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下町そぞろ歩き 2023 #21  リボーンさんについて

                                                                        
蔵前のリボーンさんは、ワシントン条約に基づき正しく輸入されたエキゾチックレザーを使い、吟味したファスナーや裏地生地などを使い、パリコレ出展ブランドなども数多く手掛ける、腕の確かな東京の職人がこだわりを持って手作りで仕立てた本物の「Made in Tokyo」のブランドです。
リボーンさんの前身は1967年2月にエキゾティックレザーの輸入販売会社として入谷駅近くの事務所を借りて創設されました。行動的だった創業者である先代は、「まだ誰も見たことのない皮を求めて」皮革の仕入れ先の開拓のため世界中を飛び回りました。27年前に事務所を浅草に移転し、アメリカのフロリダにアリゲーターの皮革なめし工場を開設するなど、時代の変化を先読みし精力的に活動しました。
 創立50周年を前に、現オーナーがこれまで培われた経験とノウハウと情熱を注ぎこみ、自分なりの解釈と表現と愛情をもってエキゾチックレザーの魅力を伝えていきたいとの想いから、2016年にRe-Bone合同会社を立ち上げました。

きらびやかに装飾された製品

【エキゾチック・レザーへの想い】
悠久の時を経てきた生命の歴史が、エキゾチックレザーそれぞれの個性として皮革に表情として刻まれています。そのエキゾチックレザーに寄り添った人間たちの“想い”とそこにかけられた“時間”の“結晶”として一つの製品が出来上がります。そしてその製品が、ご縁によってお客様へと結ばれて、お客様と共に過ごした時間を愛情によって作品として完成するというのが社長の思いです。一つ一つ手作りで作られる財布は同じ素材でもそれぞれの生きてきた環境や個体差で、全く同じものは存在しません、そんなエキゾチックレザ
ーの財布を一人でも多くの人に届けたいと強い願いが込められています。 

     加工前のエキゾチックレザー        

【リボーンの想いとSDGsへの取り組み】
誕生と構築・・・破壊と再生
re bone…フランス語ではリ・ボーネと読み、英語でreborn 再生という意味になります。
人間の一つの骨が全く新しいものに変わるのに3~4ヶ月、全身の骨は約3年で全く新しいものに生まれ変わると言われていますが、世界は絶えず誕生と構築・・・そして破壊と再生を繰り返しながら時を刻んでいるのだと考えています。
Re-Boneでは、皮革一枚一枚と向き合いながら製品としての
◇皮革の再生(Reborn)
◇その為の骨子(Bone)
◇お客様のloved oneと成れるような製品作りを絶えず目指していく
そんな想いでRe-Boneはあり続けたいというのが社長の想いです。
Re-Bone=Reborn(Bone)+loved one
この様な想いの中、リボーンさんは天然の生き物の皮革の有効活用を行っています。使用している皮革は「サステナブル・ユース」となる天然皮革で、どこで採れ、どこでなめされたかわかっているものです。
また、エアコンの設定温度や照明など省エネルギーを意識し、実践しています。さらにレジ袋は紙袋を使用、環境に配慮が深い社長です。

【リボーン店舗情報】
エキゾチックレザーの真価は触れてみないとわからない。ということで、2019年7月より店舗を蔵前にオープンしています。店舗では全種類のRe-Bone製品に触れることができます。また、製品になる前の様々なレザーにも触れることもできます。レザーによって全く異なる触り心地はネットで見ているだけでは判断できないとのことです。店舗に立ち寄り、自分好みのレザーを見つけてみるのはいかがでしょうか?

オーナーの高島成央さん

1992年から放送されている日本テレビの長寿番組『ぶらり途中下車の旅』
「京浜東北線の旅」で、村上佳菜子さんが、ぶらりとリボーンにお立ち寄りされました。
2021年3月20日(土曜日)朝9:25~10:30 放送
「ぶらり途中下車の旅~京浜東北線の旅~」
https://www.ntv.co.jp/burari/articles/2272y4soa336ltbgo81.html#spot04

村上佳菜子さんと高島さん

https://rebone.tokyo/

蔵前の店舗の入るビル

~店舗情報~
営業日・平日       12:00 ~ 18:00
・土日祝日 11:30 ~ 18:30
・定休日  月曜日(月曜日が祝日の場合火曜日)
 住所
・東京都台東区蔵前4-20-12 福谷ビル2階A室
・最寄り駅 都営大江戸線・浅草線 蔵前駅から徒歩5分程度
      東京メトロ銀座線 田原町駅から徒歩10分程度
 

SDGs宣言書

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