信念を叶え続けています。

それでもやっぱり「コンセプトストーリー」は私にとってトクベツ。
自分が何者なのか分からなくて、誰かのために何ができるのか、どうすれば人の役に立てるのか、たくさんたくさん悩んだすえにたどり着いた私の強みの結晶だからです。

人の話を聞くのが好き。
人の頑張っていることを応援するのが好き。
誰かが持つ熱い想いを、こうすれば伝わるんじゃない?とアドバイスすることが得意。
誰かが伝えたいことを、こんがらがった状態から整理して伝わりやすく整えてあげることが得意。

小さい頃から本が好き、言葉が好き。
文章を書くことが好き。
企画することが好き。
アイディアを形にすること、その過程を考えることが好き。

そんな私の「好き」と「得意」が掛け合わさって、生まれたのがコンセプトストーリープランナーという仕事です。

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2019年、新しい挑戦をさせて頂きました。
清澄白河の一角に佇むシューズセレクトショップLOTTADESIGN.の、1周年を記念したリブランディングです。

何度も一緒にお仕事をさせてもらって、その真摯でまっすぐな仕事ぶりがいつも気持ちの良いカメラマン/ライターの忠地七緒ちゃんからの依頼でした。

「靴屋さんのリブランディングをすることになって、コンセプトを私が考えてもいいんだけど、はるなちゃんの方が絶対良い言葉を出してくれると信じているからぜひお願いしたい!」

普段から心に響く素晴らしい文章を紡ぐ彼女からのこの言葉は本当に嬉しかったです。

実際に清澄白河のお店に足を運び、靴を手に取り、一人でブランドを立ち上げたオーナーさんの話を聴き、LOTTADESIGN.というブランドの持つ空気感を肌で感じました。

私自身、お店でセミオーダーできるフラットシューズのラインナップを見て、色や形だけでなくリボンや生地の組み合わせ、トウやヒール部分など、様々なカスタムを通して自分だけのオリジナルの靴が作れるプロセスにワクワクする気持ちが止まりませんでした。

ネットショッピングが主流の時代だけど、これはお店にわざわざ足を運ぶ価値がある。
このどうしようもなく浮足立ってときめく気持ちをコンセプトにしたい、このワクワク感をそのまま言葉に乗せて届けることで、お店に足を運んでもらうきっかけにしたいと思いました。

言葉の力で人の心を動かす、コンセプトストーリーはそんな魔法だと信じています。
依頼者のことを深く理解し、乗り移り、依頼者の言葉でストーリーを綴る。
そうすることで、依頼者にとってすっとなじみ、染み込み、この先ずっと語り続けられる「その人だけのストーリー」になると思っています。

そしてオーナーさんと忠地さんと私とで何度も何度もすり合わせてできあがったコンセプトストーリーがこちら。

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春色のラインナップを取り揃えて、新しいコンセプトと共にLOTTADESIGN.は3月1日にリニューアルオープンしました。

自分らしい靴を選び、心弾む春にしませんか?
ぜひお店に足をお運びください。



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