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2023年ジャンプ40号感想(読切『ハコイリお嬢とグータラ執事』掲載&『人造人間100』連載終了号) #WJ40

最近よく見ている動画。
正月以来レトロ自販機に行ってないので、そろそろどこかしらへ行きたいっすねえ。


鵺の陰陽師

今週は20作品中12位。普通だな!来週から今月いっぱいは新連載三銃士がはじまるし、その翌週(10/2)はアンデラアニメ放送記念だろうし、1巻発売記念表紙&巻頭カラーはきびしそうかな…センターカラーはもらえそうです。でもこの際だから巻頭もぎとっちまおうぜ!よろしくなあ!

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『眇の鴉合』の固有能力はポジションチェンジ!ゴレイヌさんだ!代葉ちゃんが3人分にはならないけど!そんなASMRこいよ!初見殺しとして有効だし、数羽召喚できるからその分ポジチェンの選択肢が増えそうです。能力が割れてもどこに潜伏したのか疑心暗鬼状態にできそうで面白い。

このゴレイヌ能力を「いい能力」とコメントする鵺さんマジゲーマー。代葉ちゃんは仲間入り確定なので、今後夜島くんとタッグ組ませる際は指定のタイミングで行うようにアドバイスしそうです。それこそ『ゼノブレイド2』のヒカホムに近い感覚でチェンジさせるんじゃねえかな!

シルエット串刺し演出もめちゃくちゃ格ゲーっぽい!川江先生は本当に格ゲーが大好きだな!超必出したわけじゃないっつーか別にトドメ刺したわけじゃないのに、もれなくソレっぽく見えます。まあ今週時点の夜島くんはライフバー1ドット残っているかどうかボロボロではありますが。

今週も涙腺破壊させやがるなあこの漫画!「藤乃さん(ともだち)を助けたいんだ」!『藤乃さん』と書いて『ともだち』と読む!!夜島くん鬼かっけえええ!!このまま代葉ちゃんを口説いてハッピーエンド突入しにいこうぜ!!こんなの夜島くんの好感度爆上げやんけ!!最強かよ!!

夜島くんが代葉ちゃんを友達扱いしてくれたのは実はあまり意識していませんでした。異性だからかもしれません。が、言われてみれば確かにです。一緒に帰ったりラーメン誘ってくれたり海で親睦深めたり、なにより自分のトラウマを祓ってくれた恩人です。十分に友達の関係でしょう。

「身の程なんて知っても知らん!」もカッコイイ!夜島くんは代葉ちゃんを助けたくも実力では敵わず身の程を知らなかったと自省していましたが、今もその上で「諦めなくたっていいだろ」「何度も立ち上がらせてくれたっていいだろ」は強く共感できます。凡人だからこそカッコイイ。

まだまだしぶとい夜島くんの言葉に怒りを露わにした代葉ちゃんは、ごめんなさい最初笑ってしまいました。だってイケメンすぎですよこのツラ!この代葉ちゃん漢女(おとめ)ですよ!遊戯王じみた顔芸ですよ!全然こうなっても構わないんですが、ちょっとガンギマってましたよ!

今週も感情爆発しまくり代葉ちゃんが情熱に饒舌やんけ!ヤンデレの女の子に死ぬほど愛されて眠れないCDみたいやんけ!実のところ、夜島くんへの嫉妬でした。そりゃあヤンデレの波動を感じたわけだわ!全然関係ないけどこのヤンデレCDのジャケットも代葉ちゃんみを感じるNE!

鵺の陰陽師外伝(予定)

代葉ちゃんの夜島くんへの嫉妬心。前以て代葉ちゃんの境遇が散々なのは分かっていましたが、確かに彼は十分恵まれています。鵺さんから力を貰い、膳野くんと愛すべきバカどもに認められ、可愛い先輩とLINE交換し、オカルト部でゲーム…身近な普通の幸せです。羨んでいいでしょう。

散々やべーと擦られまくりな第2話は今回の布石な重要回だったのです。夜島くんの力は膳野くんたちにはバレてないが、活躍を認めてくれたのってやっぱりデカいんですよ。一方代葉ちゃんは全然褒められない。「よくやった」と言われる程度。八つ当たりとはいえ、嫉妬していいだろと。

「代葉ちゃん嫉妬しちゃう子なんだ!?」とびっくりしましたが、嫉妬心は最初からあったわけではなく、生まれ育った感情の副産物だと思うんですよ。本来鵺と契約するだけの任務なので、普通の学校生活とか最初無関心だったのではないかなと。そこはハゲの誤算でしたね。うぇ~い。

代葉ちゃんは喫茶店で色々頼んだり、放課後ラーメン誘ったり、水族館に行きたかったり、やはり普通の女の子らしくなりたかったんだろうなと。それがこれまでの数々の行動で示されていたから大分溜まっていただろうなと。もうあれもしたいこれもしたいと正直に言っちまおうぜ!

「鵺くらい…大事なもの一つくらい私に頂戴よ!ねぇ、夜島学郎!!」代葉ちゃんのやりきれなさが表れている台詞。鵺くらいとか夜島学郎と初めてフルネーム呼びとか、ここまでして訴えたいほどに勝ちたがっているのがめちゃくちゃ伝わります。代葉ちゃんにも共感できるの鬼つええ。

後方お兄ちゃん面の狂骨さんが見事にぼくとシンクロしてる!!先週感想でも述べたけど、ぼくは代葉ちゃんのクソデカ感情にカタルシスを覚えたくらい嬉しくなりましたからね。そりゃあ狂骨さんも嬉しく楽しくなりますよ。幼少期から共生したからこそ感慨極まっている筈です。

「影を取り込むなら影の無いところまでぶっ飛ばせばいいじゃない」とスマブラ感覚で旧校舎の天井ブチ破ってまでスマッシュ!こういう「そんな空中戦にも展開しちゃうの!?」なゾクゾク感大好きです!夜間なら最強じゃないかとは思っていたが、空中なら確かに影はない…!

今回のバトルフィールドは旧校舎全域とはいえ、結界はどのくらいの高さまで張ってあるんでしょうか?まあそのへんは考慮しなくてもいいか。あと二人を視認できる陰陽師が目撃して今後の展開に関わったりするんじゃないかなと思ったり。皆が気付かなくてもぼくには分かる。

鴉数羽を盡器に纏わせてのロングリーチスマッシュも格ゲーっぽいです。シンプルな高威力技、但しゴレイヌやサポートはできない的な。代葉ちゃん多芸で、夜島くんでも敵わない強敵である説得力ありますし、なによりギミック性が面白いです。様々な形状変化もできそうですよねこれ。

約束された結末。そしてあまりにも美しすぎるサブタイ回収。勝因は空中でも自分自身が月を背後にして代葉ちゃんに照らされた「学郎の影」でした。最高の一言です。最初ドストレートサブタイじゃんと思わせて、別の意味でドストレートに予想以上に面白いアンサーが出てくるとは…!

今回の決着の満足感がすごかったのは、夜島くんが自身の影を勝因のカギにしてくれたことなんですよね。能力の発祥は鵺さんだけど、活かすも殺すも本人次第。鵺さんは想定内かどうかも気になるところです。…いや上空までスマッシュはまず想像せんわ!そこから臨機応変すぎるわ!

「藤乃さんが足りないものを俺も一緒に探すよ」発言だけでも十分プロポーズだってのに(はよ付き合え)、「藤乃さんの使命は俺がもらう」抱けえっ!!抱けっ!!抱けっー!!抱けっー!!抱けっー!!抱けっー!!抱けっー!!抱けっー!!抱けっー!!抱けっー!!抱けっー!!

「私は…羨ましかった。貴方のこと」ちゃんと言えたじゃねえか。そりゃ羨ましいでしょ。聞けて良かった。ぼくの心のFF15三銃士が歯車のように噛み合った瞬間です。もっとバンバンやりたいこととか言ってもいいけれど、この一言だけでも満足です。その一言が欲しかったんだ…!

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2巻分終了。マーベラスで爆笑した二か月前は「こんな濃い回あと残り7話も収録すんのオ!?」とたまげていましたが、代葉戦共々終了すれば嵐が通り過ぎたようにあっという間でした。1巻分丸々代葉ちゃん絡みですが、修業の側面もありましたし、大変マーベラスな出来でした。

この夏はどっぷり代葉ちゃんの沼に浸かりまくりで楽しかったです!夜島くん共々、大分魅力的なキャラになりましたね~。もっとこのふたりを見ていたいから、丸々一巻分費やして全然良かったわけです。が、これからが本番でしょう。友達以上の関係になるのかどうかマジ楽しみ。

今後の展開にも期待したくあるも、実は怖かったりします。次回以降このクオリティを維持できるのか?丁寧にドラマを築ける技量があるのだから現在の高評価がありますが、色んな意味でハラハラさせられます。それでも川江先生は期待通りのものを描いてくれると信頼しております。

ワンピース

クザンさんとガープおじいちゃん然り、戦桃丸さんと黄猿さん然り、良い対戦カードです。海軍エピソードはどちらか片方が死すマジバトルやってて本腰入れたくなる、如何にも最終章らしいムードです。まさかサカズキさんも何かあんのかな?

当時を懐古する黄猿さん良いなあ。ワンピのこういうおじさん描写好きです。黄猿さんってば戦桃丸さんの面倒見良い人なんだなあとしんみりさせられた後に、こえーツラでの侵入はホントこええんだけど仕事として切り分けるプロフェッショナルに好感が持てました。

一時休戦も長くなったので、このタイミングでルッチも奇襲してきたラスト4ページのスピード感が大変素晴らしかったです!ベガパンクを庇うステューシーさんかっこいい!!サンジとゾロも仕事早い!ルフィVS黄猿の因縁の再会もカッコイイ山場!

僕とロボコ

パイタッチネタはせめてエッチマン呼ばわりしてほしかった…!あいにくボンドくんも現在小学生だしな!…いやまあ、安易に変なトラウマをボンドくんにも受け付けさせるのはアカンか!

OM理央ちゃんは理央ちゃん本人とは別人だけれど、偽物でも失敗作でもなく代わりの娘、双子の姉妹のようなものとして見れますよね。できればお父さんと一緒に本物理央ちゃんの目覚めを見届けたかっただろうなあ…ロボコには珍しい、ビターな読み味で余韻残る締めでした。

OM理央ちゃんは僅か数話の出番とはいえ、十分にキャラが立っていた、それこそ劇場版オリキャラみたいだったので、本物理央ちゃんに色々出会いを吹きませたくなりますよねと。OM理央ちゃんは消滅しちゃったけど、みんなの記憶に留まっているだけでも乙なものです。

呪術廻戦

「3人に勝てるわけないだろ!」な状況なので乙骨くんが出ようとした流れは合理的なので割とアリです。足手纏いになりそうなのは分かっていながらも、割とキレやすいこの子ならやりたくなるよね。で、実はこれサイレント出撃フラグだったりするのかな。

しかし観戦組出動の流れはやっぱり今更感あるなあ…と思ってしまいました。今回五条先生が腕チョンパされたのも同様で、やっとシビアになってくれたかって感想です。鵺を今週倒したのはいいんですが、必要性ある面白さかと言われると微妙です。

SAKAMOTO DAYS

相変わらずORDERはドライでカッコイイ。人殺してる奴は身内の死に悲しむこと自体はぼくは否定しません。人間味ある一面があっても良いでしょう。しかしぼくはやはり他者の死には何も感じない人のほうがカッコイイと惚れるクチです。中二ソウルを持つ者として尊敬できます。

いちおう南雲さんは豹さんに「お疲れ」と軽く言葉かけていたし、神々廻さんも四ツ村さん生存には何かしら思ってそうだし、言葉はきびしくも実は温情的な一面秘めているんじゃないですかね?大佛ちゃんは…あの子はマジでドライだと思います。命よりお菓子優先してそうだし。

今シリーズのミソはスラーさんを酷い目に遭わせやがった現会長が一番の元凶なのを坂本さんやORDER誰一人も知らない件ですね。そしてそれがストレス要素にもなりそうである。今はまだ全然いいけど、現会長守れとか言われたらたぶん苛立っている未来の自分がいるかもしれません。

主人公御一行がチケットゲッツのために転売厨の手を借りようとするとかしれっとすげーことやってんな!転売厨は人類悪なので正当化してはいけないからか、本人認証アリというこの世界イカれてんのにその手の倫理観はしっかりしているギャップも密かに笑えます。

出品者は関係者でもあるからJCC時代の銃を出品するのは面白いアイディア。しかし「どこで入手した?」と訊かれたときが危ういですね。レプリカを疑われる可能性だってあります。…まあ変な落書きは現ORDERの南雲さんのサインとして逆に価値が高まる変な皮肉にもなりそうですが!

アオのハコ

遊佐くん海外遠征ってえらく急だな!当然菖蒲ちゃんはションボリンながらも海外遠征カッコイイとポジティブシンキングに切り替わるのも期待通りすぎる…!「推しのライブ中止になったけどワールドワイドに羽ばたけるなら最高!」みたいな。その姿勢は素直に見習いたいですね!

まあ遊佐くんには既に一度勝ったからなあ。数回の勝負では甲乙決め難いとはいえ。代わりの望月くんは…「遊佐のいない佐知川はダメだとか言われないようにしないと」で最初好印象になるも、案の定ラストでちゃぶ台返し。まず鼻で笑うのはまずいですよ!この時点で印象ワルだよ!

望月くんは遊佐くんに嫉妬や劣等感を抱いているのかな。海外遠征とか目立っててムカつく、アイツのせいで俺は優勝できなかったんだ的な。そこは遊佐くん超えられるように努力しろよとわからせ展開でしょうか。あまり説教臭くならないといいが…ま、大喜くんなら大丈夫でしょう。

あかね噺

い、胃が重い…!まず1ページ目の社会人マナーめいた回想で「うおっ…」となったクチです。正しい返事や「すみません」の言い方とか、こう指摘されるのは御尤もなことなのに今でもウィースアザースサーセンオナシャスセンセンシャルばっか言いまくってるぼくに刺さるんです…!

ぐりこ兄さんが10ヶ月後輩の朱音ちゃんに先を追い抜かれてしまった劣等感とか、落語よりも焼きそば褒められたとか、お祭り回なのにまぢしんどい…覚醒イベントの前フリだと考えたいんですが、ガチで落語辞めて焼きそばのウデマエに専念するサポート担当になりそうな予感もします。

吉乃さんは決して悪気がないのは分かっているんですが、もうちょっと言葉が欲しかったなと欲を求めたくなるジレンマ。お褒めの言葉をいただいたのに「…美味く作り過ぎちまったな」が切ない。先週朱音ちゃんが美味しそうにセールストークしてたのもデバフ効果がかかったみたいだ。

アンデッドアンラック

チカラくんの両親も連れて行くの!?マジで!?「将来全員仲間集結したらUber読んで祝杯上げそうだなガハハ」と勝手に予見していたら変なことになってる…!案の定アポちゃんが更にイララで草ァ!タイムマシン扱いされる自覚あったんすね!

1999年から2015年へ一気に16年分経過と言われると生々しさがすごいですね…『異世界おじさん』みたいなことになってます。ナルト連載開始から連載終了翌年に一気にキンクリだから完全に浦島太郎状態ですよ。で、リップさんはスーパードクターRなの…??

キルアオ

「バレた」ってそっちかあ~。大狼さんは名前変えてなかったのは今まで全然気にしていなかったんですが、まあ普通は同姓同名で軽くスルーされるだろと思いますよね。ただ大狼さんは業界№1の殺し屋の割には詰めが甘い気がしますが、個人的にはそんなに気にならないガバかなあ。

大狼さんは先々週のトイレの下りで猫田くんかららしくないと言われていたし、今回の言い訳も相当無理ありまくりなんですが、案外こういうアドリブ展開が弱点だったりするんすかね?逆に、用意された任務はコツコツこなせるルーティーンワークが得意(というか染み付いた)なタイプ。

天馬くんは今週もメッチャかっこいいな!!最近天馬くんにキャッキャしすぎだな自分!今週ラストはマジモンのスポーツ漫画みたいなヒキに切り替わりましたが、この子ならかっこよく勝利してくれる期待感と高揚感がすげえすごい!この漫画マジで幻獣組が生命線になれるのでは?

夜桜さんちの大作戦

凶一郎兄さん完全にぶりぶりざえもんやんけ!普通なら双子から何言ってんだテメーとリンチされていたでしょうが、今はガチギレ状態なのを良い機に無問題となったのでしょうね。

ウィッチウォッチ

1ページ目のケイネムマジ尊い…だがこんなときにイチャイチャすなー!!とツッコみたくなりますし、流石の小麦ちゃんも変身中の仮面ライダーを攻撃しない怪人みたいに棒立ちかよと思わせてポエムキャンセルで一安心。まあこんな光景見せられたらしっと団入団不可避よな!

良い決着回でしたが、先週がピークかなあ。湖が三日月型だったのは都合の良い舞台装置になっちゃったきらいがあります。今の音夢ちゃんとケイゴくんだからこそやれる戦法ではあるんですが、湖は前々から伏線張ってほしかったなと篠原先生に過度な期待をしてしまうクチです。

今週地味に押さえておきたい見所さんが、8~9ページ目の視線誘導のさせ方です。8ページ目は通常通りSの法則で読んで、9ページ1コマ目が下から上へ上昇させるような視線誘導(∩Sの法則?)がすごく良かったです!なにより読み手のストレスを軽減化させているのが素晴らしい!

僕のヒーローアカデミア

法灯⇒のりのともしび⇒としのりのひ⇒俊典の火。AFOらしい性格悪いアナルグラムたまげたなあ…その実マジで「法の灯(のりのともしび)」と読むそうで、仏法における闇を照らす灯火。だから、青山くんと繋ぐ必要があったんですね。

青山くんのネビルレーザーと葉隠ちゃんの透明による集光屈折コンボは面白いんですが、それ以上に相当エグすぎて失明不可避じゃないですか!?そしてこれ、両面焼きのハムエッグにされかねないのでは…!光の力ってやっぱすげえな。

逃げ上手の若君

先週上杉さんがなにかやらかすヒキを承知の上で、今週冒頭の異臭はまさかうんこか…?うんこバトル開幕か…?と邪推していました。うんこ回はクソ程強烈だったわけですなあ。正解は硫黄でした。これが大人のねるねるねるねですか!研究は確かに練ったな!

アトムみてーな頭してる桃井直常さんのそんなワルじゃなさそう感。まず年収をわざわざ明かした時点で人間臭いよ!足臭そうハゲそうは最早悪口だよ!オスガキに足突っ込んでますよ時行くん!しかし年2500万すげーな。この人日頃何に費やしているのか地味に気になります。

アスミカケル

岡部くんが二兎くんの練習に付き合ってくれてる!!すげえ嬉しい!!てかもうこの子もマジにMMA始めちゃってもいいんじゃないですかね!二兎くんがゾーン突入してたせいもあるけど「あっ!!ごめん明日見!!」と謝ったのもフツーなことなのに岡部くんの好感度上がるふしぎ!!

ヒロキさん期待通り媚売ってんな!だが校門前で二兎くんお迎えは流石に恥ずかしいな!変な噂されそうでやめてほしくなれますよねえ!ヒロキさんかわいいトコあんだけど、過度に距離感縮めるのは躊躇う謎のバランス感あるな!悪い人じゃないけど、美化させない塩梅の良さです。

「そうだサイン書いて3枚」でかなり大爆笑!そして予め色紙用意していたのか素直に書いてくれる一狼兄ちゃんで追撃を喰らうようにやはり大爆笑!良い人かよ!?川田先生ギャグキレッキレだよな~!正直サインネタのおかげで最初会話が頭に入らなかったくらい笑ってしまった…!

兄弟会話はなんだか良い雰囲気でした。いや二兎くんにとっては良くないけど、一狼兄ちゃんが口を開くたびに素性が分かってきた、等身大の人間として解像度上げてきてるといいますか。積極的に話を合わせてきてくれて、悪いお兄ちゃんって気がしないんですよね。

格闘技の試合だけで食っていける奴はプロでも一握り。やはりこの世界もか~。軽くググったら現場仕事は怪我しちゃうとアカンのでなるべく控えたほうがいいそうです。意外ながらも納得。現場仕事で自身を鍛えられるメリットはあるけど、どのみちハイリスクハイリターンっすね~。

地下格闘技は漫画みたいなやべー異世界じみてる!こういうアングラの雰囲気大好き!ワクワクしかしねぇー!まあ、本作で見ている分にはいいですね!ここにきたら無事で帰れる気がしねえ!行きたくないけど、こういうアングラの世界には憧れちゃう!そんな心地良いジレンマある!

新キャラの子とボソボソ話し合っているのも、二兎くんが徐々にハマっている証拠で微笑ましいです。でもまだ始めたばかりなのに「レベル低い…?」って案外毒舌だな二兎くんは!まあ根拠があっての言葉ですし、全く嫌味はありません。寧ろこの素人感が意外とゆるく見れるのかな。

二兎くん地下トーナメント参戦決定ッッ 勝手にエントリーされたのでヘイトマシマシになっていたのは「ですよねー!!」としか思えませんでしたよ!報連相をわからせたくなった瞬間ですよ!早期プロ入りを考えてくれるのはいいけど、STEP1から5へ一気に飛ばされた気分ですよ!

暗号学園のいろは

バウムクーヘン堪能していた匿名希望さんがかわいかったです。

一ノ瀬家の大罪

けんたくんは親に捨てられた子確定。捨てられた子はいい子とは限らないのは分からなくはないですが、けんたくんが捻くれた根拠がよく分からない…これでは全然同情できないし、救われてほしいとも思えません。先週回想を見るに、捨てられる前から本人がクソパターンでは??

この漫画はストレスチェッカーなのでしょうか?文乃さんもロクでもない人確定だし、約束された疑似家族崩壊ですが、読者であるぼくは「どうしろと?」って感想です。タイザン先生のなにもかもぶち壊したい謎性癖は伝わってきますが、なんかもう…勝手に壊れとけとしか。

アイスヘッドギル

リッチ疑惑かけてもよさそうなミョイネは明らかに黒幕っぽいんですが、オンド王を歪ませた元凶は彼の父上ですよねこれ…かけっこや剣技に勝てない弟への劣等感が理由だとしても、次男ドレキ(親父)が王家なのを隠蔽させる根拠がイマイチに腑に落ちなかったです。

回想の「民の飢え」の理由ってなんなんすかね?新シリーズの討伐対象であるトロルの森に出現したリッチが飢餓の元凶で、それと同理由なのかなあと疑ったんですが。この漫画は読んでて「この理解で合っているんだろうか…」と心配になっちゃいますね。

ハコイリお嬢とグータラ執事

う~ん、なんか微妙でした。お嬢様はかわいいし、タナカさんのグータラムーヴは実は演技オチで流れ変わってオッとなったんですが、その起承転結の「転」がそんなに面白さにハジけていないかなあ…って感想です。たぶん、その「転」が遅かったからかもしれない。

ドリトライ

先々週の回想注入地割れ然り、今週の回想注入パンチ然り、こういうスピリチュアル演出がすごく苦手です。ただでさえファンタジーじみてて拒絶反応が出るし、回想見せてこんなことあったんだぞと主人公にわからせるのが生理的に無理です。ボクシング漫画らしからぬ精神攻撃じゃん。

ネームドやモブーズが綱引きするように主人公を支えてやったのは胸熱展開として扱うべきでしょうが、ぼくはこのボクシング漫画らしからぬヤケクソな絵面に爆笑しました。まあ親父は人間兵器化みたいに描かれているし、ヤケクソで噛み合ってますね。真面目に読む漫画じゃないです。

テンマクキネマ

単行本2・3巻が2ヶ月連続刊行決定なので残念ながら打ち切りは避けられないようですが、今回「プロ目指す気があるのか?」と言及されたのは、仮に連載延命した場合、第二部として天幕さん不在のプロ編なんでしょうかね。脚本はハジメくん自ら書く、ヒカ碁フォロワーとしてです。

人造人間100

ウアアア炎ダーッ 助ケテクレーッ というわけで「人造人間のいない世界」エンドになりました。メガテンみたいですね。つまるところ人造人間は悪魔で、博士はICBMみたいなのも開発できるスティーヴンです。連載が続けば、人造人間との共存ENDも…いやそれは、ないか。

ビターエンドなのに良い読後感でした。なにより№100が最期まで吹っ切れていたのが爽快でした!あんなハイテンションでダイナミックフリーフォールファイアーされちゃあなあ!しかもデンジくんみのある口調だったよ!最期まで哀しむことなく№100らしくて満足でした!嗚呼合掌!

後日談は1コマナレーションで人造人間殲滅とダイジェスト処理ですが、まあこんなものでしょう。あしびくんは№100と共に居た人生が終わりを迎えてしまったとはいえ、またひとつ歳を重ねるのを祝ってくれる仲間が出来たこれまでの過程は決して無駄ではなかったはずです。

***

江ノ島先生連載お疲れ様でした。美点も欠点もあってこその好きな漫画になってくれました。最初は「このキャラデダメだろ…」でしたが、徐々に演出やアクションに磨きを高めてくれました。こういう江ノ島先生の挑戦心に好感を抱ける作風になってくれたのは嬉しい誤算です。

今年度は連載陣の新陳代謝がアレなのもあるんですが、結果的に全5巻分続けて良かったケースです。第1話のぼくに「あしびくんファイアパンチするよ」「№100は絆されないよ」と言われても信じないくらいの化けっぷりでした。疑似円満ですが、完結出来てなによりです。

結果的に打ち切りではあるんですが、先週明かされた博士の過去は短期連載だからこそやれたと思うんですよね。数年連載してこの過去が明かされても「おせーよ」になっていたかもしれない。まあ、本来は別の設定を開示する可能性があったのかもしれませんがこれでヨシ。

惜しむべくはやはりエンタメ要素の薄さか。キャラ漫画として沼りたかったです。それでも華のある新キャラや面白い演出を描けることは判明したので、次回作はそこに徹すればヒットの可能性は有り得るかと。3巻表紙のやべーオーラも良かったし、新たな引出しが出せそうです。

新連載三銃士

魔々勇々

『まおゆう』ってアニメはもう10年前なんですね。林快彦先生って誰だ?とググったら、去年の餅がナンチャラとかいう意識高い系漫画の人か。本作は…なんか大分絵柄変わりましたね。『ドルヒラ』みたいです。エンタメに徹して楽しませてくれることを希望します。

カグラバチ

外薗健先生!!『ロクの冥約』 『まどぎわで編む』の!!特に前者は昨年度読切でトップクラスで面白かったやつです!!超期待していた新人作家なので超嬉しいし、超期待しています!!カッコイイアクションとドラマが描けるんですよ!超見所さんですよ!

予告絵からして『ロクの冥約』とは異なる新作路線っぽいですね。チャックがついてるし、現代バトルアクションっぽい。ウケるのかと言われますと…いやまあアクションはホント良いんですよ。けど、絵柄は…今風と言われると微妙なんすよねえ。まあでもとても楽しみです。

ツーオンアイス

逸茂エルク先生!!『レイルウェイ/ゲイトウェイ』『さっちゃんは石になった』『必要十分の私たち』の!!レイルウェイはあまり刺さらなかったんですが、他二作は重めな百合を描いててブッ刺さったので、それはもう期待しちゃうわけですよ!本作はノンケ系っぽいけど!

題材はフィギュアスケート。ほったゆみ先生の『ユート』はスピードスケートなので別ですね。そこはまず『ユーリ!!! on ICE』を連想すべきでしょうか。独特の絵柄は好きなんですが、予告絵だとこれはイケるオーラがあるかは正直…微妙です。ただ雰囲気が新しそうです。

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