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由衣の日記

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琵琶湖博物館クラウドファンディング応援

琵琶湖博物館クラウドファンディング応援

私春瀬もバイカルアザラシに会いに行ったことがある琵琶湖博物館が、割れたガラスの修復と展示充実のためにファンドファンディングで資金を募っておられます

第一ゴールの500万円は既に達成され、ネクストゴールに向けて頑張っておられます!

アザラシを見に行った、という言葉からわかるように、私は正直「水族館プラスα」の施設なのだろうと思っていました。それは全くの間違いで、琵琶湖の歴史、そこに住んでいた人々

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やまんばぎりくにひろ

やまんばぎりくにひろ

2023/10/27、京都駅直結「京都劇場」にて。

余裕を持って家を出たはずがバスが遅れ、開演前に食べるはずだった弁当を椅子の下に隠して私は席についた。

今のうちに言い訳として書いておくと、私はDMMの刀ステ一挙無料配信を観ようとしたが、途中で通信制限がきてしまいほとんど未履修である。ただ、その無料配信時に先輩審神者たちがまとめてくれた関係図などで大体の雰囲気を掴んでいる。

ぶっちゃけ、えげ

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ナチュラルに「おおきに」が交わされる土地ってやっぱりいいよねって話

ナチュラルに「おおきに」が交わされる土地ってやっぱりいいよねって話

一度は嫌った町どうも苦手だった。野良猫のような縄張り意識というか、外から来た人間を見る眼差しというか。
地蔵盆。道端にあるお地蔵さんを囲んで、地域で催される小さなお祭りみたいなもの。京都では割と盛んらしい——らしい、というのも、私はよく知らない。参加したことがないからだ。
小学校の集団登校で、家の向かいの子らと一緒に登校した。すぐ近くに同級生もいたのに、私は地蔵盆に参加しなかった。
我が家と向かい

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鬱日記 #8

鬱日記 #8

抗うつ薬を飲んで、大きく気分が落ち込むことはなくなった。——だけど、なんだろう。この薄いベールで世界と私が隔たれているような感じは。

感情の津波から守るためのベールは、海を全く見えなくさせてしまった。聞こえるのは寄せては返す波の音だけ。悲しみも慟哭もない代わりに、喜びも幸せもどこか他人事。

守られている、籠の鳥。鳴いても鳴いても、聞こえるのはこだまだけ。

あと三週間。それが、復職へのリミット

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鬱_7

鬱_7

朝は眩しすぎる鬱_1のどん底だった時期から、抗うつ薬を増やしてもらい徐々に日常生活を取り戻してきた。
まともだった日が思い出せないほど、体も心も疲れ切っていた日々は脱した——はずだった。

昼夜逆転生活が続いている。夜中に襲ってくる、身を内から裂くような不安感は、抗うつ薬が一錠から二錠に増えてから治まってきた。意味もなく泣くことはまだあるが、布団を抱きしめて歯を食いしばって、己を殺してしまいたい衝

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鬱_6

鬱_6

抗うつ薬を一錠から二錠に増やしてもらって3日。最終的に四錠まであげてゴールらしい(ネット情報だけど)

0.5から1錠に増えて、洗濯を干すことができるようになった。

一錠から二錠に増えて、ここ数日自炊にも力が割けるようになってきた。

久しく忘れていた、日常。

鬱が治ってきてると信じたいな。

夜に不安感に内側から押しつぶされそうになることは数日間ない。でもまだ、わけもなく涙がこぼれるときがあ

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鬱_5

鬱_5

生きる方法を忘れて久しい。

生きるというのは、お湯を沸かして紅茶をたしなむ余裕のことを言うのだろう。

私に今できるのは、箱でペットボトル飲料を買って、死なないように飲むことだけ

死なないことと生きていることは違う。私は死なないだけ。

それさえできない人は、呼吸の仕方さえ忘れて餓死でもするしかないのだろう。

鬱_4

鬱_4

相変わらず外出時に見たはずの空が思い出せない。帰ってきてから、傘を持って出かけなかったこと、外は暑かったことから「ああ、晴れてたのか」とあとから納得する感じだ。どうもチグハグで裏表だ。

復職するときのために、手帳と名刺入れが欲しくなった。使うためというよりは、目指すところを視界に入れるという意味で。その手帳と名刺入れは、祖母に選んでもらうことにした。就職祝いで買ってもらった時計には、アナログの文

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鬱_3

鬱_3

眠剤を飲む。毛布に包まる。ヒーリング音楽を流す。まどろむ。——ここまでは行った。身体と外界との境界線が水を多く含んだ筆でなぞられたように曖昧になっていくのは心地よかった。しかし、まどろむだけで三十分がすぎた。入眠促進の音楽は三十分で切れてしまった。私は入眠支援のレールから飛び出て、宙ぶらりんに眠気を持て余し、結局覚醒に戻ってきてしまった。自分に合う音楽を見つけるのは難しい——眠剤だけで寝るのはもは

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鬱-2

鬱-2

体は疲れていてまぶたも重いのに、頭が変に冴えていて一向に寝られない。意思と体の乖離。重い着ぐるみのなかで座ることもできず立ち仕事を続けてる感じ。休めない。

朝が怖い。なぜか知らないけどそう思った。夜の方が情緒不安定になり泣く率も高いのに、なぜかそれが続いて欲しいと思っている。日に当たるのが怖い。意識が矛盾している。自分はしょせんどん底がお似合いだと諦めでもしているのだろうか。

「心の病気も病気

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鬱

ヒーリング音楽を聴いているときでさえ、頭の中がぐちゃぐちゃとまとまらなくて考えすぎてしまう。本棚が倒れて本が散乱しているのに本に整理番号がついてない感じ。または整理番号を思い出せない感じ。圧倒的に非効率なことを延々やらされていては、終わりなど見えるはずがない。

ボーッとしているように見えるが、そのなかでは終わらない意味のないタスクを総動員で行っている。当然体力はバックグラウンド処理で減っていく。

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カウンセラーとの相性

カウンセラーとの相性

某SNSに下のような日記を垂れ流したのですが、今日のカウンセリングでだいぶ持ち直しました

カウンセリング自体は3回目で、1回目のときに既に自分なりに精神ダウンの原因を分析していったので結構話は早く進みました。

研究室の教授との間も取り持っていただき、教授も私の状況をわかってくださり……

精神が乱高下したときに使うように、とお薬もいただきました。

そのお薬のお陰で行けなかった研究室に近づける

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緊急搬送まとめ

緊急搬送まとめ

11/25 13:30ごろカフェで定食を食べる

自転車に乗って帰宅途上気持ち悪さを感じ下車(自転車でも下車っていうのか?)自転車を押して歩くうちにえもいわれぬ不快感に襲われる(カフェを出てから5分も経ってない)

露光をやりすぎたカメラの映像みたいに視界がホワイトアウト、交差点に自転車を止めしゃがみ込む

スマホを取り検索すると手先がこわばり痺れているのを確認、#7119に通報

症状説明に伴い

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