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無題

どれだけかっこよいことを言っていても、伴っていなかったら悲しいと思うと、怖くて何も言えない。

結局は音楽をやっているから音楽が大事なのだ。風貌や発言は魅力的で正しかったとしても、いざ蓋を開けた音が、大前提として真摯な上で、人の心にどれだけ深く音楽になって届くのかっていうことがすべてだとはずっと思っている。素晴らしい音楽を素晴らしいと思うのは、論理や理屈や言葉でそこにたどり着かないから美しい。書けば書くほど自分が追い込まれていくけれど。


邪魔なものが多すぎる。自分の自分ではないところにある憧れ、演者の中での当たり前やお決まりな事、人の目、意地、コンプレックス、固い頭。

そういうものに、音楽をやっているなんていう、知らないけれど、特別そうなことをやっているからなのか、やるべきことが見えなくなって元も子もなくなりそうになる。

そうなりたくない。どこに行ったって何を観たって結局つまらなくなってしまう。そんなことばかりをしてきたようにも思う。


早く夜が開けろよとも思う。じゃあ早く準備を終わらせろよ自分、とも思う。


ライブハウスは最高だった。嬉しくなって飛び跳ねながら抱きしめたくような音楽もちゃんと僕にはある。だけどまだ全然、納得いくところまで届かない。


粛々と日々の中でやるべきことをやる。どの場所のどんな人とのどんなステージも、目指すものは1つしかない。そしてそれは絶対に言葉にせずに、体現できるようにする。


誰かのせいにして心を浪費してしまう時間は無駄。今日もやるべきことをやって日々を進めます。

8/4(日)は、岐阜県可児市 文化創造センターalaにて、「ROCK FILL JAM 2019」に出演します。11:15から。どんなイベントも人の心は通っているだろうけれど、それがきっと滲み出てしまっているだろうイベントです。去年も出演しました。

文章書くよりも、やりきれなさを愚痴るよりも、
何よりもライブがしたいです。


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