見出し画像

2022年ジャンプ47号感想(『HUNTER×HUNTER』連載再開&読切『恋の曜日の世崎さん』『龍と僵尸』掲載&『ALIENS AREA』連載終了号) #WJ47

最近よく見ている動画。
早く最初の大統領に見てほしい。

アンケ

アンケ三銃士:ハンター、サカモト、高校生家族
希望の商品:5
金未来杯:1

☆読切
1-A.3,6,23
1-B.11,17,19
2.1,5,17
3.1,17,19

☆ラジオ
1.3
2.2
3.8

波よ聞いてくれの影響でラジオ聴き始めました。

HUNTER×HUNTER

真っ当に面白い…ハンターは面白くて当然だろ!いい加減にしろ!忌憚のない意見、最近(?)のハンターは風呂敷広げすぎ・全体把握し辛い・893乱入でウンザリしてて、今回連載再開してもあまりモチベ高くなかったんですが、なんとか熱を戻せました。

4年ぶりなので「なんで893とヒソカが関係してんだっけ?」「レベル??」とすっかりド忘れしちゃってるんですが、今回そんなのは無視しても読めた上で面白かったです。『シンプルにプロらしいバトルが出来ていた』だけで満足度高いからだと思う。

元々ハンターは脇役でもプロメンタルがしっかりできている漫画だと認識していますが、ヒンリギさんもエイ=イ組三銃士も格が断じて低くない連中だったのが良かった。特にパドイユさんがやられやくでありながら予想以上に頑張ってたのが嬉しい!

バドイユさんはツラといい念能力といい全然強そうとは思えなかったのに、この人が手錠架けられれば他二人が狼狽えていないのもプロっぽいな、これはもしかして…?期待通りバドイユさんがドリルアームで不意打ち仕掛けたの良いっすねえ~!

バドイユさんのドリルアームがちゃんとヒンリギさんの手の甲を貫通したのも嬉しかった!地味な能力でもボスキャラに効いてて効果覿面で、全然かませくさくないんですよね。凶器になりたい彼の美学も相まって、積極的に記憶に留めたくなりました。

【狂気の錯乱-いま殺りにゆきます-】ってオーラキャパが許される限り四次元武器庫みたいだな。他にもバリュエーションありそう自由度高そうですが、リーチ短そうで使いづらそうだな!そこんとこバドイユさんの殺人美学の都合ですけど!

今週の主役ヒンリギさんも「良かったな。殺る者と殺られる者の感触、両方同時に味わえたな」と893っぽいこと言い出すと魅力的なかっこよさが映えて気に入りました。前回時点では全然想い入れなかったのに印象ガラりと変わるの巧いな~!

エイ=イ組三銃士残る二名が撤退かつヒンギリさんの能力対策に勤しんだのも良いですね。仲間が一人殺されたのは特に機に留めてない様子だけど、この冷静さがプロらしくて良い。こいつらは次にどんな行動を移すんだろうと積極的に見届けたくなった。

【てのひらを太陽に-バイオハザード-】は無機物を生物に変えて操作させる、ゴールドエクスペリエンスみたいな能力ですが、ネコカメラってかわいいな!「それじゃ録画頼んだぜ」と声かけてるヒンリギさんもなんかかわいくね?いつもこうなの?

ザクロくんが血液操作能力で生み出した血の念生物?は見た目はアメーバみたいで気持ち悪いですが、個々はまっくろくろすけみたいな可愛さはある…けど、流石に生理的にヤですね!重ちーのハーヴェストにタイムリミット付与した感じでしょうか。

リンチさんに血を潰されて「何で殺そうとしてんの?」とザクロくんが神経質なの冨樫先生らしいな。如何にも冨樫先生が好むコントっぽい掛け合いなんですよね。最初モブくせえとは思ったけど、この世界で生きてる感ある。冨樫先生だから描けるヤツだ。

SAKAMOTO DAYS

図書室めちゃくちゃにされたのに「静かにね!」と忠告するだけだわ、魚眼モードについて教えてくれるわ、受付の人優しいというか異常に見えるのはこのサカモト世界だから定期ですが、逆に楽しんでそう説です。やはりガルパンの大洗の店ばりに破壊大歓迎なんじゃね??

「傑作映画と駄作の差は何かわかるか?俺が撮るかどうかだ」の謎の説得力すげえな。メタルウルフカオスの「何故なら私はアメリカ合衆国大統領だからだ!」ばりにめちゃくちゃなんだけど、こいつならクソつまんねーの撮らんだろって信頼と確証ぱねえもん。

シンくんが洗脳マネモブズの前でうっかりデータバンク発言しちゃったのドンマイすぎるな!「〇〇言ったらアウトゲーム」でミスったような絶妙感もある!こればかりは仕方ないよね!仮にキーワードが二文字&ぎなた読み可だったらますますやべーんじゃね?

じいちゃんは清掃員やりながらウデマエは衰えない現役!もれなくカッコイイジジイ!自分が狙われると理解しながらも狼狽えない冷静さは伊達に佐藤田先生と共に生き残った格があります。スラーさんと因縁持ちだと、これ秘密を吐いてから死んじゃうケースなのかなあ。

セバちゃんがマフユくんとデータバンクの居場所を情報交換は読めんかった…!けれど極めて合理的なんですよね。良く言えば弟想いのイイヤツですが、犠牲も手段も選ばないドライキャラ。セバちゃんは味方にも悪にも属さないニュートラルポジで確定なのかなあ。

あかね噺

今回の落語パートは分かりやすい言葉遊びながらも、う~ん笑いのツボが分からないなあ…と困惑しながら読んでたんですが、前回の出涸らしの茶ネタでオッとなり、ラスト見開きでわ~痛快~!過程はこのための前フリだったのな!最後で完成される落語美しい!

正直今週はスカっとジャパンみたいではあったんですが、こういうのならアリっすわ。直接りゑん兄さんをいじったりdisったりしなくて良かった、つーかそれだと逆にダサいしね。今回間接的に宣戦布告だと主人公らしくかっこよくて燃えます。正しいギャフンの言わせ方。

肝心のりゑん兄さんは煽り耐性ゼロの小物ってオチですが、そういうの煽りカスあるあるだしな。というか、こういうのでムキになってると変に憎めなくなったといいますか。真っ当に顔は良いので、ぐぬぬってると面白おかしくなる感じ。この勢いで流れ変えましょう。

からしさんは後方彼氏面しているみたいなんだけど!?すごい理解者めいてんだけど!?なんなの!?逆の意味で心配=信頼マッハなのは期待通りでしたが、もうこのふたり付き合えばいいんじゃね!?今週も出番は僅かなのにからしさんにはほくほくさせられてる…!

逃げ上手の若君

尊氏さんの中でモザイクだった時行くんの解像度が上がっていく演出スゲエ良かったです!これ尊氏さん視点だったら、自分が討つべき黒幕の正体が判明して盛り上がるヤツっすよ!ミスマッチなくらい令和のゲーム的演出ですが、こういうの興奮する!

尊氏さんといい、徐々にネームド死亡だと知り曇っていく斯波くんといい、今週は敵側視点で読んでみるとかなり臨場感とマジ感があったんですよね。時行くんの影響そして彼の存在が知れ渡ることで盛り上がるだけでなくゾワゾワするんです。

ワンピース

赤犬さんの言葉に心底共感しかなかった回でした。予感はしてたけどここで場面転換~!?ローさんvs黒ひげさんの集団戦とか船ごと爆破というセオリー通りの作戦とか見たいのに~!途中黒ひげさんやられたときはアレ?となりましたが、期待通りの面白さですね…!

ローさんと黒ひげさんのレスバも強者ならではのソレで読んでてゾクゾクさせられました。「全員能力者=全員海弱点」に対し「弱点より理があるのが悪魔の実」と言い張るのいいな!デメリットを顧みずに黒ひげさんには頑張ってほしくなれたよ!

黒ひげさんブッ刺されたのはあんまりかっこつかないんだけど、逆にそこが愛しい気がする。今回に部下に世話焼かれているのも日頃こうやって突っ走るお茶目な一面が見られるのかなあ。この前の女ヶ島での回想もですが、黒ひげさんは妙に人間臭くて好きなんだ。

ローさん♀に次いでルフィ70さい尾田先生最近ほんとどうしたんですか!?SBSネタ次々逆輸入とかフットワーク軽すぎて最終章だからノリノリなんですか!?なりますねえ!「70さいこの歳だから描いちゃお」という突発性を強く感じる!にしてもガープじいちゃん似だな!

若ジンベエさんは「昔はそりゃあこうでしょうね」と解釈通り極まっててすごいな。最初ゾロが魚人特性付与されたのかと勘違いしたくらいゾロ似だなあとびっくりしましたけど!仮にブルックさん若返らせても皮は戻らず骨格と髪型が変化なオチでしょうか。

エッグヘッド編は劇場版みたいなノリだなあと思っていたので、衣装チェンジすると本格的っすね。ナミさんのSFファッションほんとかわいいな…スペースチャンネル5ってくらいに歌って踊りそう。ロビン姐さんはメトロイドの新作みたいな強キャラ感あるな!

僕のヒーローアカデミア

ここにきて異形差別ネタは、これは以前から避けて通れないネタではあったんですが、覚悟はしていたけど前回までクッソ盛り上がってたデクくん鬼つええ展開からクールダウンですね。障子くん、口元のマスク外すとえらくイケメンでもうこれデフォでいいじゃん!

1ページ目の回想って最初スピナーくんだと思ったら障子くんというミスリード狙いでいいのかな?今週で彼の印象がガラリと変わりましたが、まあトラウマから口元塞ぐのも無理はありません。となるとこりゃあ次回はオリジン回スタンバっていいんですね!?

アオのハコ

姉弟だと勘違いされる日が来るとは全く想像もしておりませんでした。いや全然おねショタだとは思わないし、寧ろ先輩後輩関係以外の何者でもないのですが、けれども姉弟扱いすると唐突に距離感縮まった感がマッハなのですが!千夏先輩コメントは!?

菖蒲ちゃんが村岡くんのナイスプレー褒めてくれるのモチベ高まって素直に嬉しいですよね。まあこれで図に乗る危険性?もありそうですけど、好きな人の為に頑張るのも乙なもんです。これはこれでBSS案件になるかと思うと切ないですけどね村岡くん…

雛ちゃんも大喜くんの返事待ちガイルとかほんとに大丈夫なのか!?気持ちはわかるけど!けど、それはそれでこの子もBSS案件になっちゃいそうだよ!?慎重派でちょっと不安だな~。大喜くんも距離感遠ざかってるし、なんだか似た者同士ですけど。

大東京鬼嫁伝

うーん…みゃーこは残念キャラ路線っぽいんですけど、今のところ好きになれる要素が見つからない。みゃーこに悲しい事情は「あっそっかぁ」くらいの感想しか湧かなくて同情しづらかったですね。ぽんこつにしても「愛すべきバカ」の領域に達してほしかったです。

恋の曜日の世崎さん

実は今回の金未来杯で唯一楽しみにしてました。察しの通り絵柄がかわいくて魅力的だから。もうそんだけでどんな漫画なのかなと楽しみなのポイント高い。センターカラーからもうかわいー!「無限世崎さんで読者をオトしたる!」という波動を感じる!

まほらば難民救済漫画だこれー!?曜日ごとに人格が変わるので全然システム違いますけど!センターカラーは曜日だから七人のナナならぬ世崎さんがいるってわけかあ~!タイトルがヒントですが、あ~くそ!気付きたかったぜ~!当然褒めてます!ええ!

曜日性格チェンジシステムというフックが強くて、一体どんな七人七色の世崎さんが見られるんだ!?期待通りかわいかったので満足だしこれでもう良いんですけど、でも後半どうなるんだろう??そこで本作の結末をどう迎えるか気になったのもフック強いです。

後半のぶっ飛んだセカイ系…のような展開については、正直「なんだこれ」って感想でした。設定からしてファンタジー入ってたから全然こんな展開になってもおかしくはないんですけど、予想以上にぶっ飛んでて気持ちの整理が付けづらかったと言いますか。

後半は各性格を活かしたり、七人全員悪魔合体というぶっ飛んだバカ展開やってたりと、楽しませる意気込みは感じられてすごい好感持てたんですよね。笑っていいかどうか悩んだけど!でも最終的に「なんだこれ」という感想が念頭に置かれまして…!

まあでも、後半の「なんだこれ」な展開も含めて楽しかったですよ。最後まで飽きずに読めた。なにより世崎さんはかわいかった。ガチ恋化を目指してほしかった。将来性と企画性はとても良いので、支持します。因みに金曜日の世崎さんが好きです。

高校生家族

沖縄。OKINAWA!?おきなわ!?沖縄修学旅行マッジィ!?余裕で羨めるんですけど!まじで!?まじでいくの!?変な台風展開で中止になっtt展開鬼はええええええええ!!!!も、もうちょっとゆっくり前日の準備とかおやつ決めとかしていいのよ…!

修学旅行は1,2を争う楽しいイベントですからね~、導入からテンション余裕だぜ!ぼくは沖縄行ったことないので今でも憧れです。代わりにぐらんぶるとかで沖縄気分味わってます。因みに仲間先生は沖縄出身です。沖縄のプロじゃ~ん!沖縄描写の説得力最強かよ!?

沖縄到着後早速はしゃぎまくってる親父に共感しかないぜ!きっとぼくもこうなるに違いねーもん!家族からすれば恥ずかしいですけど、最高に高校生やってて微笑ましいもんなあ。なにより現役時代高校行けなかったから、壮大にはしゃいでほしくなるんすよ。マジのガチで。

いちおう光太郎くんが幼少期の頃に家族旅行で沖縄へ行ったことがあるとのことですが、色々プラン等異なっている修学旅行とは全然違いますからね、見たことある景色でも気分変わるハズ。この様子だとあと3話ぐらいなのかな。ぼくを沖縄へ行った気分にさせてほしいぜ!

アンデッドアンラック

やっとループか…ここまで予想以上に長すぎて「いったいいつループするの??」とフラストレーション溜まってたんですが、それはそうと今週の覚悟完了風子ちゃんはイケメンすぎて良かったです。これじゃあもう風子さんだよ!

ギンカとリューナ

突然ギンちゃんがNTRされた4ページ後に一転攻勢仕掛けるこのハイスピード展開で笑っちゃったよ!攻撃仕掛けただけでまだ辿り着いてないですが、行動早い!グダグダさせないつくりはいいです。よく見るとカルラ様部下二人を巻き込ませないよう瞬時に助けてるな。いいな。

ウィッチウォッチ

久々の長編シリアス!あまりにも久々すぎて逆に「あれ?本筋は大丈夫なん…?」と気になってたよ!一話完結回のクオリティが鬼パネェので「まあいいか!!よろしくなあ!」の精神にもなってたけど!長編シリアスと言われると身構えるクチですが、フックは十分ですね。

いつもと違う雰囲気だけどこの人がニコちゃんたちに接近だな、やられやくのDQNなんか憎めねーな、ハエ箸で掴んだだけでも十分おかしいな、でこいつは流浪の鬼あっ(察し)といった具合で食いつくように読めたのは強みです。波乱の予感しかなくて次回以降読むの怖いな~!

モイちゃんが嵐さんとの久々の再会に喜ぶも、嵐さん闇堕ちした悲しい過去持ちの予感しかしね~。計画云々から「な~んちゃって☆再会嬉しいピョ~ンてへぺりんこ」とすっとぼける予感もしね~。とりま刀を箒にした魔女はうろミラ新キャラ疑惑かけられればいいと思うよ!

僕とロボコ

ボンドくんのニューヘアスタイル変えるだけで少し大人っぽく見えるな。そろそろ中学進学も近いですけど、最後の髪型はソレっぽくイケイケになったみたいだった。ボンドくん汚い要素もあるけど、これは女子からモテてもいいオーラ十分あるなって再確認。

夜桜さんちの大作戦

百パパに悲しい過去…すら知らなかった悲しい過去…いずれ描かれる機会は来るかもしれませんが、あんなやべー奴に無理に美点を加える必要はないと思います。過去すら知らないのが悲しい事実も同情しないぜ。…でももしかしたら記憶封印するほどヤバい案件説。

PPPPPP

凡才ラッキーくんの優しい子設定は個人的にはそんなに刺さるものではなかったんですが、天才の自分に軽いだの安いだの本物じゃないだのボロクロ言われてて随分と挑戦的だなあ…真に優しさを理解して浄化されてきれいな天才ラッキーくんになるのかな。

龍と僵尸

倉薗紀彦先生!?AUTOMATONとか魔法行商人ロマとか地底旅行とかの倉薗紀彦先生!?まじで!?ジャンプはたまにすごいびっくりゲスト呼んでくるから油断できないなあ…まじでたまげた。とにかく画力がすごかったです!かっこいい絵!もれなく好きイ!

17ページで上手くまとまっていた読切でした。胡散臭さ極まりない道士様の目的、金の使い道、そしてこれ以上ないだろうなってラストのタイトル回収がマッチしすぎてて美しかった。再び封印が解かれないように下手な術ではなく自己犠牲なのも徹底してて納得でした。

因みに昨年末にジャンププラスに掲載された読切もキョンシーものです。読んでみたらジャンプラのほうが少年漫画らしい作風・バトル盛りでびっくりしました。今作はハルタあたりに載ってそうな青年漫画の作風だ。いや良いんですけどね新鮮な読み味だったし。

マッシュル

かませがふえた

ALIENS AREA

お、終わったアアー!?いやあでも良い最終回でしたよ!すごい綺麗にまとまっていた!豊さん自己犠牲で「えっ」ってなり、だがそれを辰巳くんがクソ長腕で捕縛し、仲間たちの力も経て無事生存となれば、豊さんが涙目で笑顔浮かべてたのはグッときましたよ!

辰巳くんのクソ長腕はもうすっかり空気ですが、カタルシス溢れる切り札だったなあ。正直今までダサいと思ってたのに、今では「お前のそれがあってよかった」ってなれてます。使用頻度高かったら使うのは読めていたかもしれませんが、輝いた使い所さんだとハッキリ言いたい。

豊さんの笑顔の涙は敢えて台詞で語らず読者に想像の余地を委ねていたのも良かったです。なんだかんだで「救われた」のは事実だし、この後物語が続けば豊さんはどんなスタンスになるのか。ここで打ち止めですが、ちゃんと彼の未来の延長線が想像できたのえらい。

終わり方も刑事ドラマのシーズン1っぽい締めで洒落てて良かったです。疑似円満じみてて好き。映画だったら後日談なくここでスタッフロール流れる構成になったんじゃないでしょうか。ByeByeの演出もだけど、やりたいことが真摯に伝わって気持ちよく読み終えられますね。

おわりました。那波先生連載おつかれさまでした。序盤は本当につまらなくて異星人のデザインもヤバかったのに、豊さん登場からびっくりするほど化けて、那波先生の持ち味が発揮された「惜しい漫画」になりました。今では好きの領域です。忌憚のない意見ってやつっス。

初めての週刊連載だから色々準備が足りなかったり、ペース掴めなかったのかなと想像できるし、今となっては美点も欠点もハッキリと分かったから「次は頑張ってほしい」となれたんですよね。後半は明らかに青年漫画寄りの作風で、やりたいこと分かったし。

個人的には「異星人が出るよりも地球人がいがみ合うほうが面白い」という稀有なケースでした。人間どもの内輪揉めになるとつまらないのあるあるなだけにちょっと珍しいよなあ。もっと言うなら最後まで異星人の設定には惹かれなかった…土偶のヤツは良かったけど。

この記事が参加している募集

マンガ感想文

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?