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2024年ジャンプ13号感想(読切『ストレンジラバーズ』『煽り飯』掲載号) #WJ13

最近よく見ている動画。
拍手パートの使い所さんで笑っちゃったのはぼくなんだよね。


鵺の陰陽師

ヤッタアアアアアアアアアアアア!!!!!ぼくの予想があたったあああああああああ!!!!学郎くん柱刀骸街(ゼノブレード)装備ガチでしちゃったアアアアアアアア!!!!!!!!!!!11111111111111111よっしゃああああああああああああ!!!!

鵺さんの三つの選択肢とはポケモン御三家よろしく好きなものを選んでね。ただしこの中には壊死の可能性もあるよ!スカルグレイモン√じゃねーか!!というわけで、学郎くんはぼくの予想通りゼノブレード装備でした。実質鵺さんの盡器伝授ってことでいいのか…??よくわかんね!

一番左のシャーペンの先っぽみたいなやつがゼノブレードなのはアイコン的にわかるんですが、じゃあ一番右がスタースレイブなんですかね…?しかし実際には116個あったとか鵺さんはとことんハッタリ極めてんな。他の鏖も同じやべースペックなんじゃないかと備えたくなります。

今週はこれまでのフラストレーションを吹き飛ばす面白さがありましたねー…!学郎くんの2ndフォーム鬼かっけえよ。川江先生は『.hack//G.U.』も履修しているんじゃないかと思いました。あれもハセヲさんが徐々にフォームチェンジしましたからね。分かり易いパワーアップやんけ。

盡器2段階目の解放が「怒り」なのはシンプルイズベスト。代葉編でのはじめての特性解放も精神負荷でしたが、これまで喜怒哀楽が左程激しくない学郎くんに怒りを示すのは興味深い要素です。妹のピンチに怒れるのはストレスよりも肯定すべき王道を往く要素でしょう。

学郎くんが「柱刀骸街(ゼノブレード)」と口に出したのがマジのガチでぶ熱い要素で、もう今週ばかりはアンケ1位余裕でした!他の漫画はこれから読みますけどね!とても譲る気にはならないよ!学郎くんはそのうちおれのかんがえた盡器名やるんすかね?それも待ち遠しいな!

学郎くんは「柱刀骸街(ゼノブレード)」にどんな印象を抱いているのか気になるところですが、まあ中二くせえとかゲームかよとか思うような奴じゃないでしょう。鵺さんリスペクトとして考えたい。それは鵺の徒弟にして鵺を継ぐ男、『鵺の陰陽師』のタイトル回収もそう遠くない…!

今回は神回以外の何者でもないと思うんですが、ひとつ気になったのはつっちーのモノローグが見られちゃってバケモン要素がかけ離れた件かなあ。無数の斬撃の威力の低さとか、より分かり易くしたいのは分かるんですが、ナレーションで代用でも良かった気がします。

は~、今週余韻が止まらね~…!一昨日早売りゲッツしてたら「こんなん感想吐き出すの二日我慢しろってか!?」と耐えられなかったでしょうね!見事に深夜のテンションになっちゃってますよ!先々週までつっちー戦は微妙と感じられたけど、「終わり良ければ総て良し」の見本です。

今週は学郎くん覚醒も素晴らしかったですが、今後の成長性・見所さんの期待もデカいのがポイント高いです!犠牲は付き物だろうけど、鵺さんの他の盡器使用ないし別のパワーアップ、更なるフォーム入手、そして学郎くんが得る精神負荷に伴う男らしい魅せ方。ワクワクしかしねぇー!

今回謎なのは、何故学郎くんがゼノブレードを選べたのか。単純に直感(これが鬼つええ、鵺さんが使ってたゼノブレっぽいと判断)かなと思いますが、数週後鵺さんとのやり取りで回収されるかも?今回テンポの為に理由カットしたっぽいし。当たりが1/3の確率で引けたのはすごいな。

四衲ちゃんが学郎くんに良い印象がなかったのに、最後「決めろガー助!」と信頼を置いた一言を下していたのも好きです。これは次回のデレの爆発力が凄まじいことになるのは確定的に明らか。実際自分より強くなったようで立場逆転じみてるし、色々葛藤にも注目したくなります。

改めて鵺VS双斧を読み返すと、鵺さんの無数の斬撃に対処できた双斧さんの格の高さを再確認させられますね…!つっちーが格下じゃないんだ、双斧さんが何かしらバグってるんだ。ミゲルさんみたいなオイシイ枠になりそうです。捕縛カート以来猿空間送りされてますけどね!

ワンピース

うーっ カリブーパート読ませろもっと読ませろ。「ベガパンクお前死ぬのか…?」なヒキもゾワゾワさせられるし、読んでて頭ン中の処理がすごく忙しいです。カリブーさんポセイドンの情報を嬉々と提供したがってる覚悟が地味にスゴい。情報吐いたら即Killじゃねえの。

サターン聖がサンジの煽りに乗っちゃったのは最初笑っちゃったんですが、ちょっと小物化しちゃったのは残念かなあ~…数週前のヘイトタンクっぷりが微妙に揺らいじゃった。でもマジ人間離れしたバケモンの目つきで襲撃してきたのはガチでコワイのでヨシ!

黄猿さんを鷲掴みにしつつ、もう片方の腕でサターン聖を食い止めるニカルフィかっけえな。これは無敵の主人公ですわ。でも敵二人視点からだと「逃がすわけ…ねェだろ……!!!」が絶望を帯びてるように聞こえてきますよ!それくらいルフィに敗北わからせられねえ。

ウィッチウォッチ

今週終始モイちゃんが一番面白かったです!クールフェイスのくせにお笑いに厳しくてこの子が一番お笑いに向き合っててバズれるポテンシャルありましたもん!「他の芸人の批評を始めたら終わりだぞ!」はすごい刺さる正論でした。ぼくは他人と比べたくないから共感しかない。

この手の漫才ネタはガチで笑わせるのがむつかしいので今回のカンちゃんケイゴくんのネタはどうなんだろ~…と不安だったのですが、モイちゃんが面白かったから二人のネタがつまらなくて謎にほっとしました。あと「もういいよ。」って担当さんの煽りがぼくもそんなんだった!

僕のヒーローアカデミア

今週のデクくんと死柄木さんのぶつかり合いっぷりにスクライドみ溢れるパトスを感じます…!お互い叫んでいるからなのか。ロストグラウンドが形成された神奈川ではないのが惜しいところですが。つーか神野区が荒地になっちまうのでどのみち無理です。

OFA譲渡作戦は失敗ながらもダメージ付与を証拠に何度も試してやるデクくん心が鬼強ぇ…どのみち現段階で本当に成功できるかアヤシくなってきたのに、これは間違いなくドリドライしてますね。しかしクソデカハンドが出るとますますラスボスシチュだ。

アオのハコ

恋人である針生先輩しか応援できない花恋さんの正直さ好きですね~。恋人って推し以上の存在ですからね、至極当然なんだけども実際口に出してこう言ってくれるとこっちは安心しました。千夏先輩も針生先輩応援してってのは、これくらいの軽いジョークは案外アリ。気持ちは分かる!

大喜くんと針生先輩どっち応援すりゃあいいんだ問題。ワシもじゃワシもじゃみんな!!そりゃどっちとも応援したいって欲張りたいしそれが人としてのSAGAなんですけどね。ただぼくは大分前から先輩応援したい派だったのが、今週の大喜くん中3エピでこの子も応援パワーがですね…!

針生先輩が「猪股くん」と呼んだのは初対面なので当然とはいえ新鮮味あります。初期の頃のイヤミがなくて尊敬の念を抱いて当然なオーラを感じる。結局のところ入部後はなんか思ってたんと違うパティーンでしたけど!でも、今では先輩後輩ではない距離に縮まったから感慨深いです。

SAKAMOTO DAYS

クレーン車はずるいよ~!こんなの予想できないよ~!熊埜御さんは今までいまいち好きになかったんですが、今週のこのスゴ味溢れるクレーン車召喚が面白すぎて好き寄りになれました。ロードローラーやタンクローリー召喚したDIO様みたいな超必枠やん!

スポーツで殺すのはルールで禁止スよね。殺しはルール無用だろ。いずれヤクザ空手を使うと思われるが…そもそもハルマさんは球技限定なんですかね?多種多様なスポーツに長けてほしいです。そして終いには「サッカーやろうぜ!お前ボールな!」の実現化よろしくヨロんだぜ!

Dear Anemone

10年前の研究所爆発の真相と、爆発を再起させたいアネモネの目的に興味が持てない。どうでもいい。そんな感想が先行されてしまいます。あとやっぱり主人公の行動理念と島に行く理由(善生くん捜索)が弱すぎるのもノレなさに繋がります。この漫画今後どう読めばいいんだろう。

アネモネが弱者に興味がないのはありふれたキャラ造詣ですが、主人公が仲間二人を助ける云々もどうでもよくてアネモネ寄りで…なんすかね、今のところ運命に巻き込まれ弄ばれている感が強くてモチベが湧かないんですよ。パニック系なのでこっちの独壇場にするのは変ですけどね。

最後の地球外生命体めいた触手みたいなやつは描き込みの濃さもあって「うへえ!きもちわりい!さっさと汚物消毒しなきゃ…」という使命感になれたのは良かったです。ガチで生理的嫌悪感を煽らせる描き込みでヤバさが伝わるのが良いだけに、お話のつまらなさが勿体ない…!

カグラバチ

漣京羅さんは息子に慕われる当主、自室に不法侵入されても冷静、ラストのペルソナ5めいた仮面装備演出。これはナチュラルに魅せてくれるかっこいいイケオジです。仲間化するかはアヤシイけど、是非そうしてくれると嬉しいラインに早速到達しているのがデカいです。

あと「教える気…ゼロ!!」という担当さんの煽りにストーンオーシャンみがあってすごく良いです。実際そんな感じの漣京羅さんのムードをそのまんま言語化させているんですけど、煽りのおかげでテンションアゲてて良いな~と羨めます。単行本だと消えちゃうのMOTTAINAI。

逃げ上手の若君

宴させる余裕もないまま新手の襲撃、しかも超久々(10か月ぶり)の吹雪くん再登場は嬉しい誤算です。とても「中二マスクマンやー!」とネタにしている場合ではないくらいガチの殺意を感じる…!時行くんの悔し涙はうちも感情的にこうなっちゃいますね…その辺とても巧い。

ストレンジラバーズ

もうこればかりは好みの問題ですが絵柄が昭和じみた古臭さで好きになくて、でも本編読んだら「これいいな!」となるポイントがあるかもと食わず嫌いせずに読んだ結果やっぱり好きになれませんでした。ギャグ漫画みたいな絵柄でストーリー展開されると情が動きづらい…

内容は悪くなかったです。ゴーストタイプのバディが主人公をエスパータイプにテラスタルさせるようなマッチポンプ作戦で人助けetcは確かなフックはあったし、幽霊ちゃんが主人公にデレデレな過去も悪くないんですけど、特に光るところ・魅力は見つかりませんでした。

僕とロボコ

今週怖いだけでなく面白い…!ロボコが入れ替わり仕様の説明し忘れたとはいえ、後ろからボコってきたアカネちゃんが本人な叙述トリックにはまんまと騙されました。もうこればかりは演出勝ちですね!そう考えると本物アカネちゃんは全力で問題解決のためにあのツラだったんだな…

夜桜さんちの大作戦

凶一郎兄さんのひふみちゃんわからせ展開キャッキャ!と悪ノリ全開で楽しむつもりだったのに、イケメン開眼やだかっこいい…!そりゃひふみちゃんも落ちますわ。つーか凶一郎兄さんは普段からこうしていれば好感度を稼げたのでは。それはそれで不気味な解釈違いですね。

超巡!超条先輩

カース&モンスターズ…?カスモン…?と思ったら案の定ソレだった、カマトロPのカスに対する圧倒的信頼度!つーかK.A.S.U.2とかいうプラモに左門くんのトンガリヘッドマークついてるし、なんだなんだ左門くんは玩具会社に勤めてるのか…?勿論ベヒモス先輩が秘書です。

遊戯王ネタは今更感が…と思わせて、独特の擬音で良い感じにカズキングリスペクトが見られてきて、窃盗犯への拷問もとい罰ゲームが完全に遊戯王序盤のソレなのはカマトロPの筆が走ってるのが余裕で想像できました。犯人のやらかしを喜劇に昇華したのがマジポイント高い。

あかね噺

めちゃめちゃ気持ちよくなってお客さんと一緒に楽しんでいる朱音ちゃんはクッソ微笑ましかったけど、先週がピークかなあ~…なんて途中で気が緩んでしまって大変申し訳ございませんでした。結局出たじゃん!最後にやべーのきたじゃん!領域展開遂に取得とか盛り上げてきてんじゃん!

落語の登場人物が他の噺だと設定が異なるのをマルチバースと捉えたのが現代的解釈で間違いなくドチャクソフックになりましたが(正直ここで一気に落語への興味関心が爆上げした)、それを領域展開と結び合わせたのは正直まだよく分かっていないのにワクワク感すごかったですね…!

朱音ちゃんの領域展開がマルチバースなら、友情出演とか他の噺とのクロスオーヴァー(豪華二本立て!みたいなやつ)なのか…?実際やっていいのかってよりも、ぼくの勝手な予想に過ぎないけど見てみたいわけですよ!リスナーだってその噺に興味をグッと持ちやすくなるだろうし!

アンデッドアンラック

鯨が出てきた瞬間、猿先生の『エイハブ』で刷り込まれた恐怖が蘇ざるを得なかった。それがボクです。指弾で隕石降らせたけど、白鯨ならマジ死ぬわ…ビーストさんはまだまだやべーもん出してくれ!という想いがあるのだけれど腹八分が丁度良いのかな。

キルアオ

大狼さんが獅童くんにマークされ、楽しい理想郷である学校に行けなくなったのは素直にかわいそう…となった自分が地味に意外でした。トラブル発生で翌日翌週は学校や会社に行きづらい状況に陥るようなもんで共感力があるからなのかな。獅童くんが厄介な障害になり得なくもなかった。

獅童くんが今回他の子と混ざって来ちゃったのはほっとしました。「みんながいる所で襲いかかったりしねぇよ」もだけど、明らかに普段の大狼さんを探って理解するパティーン入りである程度安心はできたので。下手にヘイトキャラ化させすぎない匙加減を感じ取りました。

魔々勇々

歴代勇者を疑似穢土転生させての修行は面白そう・刺さりそうと気になったんですが…ダイジェスト終了なのは残念だなあ。テンポ優先としてはアリなんですが、作業的に修業をこなした感が否めなかった。歴代勇者掘り下げが見てみたかった本心がぼくの中であるからなのかな。

煽り飯

女の子はかわいかったし、メシテロ煽りというコンセプトは面白かったし、主人公が最初に煽った側とはいえ流石に煽りまくりだとかわいそうなので最後にラーメン味わえてご満悦する読後感は良かった、バランスの取れた良い読切でした。最終的に読者がメシテロ被害者な気もしますけどね!

グリーングリーングリーンズ

珀くんのモノローグがドチャクソ読み入った回でした。今回初めて広々としたコースに入れば広さに呑まれそうになったり、クッソ遠い旗が輪郭まで見えてきた実感が湧いたり、マジに初めてだからこそ味わえるモノローグのリアリティがすごい。一体感を得られました。

おそらくぼくも珀くんみたいに初コースやっていたら、今回みたいなモノローグが頭ン中で駆け巡っていそうなんですよね。だから「こうなっていいよ~」って微笑ましく読めたんです。バーティーチャンスがミスったのも、ぼくもどんまいと声かけたくなったな~。

あと珀くんのバーティー取りたい欲張り精神、こういうのほんと好きですね。それくらいいつの間にかゴルフにハマっているのが着実に納得できている。ハマるのが運命的な結果ではなく、丁寧な心理描写の積み重ねのおかげです。…だけどほんと地味なんだよなあ~!!

ツーオンアイス

先週のたっくんの演出から一転、主役カップルのパフォーマンスを見ると…ううんやっぱり地味だなあとしか思うことがない…!なんだろう、これでたっくんに勝てる自信がないのもですけど、別ベクトルの演出を求めたくなってしまうのかなあ。素直にすげえと言い切れない感じ。

累々戦記

読者の方の想像にお任せして余り結論を出したくないのですが戸神は履いてま<ケント>

漫画本編より雨宮先生の焦らし巻末コメントのほうが面白いよ!ラスボスっぽい兄貴といよいよ始まりそうな悲しい過去そっちのけで気になるじゃないですか…!

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