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はじめての人のための『電音部』

…よし!
前から書こうとしてたけど、この機会だから今書くか!

◆電音部とは…?

『電音部』とはバンダイナムコエンターテインメントによる音楽プロジェクトである。キャッチーなキャラクターデザインは輝夜月やファイアーエムブレムエンゲージ、FGOのなぎこさん等で知られるMika Pikazo先生が担当している。

大雑把に言ってしまえば、同じバンナムであるアイマスをDJダンスミュージックバトルにしたと言えばしっくりするかもしれない。が、アイマスとコンセプトは似ているようで案外そうではないし、デレステ等で楽曲コラボは意外にもまだやっていない。勿論音楽性の違いが大きすぎるのもある。因みに太鼓の達人へ楽曲提供がされている。

歌い手は声優もいれば、ディアステージ、にじさんじと方向性が幅広い。
楽曲もバンナムから参戦もいれば、あのIOSYSも参戦と知ったときは驚いた。ここも大雑把に言えば、商業企画でありながら結構自由度が高い。頻繁にイベントは開催されているし、コミケやM3(音楽同人イベント)にも参加している。

◆この記事の目的は…?

公式側も推奨していたが、はじめての人は上記のページを閲覧すれば大体こんなものか分かるかもしれない。

しかしながら、2年ファンやっているぼくからすると正直これだけで足りるかどうか不安になってしまった。初心者向けに最低限分かりやすく「こういうものがあるよ!」と簡潔によくまとまっているプレゼンだと思う。ただぼくが気になったのは、「どこから触れたらいいのか分からない」と困惑した人もいるんじゃないかと思う。

音楽プロジェクトなんだからそりゃあ音楽を聴くのが第一だし、実際ぼくもそこから触れてみたのだが、それでも「よしやってみよう」のハードルが高い気がする。正直埋もれるには勿体ない魅力的なコンテンツなのだが、現在様々な娯楽があふれているのもあってか、2年続いている現在イマイチまだ跳ねていない、盛り上がりが足りていないのがその証拠なのかもしれない。いちおう去年今年と40週連続新曲リリースというぶっ飛んだ企画やっているんですけどね。

良くも悪くもまったりマイペースで続いているマイナーコンテンツだとしても、果たして商業的に大丈夫なのか、これからも続いていけるのだろうかと流石に気になった。Twitterのフォロワー数がすべてを物語るバロメーターだと判断すべきじゃないのは分かるが、現在5.8万はちょっと少ないと思ってしまった。ぼくはあまり好きな言葉ではないのだけれど、所謂「閉じコン」と言われても無理はないと思う。

そんなわけで、この記事の目的は、少しでも新規参入ハードルを下げたい、まあぶっちゃけ販促宣伝記事のようなものである。電音部との出会いはぼくの場合どうだったのか述べるのが新規の方と同調しやすいんじゃないかと判断したので、まずはそこから触れてみたい。

◆出会いはふともも

性的搾取警察に襲われそうな見出しだが、ぼくはうそをつくのがヘタクソなので正直に答えるとほんとうのほんとうにこれでしかない。
バッサリ言うのなら、Mika Pikazo先生のキャラデザが決め手だった。

2020年11月頃。確か、ゲーマーズで電音部のチラシを見かけたような覚えがある。その時は「わあ~なにこれかわいい~」「へけっ!?Mikazo先生なんだ!」と思う程度で電音部というタイトルを知るのを忘れた愚弄ムーヴをやらかしたのだが、まあ最初から興味を持ったわけではない。
数日後、やっぱりどうも気になって「あれってなんだったっけな??」と、脳内に残されたMika Pikazo先生のイラストを手掛かりに必死で探して、「ああそうそう!これだこれだ!」と早速ググって公式サイトを開いたわけなんですね。めっちゃこだわった近未来のレイアウトに惹かれ、早速キャラページを見ると、

電音部-第1部公式HPキャラクター紹介より

! ?
ふっと!!

電音部-第1部公式HPキャラクター紹介より

ふっと!!
ふたばちゃんふっと!!

そんなわけで、ふたばちゃんのおっぱい…もだけどふとももに魅了され刺さったという、ここで新参者がブラウザバックしてもおかしくないどうしようもないきっかけがあったわけだ。

いや、まあ、だが、まあまあまあ確実に落ち着いてほしい。
キャラデで惹かれるということは超大事だ!!

まずはキャラデから知るというのも別にいいじゃないか
、と思う。ラノベで言うなら表紙買いするようなものだ。この子は一体どんな子なんだろう、実際どんな歌を歌うのだろう、どうしてこんなにふとももがすごいのだろうという興味を抱けただけでも上等じゃないかと思う。そう気にさせるフックとして機能されているのだ。

◆まずはミニアルバムを買ってみた

2020年10月から翌年1月まで電音部初のミニアルバムが四か月連続リリースされた。4つエリアがあるから四か月連続。初のミニアルバムというか、初のCD化といってもいい。
元々YouTube等にてサブスク配信された楽曲をこうしてミニアルバム化されたのだが、当時のぼくはサブスクという概念そのものを全然理解していなかったので、試聴とかせずにポチっと衝動買いしちゃったわけだ。4曲収録(OFFvoice込で8曲)で定価2,500円なので結構お値段は張ってしまうし、今考えるとすげえ衝動買いしたなと思う。

現在はベストアルバムが発売しているので、公式も初心者はこちらの購入を推奨している。ただ全曲収録ではない(ミニアルバム収録の楽曲が一部ない)ので、コアなファンを目指すならミニアルバムを買うべきなのだが、まあまずはサブスクで試聴が一番てっとりばやい。

ふたばちゃん属するアキバエリアは分かりやすいくらい主人公チームである。このほかにもライバルとして切磋琢磨し合う三つのエリアが登場するのだが、とりあえず舞台設定そっちのけでこのアキバエリアのCDを聴いてみると、

ぼくの中で新世界と新時代が展開された。

◆神曲「アイドル狂戦士」

アキバエリアミニアルバムに収録された全4曲はいずれも素晴らしい名曲だ。ヘビロテが止まらないまでもある。一曲目の「Favorite Days」は初めて聴いた曲でもあって今でも思い出深いし、時々聴いてて泣きそうになる。

だがその中で特筆すべき神曲がある。
ふたばちゃん担当する「アイドル狂戦士」だ。

あまりにも衝撃だった。
イントロからキャッチーであり、サビの盛り上がりが凄まじいノリのよすぎる名曲。ぼくはキャラデから惹かれたとはいえ、この曲で一生ふたば推しを決意した。

ジャンルとしては電波っぽいアイドルソングだろうか。リリックからもうそんな感じ。なのだが、ふたばちゃんが吹っ切れすぎててやべー曲になっているのが特徴。これ一曲だけでふたばちゃんの内面を理解できる。
この子は普段は引っ込み事案で、キャラデの時点で大人しそうな子なのがハッキリ分かるのだが、もうひとつの人格が出現してはこの曲の通り暴走するという設定を持っている。

なお作曲は佐藤貴文氏というバンナム所属のゲームサウンドクリエイター。アイマスの楽曲も手掛けており、ぼくはアイマスにはあまり詳しくないのだけれど、りあむの迷曲「OTAHENアンセム」を手掛けた方と知ればクッソ納得の極みだった。

もうイントロからコラボしてもいいんじゃないかなってくらい分かりやすいメロディだからなあ。電音部との出会いは、こういった橋架けにもなってくれたことに大変感謝している。

◆そして沼へ…

そんなわけで他エリアのミニアルバムも次々と購入し、「わ~この曲良いな~」とヘビロテ。翌年一周年を迎えた同時に発売されたベストアルバムも勿論購入したし、コラボイヤホン・ヘッドホン全4種購入したし(合計11万以上かかった)、今年6月に発売のニューベストアルバムも勿論購入したし、気が付けば結構ファンになっていたというオチである。

といっても自分、すべてを把握したわけではないヘヴィーファンではないですよ。実はまだノベライズは読んでないし、ライブ参加も視聴もしたことがない。したい。円盤は買おうかどうか悩んでいる。欲しい。沼とはいえ、ドヤれるほどすべてを語れるほどのファンではない。
だが、好きだ!大好きだ!

まとめると、電音部は音楽だけでも十分楽しめるコンテンツである。いやそれぜんぜん普通のことじゃんね?なんだか拍子抜けじゃね?ふたばのふとももを一番伝えたいだけじゃね??とは自分でも書いてて思ったけれども。
ジャンル豊富な魅力を楽曲を通し、自分のペースで更に見聞を広めるようにノベル等に手を付けるのが最良のファン活かなと思う。

今回のD4DJとのコラボに関しては、元々同じDJモノだからいつかやりそうだなって予感はしていたので、遂にかと素直に嬉しい。D4DJはアニメは数話見た程度でソシャゲもちょっとしか触れていないのだけれど、どちらとも楽しいと感じられたコンテンツなので、互いを支え合うように成長し合うきっかけになれば嬉しいな。

クソな拙文ながら、この記事で興味を持っていただけたのなら幸いです。ふたばちゃん推しが増えてふとももの良さが広まるともっと嬉しい。

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