コペンの雨漏り?の話 その3
その2のつづき。
その2で水が浸入して溜まっているおおよその場所が判明し、無理やりかつ少しづつですが排水もできていることが確認できました。ですがこのままでは侵入経路が不明のため、雨が降る度にチャポチャポとまた水音に悩まされることになってしまいます。
とりあえず、トランク等の他の箇所から侵入した水が移動してきたものではないと仮定して経路を探していきます。この時点では、おそらくステップ周りについていたパーツを固定するためのクリップ穴等から侵入してしまっているのではないかと考えていました。見た感じでは塗装がハゲたり亀裂が入っていたりすることはなかったので、そういった穴からの侵入が最も可能性が高いのでは、ということです。
ステップ上部はカバーがついており、クリップで固定されています。
ですが、ドアを閉めたときにはこのカバーの上にはドア内部からの排水がモロにかかるので、このステップ上部の穴からの浸水は想定されたものであり、ここから水が浸入しても排水経路は確保されていて、水が溜まるものではないと考えられます。
となると次の穴は謎の樹脂カバーを外したところにあった穴になります。あのカバーは一体なんのためについてたんだろうね。
結果から言うとこの二つの穴も多分違います。暗くなってからライトを当てて、どの穴が同じ空間とつながっているかを確認していたところ、ステップ上の穴とこの横の穴は内部がつながっていました。とすればここから入った水もしっかり排水されることになります。他にもライトを色んな角度から当てて推測した内部構造を以下に示します。
う~~ん。じゃあ一体どこから浸水しているんだ…と車の下に寝っ転がって観察していたら、他にも水滴が落ちている箇所を発見しました。
以前見たときはゴムの部分から水が落ちているだけのように見えたんですが、どうやらここからも水が出てきていました。でもこれ、見た感じだと元々あったものではなく、錆びが進行してできた穴のように見えます。最悪じゃん…。
車体後方の同じ箇所からも滲むように水が出ているのを後日確認しました。じゃあ水がこの中にあるのは確定か…と思って水に触れられないかと丸ゴムを取った穴に指を突っ込んでみました。するとすぐ穴のすぐ左側に鉄板があり、空間が隔てられていることに気付きました。
(。´・ω・)ん?じゃあ水はどこにあるんだ?ステップ内にあるのは確実、さらには下部のどこかに溜まっているのもほぼ間違いありません。この仕切りの右か左かに存在していることになります。実は鉄板の隙間からの滲みに気が付いた日は、下部のゴム穴からの排水はほぼ確認できませんでした。なので、あくまで推測ですが、この仕切りの左側の空間に水が溜まってしまっているのではないかと考えられます。
じゃあなんでゴム穴からも排水されていたのかということになるんですが、これも多分、たぶんこうなんじゃないかという推測ですが…
以下推測になります。
まず、前からずっとこのステップ内部には浸水しており、今回の大雨で音がするほど大量に溜まったことで初めて気が付いた、ということが前提になります。湿気がある状態が長く続いていたため、内部の仕切りは当然錆びが進行し、どこかに穴が開いてしまったのだと思います。
それで、本来は①の左側にあった水が加減速の際に移動し、一部が②の右側のゴム穴のある方へ移って排水されたのではないかと。
考えうる限り最悪のパターンです。というかもうほぼこれだと思います。もはや侵入経路とか言ってる場合じゃねえ。
侵入経路は不明。排水も(ほぼ)できない。おそらく内部は錆びて朽ち果てている。侵入経路は切開しなければハッキリわからない。\(^o^)/オワタ 鉄板の隙間から滲んでいるということは、やはり本来そこには水が入ってはいけないわけで、しかもそのせいで既に内側から浸食されて穴が開く程には錆びが進行している証拠です。
侵入経路も結局不明です。ステップにある穴から水が入っても、おそらく全てキレイに排水されます。まだ実際に水を流してテストはしていませんが、後日試して確認してみます。けど穴を覗いた感じだと、ほぼ錆びが見当たらず、水が通った跡のような筋が確認できたので、上部と横穴からの浸水は問題ないで確定していいと思います。
後日また水を流して排水経路を確認したり、ファイバースコープでも買ってステップ内部を可能な限り確かめてみようと思います。切開はできることならして確かめたいですが、素人がごく普通のアパートの駐車場でサンダー持って車の下部を切り開くなんてできる訳がありません。しかもコペンの。リフト必須だよ!!技術も道具もないよ!!無理!!!!
万事休す様なららわだちさんとかにメールで相談してみようかしら…。
その4へつづく。
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