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なぜ長崎は面白くないと言われるのか



10月21日金曜日、どうもこんにちは
寝る前、5時間しか寝れない時は「よし、今から8時間寝れるぞ」と気分を無理やり3時間増しにする22歳Harutoです。
#まじおすすめだかんな

というわけで今日は
22歳ダンサー、映像クリエイターの僕が思う、

【長崎はなぜ面白くないと言われているのか】
について書きたいと思います。

先に言っておきますが、多少口遣いが荒いと思いますが、ご容赦ください。
後長いです。
ただ、嘘のない素直な意見です。

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【長崎のイベントに参加してみた】

今年頭の方に、
『長崎県最大のオンラインイベント』と豪語する学生が中心となったイベントに参加してみました。

参加した動機は

「長崎の学生は今どんな活動をしているんだろう」

というのを一番簡単に知れる機会だと思ったのと、

「長崎のエンタメ系のイベントを潰さないためには自分達も参加して参加者を増やさないといけない」

と思ったからです。

イベントの内容を簡単に話すとこんな感じ。

・イベント運営は学生中心、25歳以下の若者のイベント
・オンラインで応募したアート、ダンス、映像とジャンルを問わないものの中から、参加者の中で競い合う
・水辺の森、長崎県立美術館にてアート作品を展示
・オンライン上で25歳以下の6人が長崎について討論

確かに長崎県で今までになく、今の時代だからこその取り組みの一つだとは思います。

でも読んでいるみなさん、
これ、今初めて行われていたことを知ったんじゃないんですか?

「長崎最大」と豪語していたのにほとんどの方が知らないと思います。

なぜでしょうか。
ここは後から回収するとして、先にこのイベントがどうだったのかという話をします。

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では実際どうだったのか。

結論、かなりひどかったです。
#口が悪くてごめんなさい
#嘘はついていないです

理由をあげると山のように出てきますが、
根本的に一番やってはいけないことがあったのでそれについて話します。

結論からいうと、
「表現活動(数字として表せないもの)は『最大』という言葉を使ってはいけない」という点です。

例えば、
世界陸上の100m走でウサインボルト選手が9.58秒という速さで世界記録を持っています。

これは同じ土俵で数字として表され、彼が世界で一番足が速い人物だと言えるので「100m走世界最速の男」と断言できます。

しかし今回のようなもの(表現的なもの)で行われるものに関しては「最大」というものを数字で表すことができないため、ここで話す「最大」という言葉は、誰かの感想であり、「長崎で開催されている他のイベントはこれ以下だ」と言っているようなもの。

これをしてしまうと
「あ、長崎のイベントはこれ以下なんだ」
「なんで最大なの?」

と意見が出ます。
#げんに僕はそう思う

おそらく、「長崎を盛り上げるぞ」という思いでイベントを開催していると思いますで、僕もすごく嬉しいのですが、

これではイベントの効力が逆手にでます。

何を思って「最大だ」と言えない限り、

最大という言葉は使ってはいけないということです。

もし仮にイベントを盛り上げていきたいのであれば、

イベントの方向性を定めるのは当たり前ですが、それと同時に、参加者の気持ちを理解するというのも絶対に必要なことです。

長崎のクリエイターを増やしたり、大きくやりたいのであれば、

今から始める人を増やすことよりも、今いる人の中から「離脱者を増やさない」ことに視点を向けるべきです。

こういう「気遣い」に力を抜くと、クリエイターや表現者の人口は確実に減ります。

この手のイベントで運営側がしないといけないことは、

「参加者の環境づくり」になります。

では本題に触れていきます。

【長崎はなぜ面白くないと言われるのか】

もうここまでお読みの方からすると大方予想がつくところがあるかと思います。

結論、面白くないと言われる理由は

「その言っている人が今おもしろくないから」

です。

僕が参加したオンラインイベントの中でこんな話がありました。

「長崎が面白くない理由は環境が整っていないからで、何かしたくても県からお金も出ないし何もできないんだよね」と。

上記の記事を読まれた方だと理解できり話だとは思いますが、これに対して僕が思うのは

「環境のせいにするな、自分達の実力不足だろ。」ということです。

まず、環境について。

人はよく環境にせいにしがちですが、それはただの言い訳でしかなくて、いわば『実力不足』です。

僕らには都合よく、めちゃくちゃわかりやすい例があります。

「コロナ」です。

コロナが世界中に広がった時、世界は一時的に止まりました。これに関しては、「誰も知らない未知のウイルスが襲来してきた」というので仕方がなかったと思います。

その時の僕も親から
「世界中が止まっているんだから焦ることはない」
と言われたのをすごく覚えています。

しかし同時に僕はこう思いました。
「今、すごくチャンスじゃね?」と。

世界が止まっているのであれば、今は世界が与えてくれた準備期間で、
「今のうちの能力をあげよう」と決断し、すぐに行動しました。

(何をしたのかは長くなるのでまた今度)

そしてそれから、世界は行動を自粛され、「コロナの影響でできない」ものが増えました。失う機会が増えたということです。

しかし同時に人は何かができないと

「コロナでできなかった」
と言える『言い訳』を手にしました。

この効果は破壊的で、聞いた人のほとんどが
「あー」と納得するという、いわば
『最強の言い訳の一つ』です。

しかし、それで断念、もしくは後回しにしている方々が今崖っぷちに立っています。

ようはいまだに環境のせいにしてしまっているということです。

コロナが現れて約2年半が経ちました。

もう世界は「その上でどう行動するか」というのを見つけていて、体勢をとっていますが、言い訳をする人はいまだに言い訳をしています。

なぜ言い訳をするのか、
お分かりだと思いますが、

「実力がないから」です。

人はめんどくさいことから目を背けようとしますが、条件が同じ世界(業界)の中、結果を出せている人がいます。

その存在をどう説明する?
いつになったら実力不足だと理解する?

これは僕も同じで、完全に実力不足です。
しかし、素直にそれを認めない人が多すぎる。

要はみんながしている綺麗な部分だけをなぞって、根本的に大切な本質のめんどくさいことに目を向けていないということです。

ここでの本質というのは『しくみ』です。

しくみさえ整えれば、
何もない環境から新しい環境を作ることが可能ですし、資金を作ることができる。

大切なのは、
今ある環境の中でどうやって最大の結果を出すかであって、

自分の実力から目を背けて
環境のせいにしたり、モノのせいにしたりするのは何かをするうえでは間違えています。
#iPhone画質で世界を取っている人もいる

もっとも、
「長崎が面白くない」と言っている人は長崎の人であって、県外の人は「素敵な場所だ」といいます。

街を作るのは長崎の人です。「面白くない」と意見があるのであれば逆を言うと、
「面白くもできる」とも言えます。
#げんに僕は面白いと思うから4月から横浜から長崎に引っ越しました

そしてお金について。

企業や地域団体、県がお金を出してくれることは「未来に利点があるかどうか」で、ようは「利益」や「面白さ」です。

面白くなければお金を出してまで協力はしません。

僕自身もプロジェクトの計画の段階でうまくいかずに白紙になったことが多々あります。
その中に「コロナ」という文字が入ったものもありますが、僕はそう捉えず僕の実力不足だと捉えています。

#だって
本当にコロナが原因ならコロナの問題が浅くなった時点でできるはずだから。

これらを理解できない限り、
地域の活性化は行えません。

そして頭の方に話した「なぜ僕らがこれを知らなかったのか」について。

答えはシンプル、広告に時間とお金と知識を使っていないからです。

せっかく素敵な作品が集まっているのに、
届かないとなると意味がありません。

多くの人が勘違いしていますが、
この手の「完成」というのは、
『ものができた時点が完成』なのではなく、
『人に届いて初めて完成』と呼びます。

僕が作ったオフライン以外の作品は全て未完成品です。

【そして最後に】

世の中で大事なことは『価値』があるかどうかで

どんなに努力をしても、それを求めてくれる人がいなければ意味がありません。

仕事というのは
人がめんどくさくてしないことやできないことにお金が発生して、価値を生み出します。

この前中学生達にも少し話したのですが、
仕事とは価値を創造するものであり、手を動かすことが価値になっていた時代から今は価値を創造することが仕事になっています。

価値を創造する行為が伴って初めて仕事です。

長崎や何かを盛り上げたいのであれば、
特殊分野で圧倒的な実力を手にするのがシンプルで最短の道だと僕は思います。

今自分に何が必要で何が優れているのかをまず判断することから始めてみると

意外と面白くいくかもしれません。

長くなりましたが、
僕の意見はこんな感じです。

集まった作品はどれも素晴らしかったと思います。美術館にも作品を見に行きましたが、美術館の空間と作品があっており、1時間ほど滞在しておりました。

運営の問題をしっかり整地すれば

今後はもっと素晴らしいイベントになるかと思います。

毒舌で申し訳ございません。
一個人の考えとして捉えていただければ幸いです。

皆さんで協力していきましょう。

現場からは以上です。

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