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『ゆるキャン△ SEASON3』第3話「出発!吊り橋の国」感想 旅番組のようなノリなのにやはりすごく面白い 吊り橋巡りてえ~ダムカレー放流してえ~


◆これまでの感想

◆出発の朝

大井川キャンプ編が今週よりスタート。夜明け前の早朝から出発。まだまだ肌寒い冬なのをわからせてくれる。

キャンプ本番は次回なので、今回は三人が合流するまでの旅番組のようなつくりになっていた。相変わらずそのへんぶらぶら歩いているだけでも見ていてすごく面白い。元よりぼくは旅番組や旅動画が大好きであり、今週は大きくストーリー進展したわけではないし、決定的なエモい瞬間はない。それでも没入感がすごいアニメだ。毎週没入感すげえけど。
今回リンちゃんと綾ちゃんは千頭駅周辺を訪れたわけだが、やはり訪れたことがない観光地だけあって実地へ赴きたくなる魔力を秘めている。美術背景の力が鬼つええからなあ。

川根茶ソフト。もう名前からどう見ても美味しくないわけがないだろとググってみたら期待通りメシテロ案件だったでござるの巻。くっはあ~!すぐには行けないとはいえ、いつか食べてみたいアイスがまたひとつ増えてしまった…!水出し煎茶も美味そうなんですけど!明らか夏にぴったりなんですけど!

綾ちゃんはなんだか『キノの旅』めいた武装しているな。そりゃあエルメスみたいにバイクもしゃべるからなこのアニメ。偶然にも今週サブタイが「吊り橋の国」という、キノ世界に実在していそうなネーミングである。

なでしこちゃん回想。おねえちゃんから大井川のネタバレを喰らいたくないなでしこちゃんピュアかわいい。その気持ちすっげえ分かるぜ!ぼくも旅行先はなるべくGoogleMapを利用して目的地の全貌とかはなるべく知りたくないんだ!自分の目で「初めて」を取り入れたいんだ!

◆千頭到着

千頭到着。人がいないな。アニメの演出・作画事情もあるし、集中して人が集まるシーズンではないか。でもこういう静かな空気感な乙なものだと感じる。

THE観光地。はいもう行きたいです。そんなオーラで包まれている町だ。というか大抵温泉があると「帰りはそこで命の洗濯をしてええんやね」という謎の安心感がある。

風が強い上にトラックにぶつかってもおかしくなさそうだったので満身創痍でバテちゃってる綾ちゃん。まあまだ暗い早朝だしなあ、ぼくだって疲れてキャンプまで体力の余裕が持てるかちょっと心配になれるもんな。

◆吊り橋巡り

うわああああああサザエさんのOPみたいに名所が次々出てくるうううううううううううううううううううう

「吊り橋の国」の名を欲しいがままに吊り橋がめっちゃ多い。実際今週サブタイが「吊り橋の国」とはいえ、その名を欲するがままに吊り橋だらけである。全然オールオッケーである。
そういうわけで今回は吊り橋巡り。めっちゃありがたい。観光番組の鑑である。それにしても橋ってなんで妙にワクワクするんだろうな。

橋にはいろいろ種類があるが、しいて言うならこういう弧を描いている橋が一番好きだな~。ここから眺めてみると、構図的にダイナミックで冒険心をくすぐらせられる。あと対岸が新天地って感じがしてくるんだよな。あれだ、高崎線で赤羽に向かう途中で荒川を通りがかるときの高揚感に似ているんだ。いつの時代もテンションしているぼくは田舎者です。

こんなところにも橋がある。良いなあ良いなあ。妙にワクワクするんだよなあ。でっかいものはいいことだ。

TDN電柱だったでござるの巻。やーでも、こういうランドマークは好きだな。というかこういう形状の電柱も何故だか無性にワクワクする。子供の頃からそうだった。たぶん、変形したりビーム発射しそうだから。電線が繋がっているとNERVみたいな組織がなんか企てるのを想像しちゃうから。

タヌキなのん。かわいい。

タヌキもこの吊り橋を渡るとは、われわれと利用目的が一致なのだなあとほほえま。そしてほっこり笑顔で見送ってあげるふたりかわいい。ほっこり。今週一番好きなシーンだな~。みんなかわいくてしあわせ。

がっつりとした吊り橋・接岨大吊橋。正確名称は南アルプス接岨大吊橋らしい。ポケモンSVのブリジュラスみたいだ。

八橋小道ラブロマンスロードという大胆過ぎるネーミング。なんだか如何にもな名所らしくてここも好きだな。八橋(やっぱし)だけに8つ橋があるそうなので(今回二人はひとつ逃していたが)全部コンプしたいという欲が生まれてくるな、やっぱし。

SASUKEェ!!水たまりはこういう回避法もあるのか。本来の対処法にパイプを取り付けたのだろうか?

実は階段というオチ。勢い余って転倒しないように気を付けたい。滑走する勢いで飛ばしたらゴロゴロ転がりそう

◆もうひとり、千頭到着

なでしこパート。金谷から千頭へ向かう。

奥静周遊きっぷが4,900円!?と気になりその切符をググったら出てこなかったのだが、どうやら正確な名称は大井川周遊きっぷだそうだ。
2日間有効で作中のと同じく4,900円。指定の鉄道とバスが乗り放題なので、成程2日間でこれなら寧ろ全然安いほうだな。「もっとバンバン乗らなきゃ…(使命感)」と逆に旅行計画に悩みに悩みそうだが、前以てしっかり計画を練っておけば旅を楽しめそうだ。

千頭駅到着。大井川本線は1,2時間に一本来るペース。田舎あるあるなのん。まだ時間的余裕はあるので次の電車に乗ろう。というわけで腹ごしらえに、だ。

◆ダムカレー

ダムカレー!!

わかるぜリンちゃん!

その前にBUTAKUSHI!!メシテロォ!!画面から香ばしいにおいが伝わってくるからやめろォ!!メシテロやめろォ!!オレオォ!!

ごはんがダム、カレーがダム湖。
ダムカレーとはまずこのふたつを大まかなベースにして様々な食材を彩っているとお弁当のような遊び心があるな。お皿にどのように盛るか図を作るのは楽しそうだな。

エビフライは飛沫橋、ゆでたまごは湖上駅をイメージ。前者は分かるが後者はううんどういうことだ。例によって駅をググってみれば胸にストンと落ちるように超納得。本当に湖の上に駅があるんだな。
そして既に『ゆるキャン△』(原作)とダムカレーがコラボ済というフットワークの軽さ。明日の土日から賑わうこと間違いなしだろう。

洪水再現という遊び心。ダムカレーという文化が各地にあるワケを改めてわからせられた。は~、そういうわけか。今まで「なんでダムとカレーが悪魔合体なのん?」と地味に引っかかっていた疑問が氷解。また食べてみたいものが増えてしまった…!

ダムカレーは2020年11月19日現在と3年前の情報だが、国内で190種類以上あるらしい。すげえ。

BUTAKUSHI⇒ダムカレー⇒川根茶ソフトの三連コンボつよつよすぎぃ!!それにしてもなでしこちゃんは「いっぱい食べる君が好き」というフレーズがしっくりきすぎている。そういえば昔は太っていたのを久々に思い返したり。

◆デスロード…??

12時出発。えっ午後はまだこれからなの!?と驚愕している。そりゃあ朝早起きして出発だから当然、とはいえもう一日分過ごした充実感があるぞ。どうなっているんだこのアニメは。

明らかこれからお世話になりそうな新キャラ2人。本作では偶然出会った方とはひょんなことで知り合いになるケースあるあるだからなあ。

地獄のデスロード!?一体なにがはじまるんです!?

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