ハル

美味しいモノと喫茶店があればだいたい大丈夫だと思っています。 脈絡なくつぶやきます。

手放したいもの 手放したくないもの

たとえば
階段のペンキの色が気に入ったとか、
磨りガラスから透ける光にトキめいたとか、
美味しいコーヒーの店まで自転車ですぐだとか、
駅降りた時の天気が最高だったとか、、
新しい住処が決まる理由はいつもそんな
どうでもいいほど何でもないことで、
どこへ住もうが何かが変わる訳でも何も変わらない訳でもないことぐらい分かっているのだけれど
何だかんだでやめられなくて、この8年で5度も引越しをしている。

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エスプレッソの色気

エスプレッソの、特に抽出し始めのあの、トロリというよりドロリとした、粘着力のある液体がカップに滴り落ちる様に、心臓が鷲掴まれる。
身体の内側がぞわぞわする。
恋人にギュッと抱き締められた時のあの感覚にも少し似ているかもしれない。
地面から5ミリぐらい宙に浮いた気分になる。
目の奥がチカチカする。

いつか自分を雇ってくれていた人に、その液体の滴り落ちる様を「気持ちが悪い」と言われ哀しくて泣きながら

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ゴキゲンであることの重要性

全力で仕事して、心地よい疲労感、くたくたの身体に染み渡るビール。

これ以上の贅沢があるだろうか。

失敗や反省は勿論多いにあるにせよ、その日の自分のエネルギー使い切った後にしか味わえない至福の時。

手を伸ばせばきっと誰でも手に入れられるご機嫌な瞬間。
みんな、遠慮せずどんどん掴み取って幸せであれば良いと思う。

だって触ってみたかったんだもん。

大好きな映画に出てくる大好きな台詞。

旦那も仕事もありながら、そんなこと関係なく歳下男子にちょっかい出した悪い女の、何でそんなことしちゃったかっていう理由がこれ。

だって触ってみたかったんだもん。

最強じゃないか。

そっか、触ってみたかったのか、それじゃ、しょうがないよね。。

だって、世の中触れてみないと分からないことばかりだ。
それなのに、触れてもないのに分かったような気になっているこ

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嫌いにならない距離

コーヒーが好きだ。仕事も好きだ。
でもどちらももう二度とやりたくないほど嫌いになりかけた。

「このままを続けていたら、きっと一生この仕事が嫌いになってしまう」
手の甲から滲む血をぼんやりと眺めながら、ピリピリと痛む手を拭きながらそう思った。
だって、この仕事を愛せなくなったら、この先自分はいったいどうやって生きて行けば良いというのか。
嫌いになりたくない。
せっかく手に入れた一筋の光を、ただの冷

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