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新たな私に出会うきっかけ「アートシンキング」

日経COMEMOのイベントに参加しました。
uni'que CEO・ランサーズタレント社員の若宮和男さんによる『自分起点の価値をつくる、アート・シンキング・ワークショップ』

すでに公式のイベントレポがあがっているので、詳細は下記からどうぞ。

迷い彷徨っていることに気づいている私

参加の理由はこれです。
結局のところ、自分は何者なのか?というところの答えがまだまだしっくり来ていない状態です。
もちろん日々環境や私自身も変わるから、定まることなんてないのだと思いますが、それでも不安になってしまう。(では、一生不安がっているのではないか…!というツッコミは置いておこうと思います。。)
Nサロンでは前回の定例会での横石崇さんのワークショップもあって、向き合う時間はたくさんもらっていますが、「アートシンキング」という手法で考える今回も、興味本位で参加しました。

私たちは箱ティッシュと一緒?

話の冒頭に出て来たのが、箱ティッシュの例。
普段家の箱ティッシュはどんなブランドのものを使っているのか、分かりますか?
個人的にはいつも日用品で手に取るものはほぼ決まっているので、何となく目にしており、認識はしていた。
個人的には、ティッシュにはこだわりがないので、コスパのいいものを選んでいる。理由はただそれだけ。
さらにその製造元は知っていますか?
これも日々目にしているのだけれど、少し自信はなく…家に帰って確認したら見事に違っていた。

ティッシュは私たちの生活を便利にはしてくれる必需品の一つ。
でもそこまで差別化できるものではないからこそ、その程度の意識なのだという。

ニーズがあったとしても「代替できる価値」は飽和時代では「価値ではなくなってしまう」のです。

対極でスマホを例に挙がりましたが、スマホはメーカー・機種名までもみんながそれぞれ認識をして会話のなかでも出てくるもの。
そんな話を聞くなかで「価値」って何だろかと改めて考えてしまう私もいました。

それぞれの違いはどうつくられるのか?

「価値」の話でモヤモヤしていたのですが、それぞれ似ているものでも違いの源泉は「自分」にあるとのこと。
「自分」はいびつな形をしており、意外にも大きなものに隠れたり、自らで欠点だと思っていたり、当たり前すぎて気づかないもの。
だからこそ、気づくことが大事なのだと。

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それらを体感するために、今回はレペティションというワークをしました。
2人一組になって向き合き、それぞれの動作の変化を指摘し合うもの。
そしてもう一組のペアがそれを観察して、二人には気づかない動作の変化を指摘し合います。

私のペアだったくろさん。
最初はお互いに直立不動。指摘されないように…という心理も働き、変化を見つけることで精いっぱい。半分を越えた頃から、逆にそれが面白く見え思わず笑ってしまったことから、表情の変化の指摘を受けました。笑

一方でそれを見てくださった二人からは
・実は指摘をする際に前のめりになっている。
・リズムをとる節がある。
と指摘をされました。
意識はしてなかったものの、確かに会話では前のめりになる癖があるかも。
私では気づけなかった新たな私に気づくことができました。

ポイントを見つけることで自分起点の仕事も見つかる?

次に行ったのは、自分探しワーク。

①偏愛するもの/○○フェチ
②直したくても直せない欠点/コンプレックス
③許せないこと/最近怒りを感じたこと

上記をそれぞれ付箋に書き出します。最低一個以上、何個でもOK。
それを元にパートナーにはインタビュアーになってもらい、「何故そう思うのか?」「二つの中ではどどちらが自分なのか?」など深掘りをしてもいました。
そして自分に使いものをより中心に、他人にも当てはまるものは外に置いていきます。

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何となく自分でも理解しているようで、色々質問されると???と考え込んでしまうこともあったり、結構似ている言葉も多かったことに気づきました。

次のステップは現状の仕事を振り返ること。
自分Workができている割合を出して振り返りつつ、先ほど挙がったワードから、自分だからこその仕事を考えて、チームで自己紹介をしてみました。
6人のチームで誰一つ同じ人はいない。
これがある意味の「自分」であり、箱ティッシュではなく、それぞれの「価値」を少しは示すことができた時間だったように感じました。

結局人生にはモヤモヤがつきもの

2時間が本当にあっという間だったのですが、正直モヤモヤは消えずにいました。笑
若宮さんからも、「モヤモヤをだいじに。」という言葉をいただいたので、一生迷っていきたいし、そういう時間があること自体も幸せに感じたいと思いました。

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何かが違うことを活かさない手はない。
だからこそ異質なものとの触発は大事にしながら、そこでまた新たな自分の形を知るきっかけも、どんどんつくり受け入れられる自分になりたいなと。

まずは行動してみることで見える私

ここからは完全に備忘録です。
「自分探し」という言葉が正直好きではない私がいます。というのも、何だか目の前で留まっているような感覚があるから。
「何となく分かっているけれどその一歩が踏み出せない」、そんな私と格闘しているような気もします。
それでもこういう場に参加してみたり、その次のステップとして、自分で場をつくってみたり。

小さくてもまずは一歩踏み出すことで、また新たな世界に出会えるのだろうなと思います。
個人的には、参加することはもうたくさんやってきたので、少しずつ場を作る方に回りたいなと思ったり。
ちょうど同じ週でしたが、発酵部も始動し始めたので、無理ない範囲で動いてみようと決意を新たにした週でした。

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