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2019.10.13 エッセイ日記 *私を見つめて。

朝9時に起きた。外は、くもり空だ。風があって少々冷える。洗濯をして、ずっと家にいた。読書をする。昼食にうどんを食べに行った。
台風が過ぎ去り稲穂が全て倒れている。台風が来る前に稲刈りが済んでいるところもあった。

ベランダに出るとトンボがとまっていた。近寄っても飛ばない。昨日の台風の雨宿りでもしていたのだろうか。

空は夕暮れになり、本を買いに出掛けた。どれがいいか悩んだ。本の厚さだとか題名だとか一人の人生をえがくストーリーがいいとか、そうやって時間をかけて選んで手にして決まった本は、はじめて読む作家の方だ。こうやって出会えるのが好きだ。人との出会いに似てていい。
店員にお金を渡して店を出ると、夕暮れから暗闇に変わっていた。駐車場に止めている車に乗る前に空を見上げた。丸い月が雲一つない暗闇の空に輝いていて神秘的に思えた。
自分の人生この先見えない道をこのお月さまが照らしてくれるのでは、と思ったりもした。

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