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引き継ぐもの②

ちょうど一年前。。
父の葬儀があった。 

検査入院からの悪性リンパ腫発覚
その後、誤嚥性肺炎となり、
一度も自宅に戻れずいた


父は生家では三男として生まれました。
でも、結婚を機に叔母に当てる
母親のお姉さんのところに養子として入りました。 

名前を継ぐこと
家を継ぐことだけのためでした。

その時はその方の旦那さんは亡くなっており
血縁関係の全くない父が名前を引き継いだのでした


母も三男のところにお嫁入りして
当然、親の面倒は見ることもないと思っていたと思います。

が、この叔母という方が、わたしが生まれて半年後くらいに
亡くなってしまったのです。 


その時まだ20代の両親
その方の介護よりも
いきなり、お墓とお仏壇をみることになったのです。  

4年前の50回忌まで、両親は法要を続けました。
盆正月、祥月命日、、50年 務めあげました


毎月 毎年  ずっと仏事をみてきたので
父が亡くなった後も、当たり前のように
毎月、お盆、正月と仏事は苦もなく手伝うことができています


父が亡くなる半年くらい前に
母を頼むな  みたいなことを言われたのを思い出すと
自分で命をわかっていたのかもしれない


父に代わって今、母の相談相手、遠出の運転手をしている
これも 引き継ぐもの のお役目なのね♪  と
喜んでやっている(^^)


父が知らない名前を継ぐ
わたしも離れはしたけど、
その苗字を継いでる出来事が降りてくる


これからの時代、娘が実母をみても良いと思う
お墓や仏壇はそのうち無くなっていくのだろう

それまで、わたしができることはやらせてもらう
でしゃばらず、援護射撃のように弟(後継?)を手伝えたらと思っている


父の願いを果たすこと
父から引き継いだこと 受け入れて行きます(^^)


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