昨日から帰省している。
金曜夕方に早上がりして子供二人を連れ新幹線に乗ったのだが、週末直前の東海道新幹線自由席はサラリーマンで満席で、控えめに言って地獄を見た。多分出張帰りらしいお疲れの背広の皆様、手に下げたビニール袋にはおつまみとビール、一息つくか、と思っていたところに現れるわたしたち子連れ家族。完全に乱入者である。四歳と一歳に乗車している１時間の間に百回くらい「静かにしてね」って言ったと思う。神経をすり減らしながら静岡駅にたどり着いたとき、昼間の勤務時間よりも濃い疲れがどっと押し寄せていた。

その反動なのか、親に子供を見てもらっている間、やたら散財してしまった。あげる予定のないお土産もたくさん買ってしまった。ぜんぶ春が悪い。春色パッケージとか可愛いのがあったら買っちゃうじゃんね。

というわけで（？）私の個人的意見に基づく静岡のお土産を紹介したいと思います。

うなぎボーン

https://www.hotpepper.jp/mesitsu/entry/1506050　これめちゃくちゃ地味なんですけどお酒飲む人におすすめです。シンプルな塩味と歯ごたえのある食感。たまにKALDIに売ってます。見つけるたびに「KALDIも認めた、ってことね…」とドヤ顔したくなるのはどうしてでしょう。（余談だが、フルーツタルトで有名なキルフェボンも静岡発祥のお店なので、話題になるたびに鼻が高くなってしまう。しかしキルフェボンはすっかり東京に染まり、静岡感はなくなってしまった）

八の字

これは人にお土産として渡すほど華やかじゃないけど、かならず自分で毎回買っていくおやつ。おばあちゃんちにあったら無限に食べてしまうランキングナンバーワンです。なんてことないクッキーなんですが、ザクザク食べていると気づいたらなくなってしまう。プレーンも美味しいですがたまに売ってるほうじ茶味もまろやかで個人的に好き。

こっこ

https://shop-cocco.jp/

ひよこをモチーフにしたお土産は全国に数多くあれど一番可愛いのはこっこではなかろうか（？）。パッケージが可愛いのでよく買って帰る。しっとりとした蒸しパンにクリームが挟まっていて美味しい。子供受けも良い。季節のパッケージや限定味をよく販売していて商機を逸さない姿勢も良いと思う。

静岡といえばうなぎパイとか安倍川餅とかあるんですけどそのあたりはみんな知ってると思うので一度割愛しました。また他に美味しいものがあったら追記します。　

普段私は地元のことがあまり好きではなく「地元には帰りたくない」「都会のほうが好き」など言っているが、意外に静岡のことを書き始めたら筆が進んだ。思うに「地元」という概念が嫌いなのであって、静岡という土地自体は嫌いではないかもしれない。地元にいるとどうしても昔の自分に引き戻される。思春期の頃の自分を思い出すと恥ずかしくて叫びたくなるような振る舞いをしていたのではないかと思う。だからやっぱり私は地元が苦手なのである。

でも、静岡はいいところだと思う。温かいし適度に田舎で適度に都会で東京にも近い。住みやすいと思う。多分自分はもう戻ることはないけど、静岡に移住したいという人がいたらおすすめはすると思う。地元をストレートに愛してあげるには、まだ私は人生経験が足りないのかもしれない。　

静岡の人にしてみればどれもメジャーなので「知ってるよ」という感じかもしれないのですが、とりあえず書いてみました。ふるさと納税とかもあるのでよかったらぜひ。静岡県をよろしくお願いします。

https://www.furusato-tax.jp/product/detail/22100/4990861