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『ゆるキャン△ SEASON3』第6話「それじゃあまた、いつか」感想 楽しかった大井川の旅の終わり それでも思い出は残り続けるし、次のキャンプがある


◆これまでの感想

◆早朝のカナッペ

夜が明けてもリンちゃんの寝顔ほんとかわいい。このアニメもこのキャンプもこの寝顔も終わらないでほしいなあと願いたくなる。いや流石に起きないとダメだけど。

朝食はもう見るからに美味しさ保障しまくっている絶品・カナッペ!
まずラスクを焼いた時点でこのままでも十分美味しいと断言できるくらい食欲を誘われるというのに、それに加えてクリームチーズという超絶バフ素材やめて!!こんな深夜に本格的メシテロ案件やめて!!そしてこれに生ハムを乗せて完成だ!
ほんとうにこのアニメは忌憚なくメシテロしてくれてんなあ!さっきから腹の音が止まらなくなってきたぞ!どうしてくれるのよ!

というか、なんでカナッペ??あだ名みたいやな。
この機会だからこそググってみればフランス語における「長椅子」「ソファー」の意でそこから由来したらしい。なるほどわからん。な、なんでカナッペという響きになったんや。子供の頃 『刑事コロンボ』が好きだったせいかこまかいことが気になると夜もねむれねえ。

なでしこちゃんのほっこり顔が最高すぎる…!
もう先週からしょっちゅうこんな顔していますけど、全然飽きさせないくらいのかわいさと癒しを秘めているわけですよ。ほんとこの顔が好きすぎる。かわいい。ちょうかわいい。ゆるさがすごい。目が数本の斜めの線になっているデフォルメ顔だけでも多くを語りたくなる魅力と魔力を秘めている。

◆自由気ままな旅

以前からすまたすまた連呼していたので一体何事かと思ったら「寸又峡」こういう漢字だった。「すまた」では無理だが「すまたきょう」ならちゃんと変換できる。

わんこかわい~

ひなたぼっこしちゃうわんこかわい~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~!!たくさん写真撮ってあげたいくらいかわいい!!これだからぼくは犬派なんだよなあ!はーっ もふもふさせろもふもふ

わんこがひなたぼっこと思いきやあちこちフリーダムに散歩するように、なでしこちゃんも美味そうなものを見つければ即座に口に入れるほどフリーダムである。やはり伊達にカービィの擬人化呼ばわりされているだけあるな。なでしこちゃんの胃袋は宇宙だ。

足湯カフェでもメシは欠かせないなでしこちゃんマジフリーダム。まあ今回の大井川編でそれなりに歩いていたからカロリーはその分燃やせて大丈夫…かな?それにしても足湯か。この時期にまったりする分には羨めるな。ぼくもこの前の京都旅行で小休憩としてこうすりゃ良かったんや…!

それただの銭湯やんけ!!とツッコみたいのにわかりみがすごい。
あまりのぬるま湯に沼る勢いで暖かさに包まれて、なんなら足だけでなく全身こうなりたいのはマジわかりみ。なんならぼくも今すぐやりたい。意外とこういう感想書いているときって疲れるから。ぼくもこんな状態で感想書きたい。ノートPC壊れるから無理だけどさ。
あとまあ、ここでもなでしこちゃんがほっこり顔しているのが効果覿面なのをわからせてくれているな。

いつぞやのおねえさん二人組と再会。そうなる予感はしていたとはいえ、まさかここで来るとは見抜けなかった。
同じく吊り橋が目的だったそうだが、夜道にスマホのライトのみを頼りに歩いていたのはぞっとする話だな…実際照明がない夜道って想像していた以上に暗くてマジ怖すぎ案件なんですよ。マジのガチで。田舎は特になめないほうがいいぞ。
…例のミステリートンネルじゃなくて良かったですねガチでね。あれは初見殺しすぎるからな!

色気の無さも笑うが、「ちょっと男子ーなにみてんのよー」と物語ってるのか分からない表情がシュールで笑う。三人でどんなふうに撮ろうか軽く作戦会議した結果がこれなのだと思うとじわる。

宮本なでしこVS佐々木綾ちゃん あれ?逆か?

なでしこちゃんは幼少期からコミュ力鬼つええ!!なにせ初対面の同年代の子とすぐ仲良くなれちゃう子!うーんこれも納得しかないな。まずかわいいし、ぼくもこの子とは積極的に仲良くなりたい魅力が余裕で溢れすぎている。ソロキャンパーだったリンちゃんが変わっていった裏付けにもなっている。

サルナミじゃなくてサンナミ。猿も温泉につかるのだろうか。

◆夢のつり橋

いやそのままなんかーい!?

そのままだったんかーい。
てっきり幻のポケモン感覚でそう呼ばれているだけで、正式名称が別にあるのかと思っていましたわ。

「夢のつり橋」という名前の由来は、キラキラと輝く青い湖面に浮かび上がるつり橋の姿があまりにも幻想的で、夢に出てきそうだからという説があるそうです。


【静岡観光】夢のつり橋とは?おすすめの季節や撮影スポットなどを紹介

だそうです。なるほどなー。良い夢なのだろうかそれは。だってこの橋、

例によってここもカイジ橋な上に標高8m。もちろんめっちゃゆれる。こわい。だがこれ以上にやばいやつがあって、

初代『クラッシュバンディクー』の橋ステージみたいなやべースポットじゃん…

夢想吊橋は全長144m、高さ83m。
富士急ハイランドのFUJIYAMAの最高部が79mとのことなので、そこより数m高いと考えるとそりゃあ日本一怖い橋と言われて当然でしかない。現在は崩壊:夢想レイル状態なので渡れなくて正しい判断です。といいつつもそのうち修復作業やるんですかね。今のご時世だと危なっかしくて放置のほうが望ましいような。
しかしこんなやべー橋に夢なんて名付けられていると別の意味に見えてしまうぞ。それは夢の如く泡沫に消ゆ…って変換されちゃうぞ。

なでしこちゃんがうっかりスマホを川ポチャしそうになったのはマジ他人事になれなかったっすね…ただでさえスマホが浸水するだけでもヒヤリハット案件だというのに。実際そんな前例があってダメ元で回収した人はいるのだろうか。

渓流そばうまし。そりゃうまそう。以前どこかで聞いたのだが、このお魚は身がやわらかくて食べやすいのだそうだ。だからそばと合うらしい。

ゆるキャン△のNYは実に健康的である。ニーズに合っているので正しい判断です。ごくごくらくらく。なんでも美女の湯と呼ばれているそうで、男性でもTS化するとかいうイヌコの持ちネタ確定になりそうな言い伝えがあるらしい。リアルらんま1/2じゃん。

このあとめちゃくちゃ湯冷めした。
湯からあがってすぐに着込むと体温上昇により汗が出るやつ。うーんあるあるだ。まあなかなか体のほてりを冷ますのって意識しないからな、こういう長旅だと。

◆塩郷の吊橋

うおすげ!本当に民家の屋根が見えるんだここ!
なんかこういうのも縦スクロールアクションゲームのシチュっぽいよなあ。洗濯物干している姿が見られると日常と非日常が悪魔合体しそうだ。例によってここもカイジ橋だし。

ゆずり合う為のすれ違いポイント搭載。こういうの良いなあ。ちょっとしたコミュニケーションを図るのに最適だ。「どうぞどうぞ」「いえいえどうぞどうぞ」なダチョウ俱楽部ムーヴも発生しそうだが。

こういうの考えちゃうのわかりみありすぎるな…!
後退すればええねんと思ったが、混雑するシーズンが停滞しそうだ。道路工事の交通誘導員みたいな人を設けたら少しはマシになるのかな、この場合。

SL撮り逃して涙目だったけど、気にせずいぇいと自撮りするなでしこちゃんかわいい!後でお父さんにSL合成してもらおうと楽観的になるなでしこちゃんのメンタル鬼つええ!!

鉄道について熱く語っているなでしこちゃん。意外と言えば意外だが、お父さんの影響なのだろうか?幼少期にSLに乗せてもらってウキウキしまくっていた存在しない記憶が脳内形成余裕すぎる。

◆蓬莱橋

楽しいキャンプはいつか終わってしまう。電車の都合もあるし、綾ちゃんは一足先に帰還。なあに、次がある!

と良い感じのムードになったらやっぱり帰りたくないと駄々こねるのわかりみ!ぶっちゃけもう一話延長してもいいくらいですからね!流石に長いから今週で節目はつけるべきだと理解してますけど!
しかし帰り道は2時間かかるって、東京⇔京都を新幹線で片道する同時間か…そりゃしんどいっすわ。

まあ結局のところ、ギネス認定もされている蓬莱橋で旅の締めを納めるのであった。富士山が絶景すぎる。橋自体安全だそうだし、ここでひとつ余韻を味わうのもいいのではないだろうか。

遂に別れの時。グータッチを交わして三人全員ゆるゆるな表情で、これでもう惜しむことなく旅を終えられるだろうとこちらも気持ちの整理ができた。なんかもう「じゃあ明日もよろしく~」ってキャンプしそうなムードだったな。

◆帰宅

午後9時。
他二人は帰宅し、なでしこちゃんは夜道をひとり歩いていると…

「橋を渡ったら、家だ。このキャンプももう終わっちゃうけど…」

これが「さみしい」という感情なんだな…と改めてわからせてくれる。楽しいキャンプが、この一日が終わってしまう。あとこの3期は今週で折り返しになっちゃったよ。4期5期立て続けてやってほしいなあ定期。

「思い出はちゃんと残るよね。次はどこ行こうかな」

わかりみがすごすぎるな。先週京都旅行したぼくもたくさん写真を撮りまくったから思い出を見返せるし、帰りの新幹線で次はどこ行こうかなと予定を立て始めている。今週はこのしんみりとくるBパートの締め方がすごく良かったですね。
なでしこちゃんがひとりになったことで、あーこの「帰るまでが遠足です」と意識したいのに徐々にいつもの日常に戻ってきちゃったんだなあというもどかしさがぼくの中にあった。だけど、「なくならない思い出」「次という目的」を提示することで大分喪失感が緩和された、前向きにまっすぐおうちへ帰れるなという希望になれたなって思う。ぼくもそんなポジティブシンキングでありたい。

◆Cパート

帰りが遅くなったのはお姉ちゃんの為にわざわざ掛川まで行ってハンバーグを買ってきたそうだが、その実通販で買えるオチ。お、お土産ってその場で買ってお店の紙袋ごともらうのが醍醐味だよね!?うーむ、通販はすごく便利なんだけども、やっぱり趣優先でありたくなるなあ。

!?
いきなりあきちゃんが第五の壁破ってきて何事!?

2話以降出番がなかったのを機に、次回はヤケクソキャンプをやるぞというちょっとした予告。まさか本作でこういうのを見かけるとは…Bパートラストのしんみりした空気が吹っ飛んじゃったよ!
来週もぜってぇ見てくれよな!見まァす!

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