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韓国で感じる旅の醍醐味

2022年、渡航制限がやっと解除された。
さあどこ行こうとなった時、
真っ先に思い浮かんだのは韓国!
10月に社会人生活で初の有給を取得し、我が妹とピュ〜と韓国へ旅立った。

ノープラン旅行だったけど、
一つだけしたいことがあった。
それは韓国語で注文をすること。

コロナ禍でまんまと韓ドラ・K-POPにハマった私は、
一時期大量に韓国語を摂取していた。
朝起きてBTSの曲でノリノリになり、夜は愛の不時着を見て号泣。
(今思うと、自粛期間の怠惰な生活最高だったなぁ)

せっかくだからと、大学で韓国語を受講するにも至り、
晴れてハングルや基礎的な文法はマスターできた。
ここで獲得したスキルを現地で発揮したいと考えていたのだ。

初心者丸出しの韓国語力を引っさげて、いざ韓国へ。
到着したのは夜だったので、ホテルに荷物を預けて早速夕食に出ることに。
近くにあった人気そうな焼肉屋さんをチョイスした。

そしてその時がやってきた!

「アニョハセヨ〜」と接客をしてくれたおばちゃんに
「イゴ ハナ ジュセヨ」(これ一つください)とビールをオーダー。
そして、「ネ〜」(は〜い)とおばちゃんがオーダー表に書き書き。

やった〜通じた〜
それ以降の難しい会話は英語に逃げてしまったのだけど、
そのやりとりはなんとも言えない晴れやかな気持ちにしてくれた。

これは単に言葉が通じた、といえばそれまでなのだけど
もっと大きな意味がある気がする。
なんというか、世界が広がった感じ?


言語の壁は、おそらく心理的にいちばん大きな差ではないだろうか。
相手が何を言っているかわからないと漠然と不安になるし、
アルファベットではない固有の文字を持つ言語圏だと
その異質感はなおさら。
(日本語なんて、ひらがな・カタカナ・漢字といろんな文字があって、
外国の方からしたらめちゃくちゃ不思議な言語だろうな)

だから、たとえ短い会話であっても
相手に伝わったり聞き取れたりすると、
グッと心の距離が近づいて他人感が少なくなる。
そのため、この焼肉屋さんでのワンシーンは
韓国との交わり記念として記憶に残ることとなった。


こんなふうに久しぶりの「異文化交流」を味わって、
やはり全身で異文化に没入するのは良いなとしみじみ。
映画やドラマ、音楽でも色々な文化に触れることはできるけど、
生きた人と生きた言葉で交流するからこその
ワクワク感と非日常感はたまらない。

ただ韓国語が通じた話を書こうと思ったら、
旅の醍醐味を再確認してしまった。

ということで、今年もその世界を広げるべく、
海外に旅立とう!


初めて韓国語で注文してゲットしたお肉!美味しかった!



#行った国行ってみたい国

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