見出し画像

元大学辞める女子大生の反省文

先日、「元大学辞める女子大生のその後」というnoteを書いたのですが、ありがたい事に予想以上の反響ともっと話が聞きたいとの声を頂いたので、自戒も込めて赤裸々にお話ししたいと思います。

前回のものをご覧になりたい方はこちらからどうぞ。もちろん無料です。

「元大学辞める女子大生の反省文」をご覧いただきありがとうございます。
今回は前のものより長くなりますので、ご注意ください。

それでは、スタート。

ブロガー界隈との出会い

はるねるとしてTwitterを始める前、私の家庭環境はあまり良いものではなく、大学入学とともに逃げるように実家を出ました。

一人暮らしを始めて、実家の頃よりは気楽に生活できるようにはなったのですが、まだ精神的にも病みやすく、身体的にも過眠症に近い症状や慢性的な身体の怠さなどがあり、学校にもあまり通えない日々を過ごしていました。

生活のためになんとかアルバイトは続けていたものの、そんな状態だったので学校との両立は難しく、どんどんと疲弊していきました。

詳しい状況は覚えていないのですが、その頃の私は何の当てもなく「お金欲しい」とか「人生疲れた」などをGoogle検索しておりました。

この時点でもう本当にどうしようもないのですが、それは一旦置いておくとして、

その時どこかのページでブロガーという職業があることを知りました。

そこから検索を続けていくうちに、時間と場所に縛られないという生き方を発信するブロガー界隈の方々を目にし、私は衝撃を受けました。

当時、過眠症のような症状があった私には「時間通りに起きて支度して外に出る」ということが難しい時がありました。

何度か突発的に病んで動けなくなってしまい、バイトを休んでしまうこともあった私は、何よりも周りの人たちに迷惑をかけてしまうことに対して怯えていました。

生活のためにはお金を稼がないといけない。けれど、またいつ出勤できなくなってしまうか分からない。

そう悩んでいた私にとって、時間や場所にとらわれずにお金を稼ぐ生き方はピッタリ。「コレしかない!!」と思いました。

「私もこんな風になりたい!!」と強く思い、すぐさまブログとTwitterを開設したのでした。

大学を辞めるという選択

その後はブロギルなどのコミュニティに積極的に参加したり、自分なりに戦略を立てながらTwitterやブログの運用を進めていきました。

そんな中、とあるグループ内で、私は大学に通い続けることが苦痛で仕方がないという悩みを打ち明けました。

何度も授業を欠席しては、そんな自分を責めては落ち込んで、余計に億劫になってしまう、、そんな負のループの中にいることを話しました。

「辞めちゃえば?」

無責任だと言う人もいるかもしれませんが、当時の私にはその言葉に救われたのです。

ちゃんとしなきゃと思いつつも、うまく切り替えられず、体が動かない。

自分の怠惰な性格が引き起こした結果であるのは明確ですし、逃げだと言われればその通りなのです。

しかし少なくともあの当時、そのままの状態で続けていても、どんどんと身動きが取れなくなっていたと思います。

辞めると言う決断自体は今後を考えれば明らかにマイナスだったのですが、自分のダメな部分を見つめ直すきっかけにはなったという点では良い分岐点になったと思っています。

大学辞める宣言ツイートの炎上

と、そこで黙って退学していればまだよかったのですが、その頃の私にはもう一つ、姑息な考えがうずいていたのです。

その頃、Twitter上ではアルバイトや会社を辞めてフリーランスになると言ったような方々の宣言ツイートがよくバズっていました。

そして、どうせなら私もその波に乗りたいという思いがふつふつと湧き上がってきたのです。

そしてそれを実行したのが、あの大学辞める宣言ツイートでした。

ブロガー界隈の中で少し話題になったらいいな、くらいに甘く考えていた私の予想を遥かに超えて、あのツイートは拡散されました。

当時400人程度だったフォロワーは一気に1600人増え、2000人を超えました。

ツイートすれば反応がたくさん返ってくるし、大して書いてもいないブログのpvが爆上がりました。

今でこそフォロワー2000人はありふれていますが、当時のブロガー界隈では初心者は1000人が一つの目標ポイントになっていたため、一気にその壁を乗り越えた感じになりました。

そしてそのおかげで、働いていないのに収益得ることができたのです。

私はそんな状況に困惑しつつも、自分が少し大きくなったような錯覚に陥りました。

現実では大学を休んでバイトもあまりせずに引きこもっている底辺女子大生が、Twitter上では多くの人に賞賛され、応援されました。

私はどんどんとその環境にのめり込んで行ったのでした。

現実の自分とはるねるの狭間

フリーランスと声高に言ったものの、自分には何のスキルもありませんでした。

退学後に向けて、何かスキルを得ようと努力したりブログ記事を量産したりすれば良かったのですが、

当時の私はそんな面倒な作業はほとんどしませんでした。

目の前のお金や賞賛に目が眩み、ネットでちやほやされるはるねるという存在を利用しまくったのです。

私はTwitterの中では少しだけ「話題の人」になり、何か行動を起こせば常に反応をしてくれる人たちがいましたが、

実際の生活では、大学にも行かずにバイトもほとんどせず、ほとんど人と会話することのない毎日を過ごしていました。

Twitterを眺めているうちに1日が終わるなんてこともありました。

そんな中、着々と調子に乗っていく私を不愉快に感じた人たちからの批判や中傷が多く集まるようになってきました。

視野がネット上だけに狭まっていた上に、実際の生活は中途半端な気持ちのまま堕落しているということにコンプレックスのあった私は、

そのような自分に対する否定的な言葉にとても過敏に反応してしまったのです。

現実のコンプレックスだらけの自分と、Twitter上でのはるねるという存在、

自信のない自分と自信満々に決意表明を続けるはるねる。ネガティブで病みがちな自分とポジティブに明るい発言を続けるはるねる。

この狭間はどんどんと大きく深いものとなっていき、私は正常な判断ができなくなっていきました

話題作りのための暴走

その後、私は承認欲求だけが高まっていき、無条件に私の発言をいいねと言ってくれる存在を欲していきました。

そんな当時の私を危惧した大人の方々の客観的な意見をも、アンチだと決め付けて本気でむしゃくしゃして騒いだこともありました。

不安定な私の言動は次第に多くの人に違和感を与えるようになり、当然のように、はるねるは少しずつ応援されなくなっていきました。

私は焦りました。

また何か話題になることをやらないと、、

当時話題になっていたブログの100記事や、あの東大受験宣言など、とにかく大きな目標を掲げてその話題性を利用しようとしました。

しかしそれまで大した努力せず、仮想のはるねるだけぎひとり歩きしていた私にそんな大きな目標は達成することができず、挫折。

挫折挫折の繰り返しで、私の信用度は更にどん底へと落ちていきました。

はるねると離れるという決断

「もうどうなってもいいや」

そんな心境に陥った私は、今まで応援してくれていた当時のフォロワーさん方を裏切り、自暴自棄な言動を繰り返しました。

言葉は悪いですが、本当にクソでしたね、あれは。本当に反省しきれないくらいに反省しています。

と、まぁそんな時、こんな私を見かねた方から、「少しTwitterから離れて見たら?」との言葉をもらい、

少しの名残惜しさはありつつも、自分のためにもはるねるから離れるという決断をしました。

辞めた当時はそれでも何度か顔を出してしまうこともありましたが、少しずつ現実の自分と向き合うようになり、

リアルの生活が充実していくにつれて、その存在を忘れて行きました。

ネット上の中だけに視野が狭まっていた私は、自分の周りにいてくださった本当の味方の存在に気づかずに、ごく少数の悪質な誹謗中傷の言葉に引っ張られて本質が見えなくなっていたのだと思います。

当時のそんな私でも、温かく見守ってくれた皆さま。客観的な指摘をしてくださった大人の皆さまには本当に感謝しています。

あの頃の私の頭をぶん殴って正気に戻したいレベルでございます。

現在の心境と決意

いま、時間が経って、色々と考えた上で、もう一度はるねるとして活動したいという気持ちがあります。

何を発信したいとか、こうなってやるとか、そういった考えは今はまだありません。

あれだけ信用を落とすようなことをしておいて、今さらまた応援して欲しいなんてことも言いません。

ただもう一度だけ、暖かく見守っていただけたら嬉しいです。

まだやるんかと呆れる方もいらっしゃると思います。呆れられて当然です。

信用もない、実績もない、そんな状態で私に興味を持ってくださる方がいるとは思えません。

ですのでここからは、これからの私の姿勢と行動で示していきたいと思います。

よろしくお願いします。


はるねる


最後まで読んでいただきありがとうございます✨ 私のことを応援したい!!これからも頑張ってほしい!!というお気持ちがありましたら、サポート頂けると嬉しいです。