息子が小学１年生の頃。

私は働いていたので学校が終わると息子は学童保育へ。

仕事が終わるとちょうど学童保育が終わった時間で急いで帰宅のためバスに飛び乗った。

もうすぐ自宅最寄りのバス停に着くな、と降車ドアに近寄り降りる準備をしていたら、学校の前を通り過ぎて息子が１人歩いているのが見えた。

目があった。息子が走り出す。

もうそんな光景を見たら私は胸がいっぱいに。

早くバス停着いて！早く停まって！あぁそれよりもあんなに走って転んだりしないかな大丈夫かな。

少し先でバスは停まった。

息子が走ってくる方向を向くと大きなランドセルを揺らしながら一生懸命走ってくる我が息子。

なんとも言えない「はああああ」って気持ちがいっぱいで、小走りに駆け寄りつつしゃがんで両手を広げて構えてみた。
そう、ドラマの感動の親子再会シーンのように。

そうしたらそれまで一生懸命走っていた息子が広げた手の先１mくらいのところで急にストップ。ビタッ！！っと。しかもちょっと横向いてる。

えええええ…

もう一歩こいよ（泣

なんでそこまできて我に返って照れてんだよ（泣

この広げた両手はどうしてくれるんだ（泣

近寄って行って「おかえりーーっ！！」ってぎゅーっとハグしてやった。息子は照れてるけどそんなことはしらん。母のこの愛情を受け取りやがれ（笑