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2023年ジャンプ39号感想(読切『妹尾の頭部』掲載号) #WJ39

最近よく見ている動画。
投稿から10周年おめでとうございます!!


鵺の陰陽師

掲載順6番目!そして第1センターカラー!やったぜ。肝心のカラーは代葉ちゃんと夜島くん!代葉ちゃん計画通り銀髪ヤンケ!!やっぱり色がつくと大分オーラ変わりますね~。そして密かにけつにく強調とか今週も川江先生は異常尻愛者にしてエッチマンやーー!

2巻表紙にしても良い構図ですね~今週のカラー。今回キャラが大きく映し出されててパッとしているからかな。よく見ると天井に狂骨さんのシルエット発見伝。それで帯で代葉ちゃんのけつにくが隠れてる、皆が気づかなくても俺には分かるギミックを採用すればいいと思います。

10月4日発売の単行本1巻もAmazonで予約開始!(電子版も買うけど)品切こわいから早速紙版予約したけど、店舗特典あったらどうしよう。まあ5冊買うからいいか。

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川江先生は本当に漫画が巧い。まず1~4ページ目の流れが秀逸です。1ページ目のナレーション「眇の鴉合」の詳細やべーじゃん!となり、2ページ目は代葉ちゃんの殺気がヤバいわよ!そして3,4ページ目見開き斬撃こんなん去勢ヤンケ!!死ぬヤンケ!「ハハ」じゃねーよ狂骨さん!

この漫画は意外とナレーション少ないので(加速するイジリダイジェストくらい)、「眇の鴉合」はマジ感溢れる特異的な雰囲気があったんですよね。文字数多い漫画は基本苦手ですが、本作は読みやすいし、今回前フリとして静かに機能されていることを強く押さえたいです。

全式神共通のデフォ能力が盡器バフ、防御結界展開。式神はソシャゲだとサポカっぽいな。それと相性良好な盡器(武器)ありそう。この時点でおまけとは図り切れない贅沢さ。固有能力はなんなのさ…?とヤバさを危惧できるんです。画で夜島くんとわれわれ読者をわからせてくれる。

「眇の鴉合」の固有能力はよく分からないですが、代葉ちゃんの盡器に留まったあたり、大きな一撃を喰らわせるシンプルな超必かな。なにせ勝利条件が盡器破壊ですしね。その結果、床ごと破壊とかガチの殺意を感じましたよ!下手したら去勢しかねないですよ!去勢ASMRヤだ!

式神に盡器とってきてと命令するのデビルサマナーみあって好き!葛葉ライドウでもやった!流石に夜島くんは再起不能ではなく、鴉を仕留められるレベルの衝撃波乱発。勝つよと宣言していた鵺さんが防御結界がタフなのを評していたのは最後まで勝敗が読めない雰囲気つくりが巧い。

「眇の鴉合」は個体なら軽く潰せるが、瓦礫で押し潰す作戦の為に一匹潜伏させるコンボ好きです。斬撃で瓦礫を潰すことに意識を持っていかれて、鴉合タックルは流石に不意打ちで式神ズル~!けど代葉ちゃんが手段を選ばずガチで勝ち取るスタンスは大いに評価したいんだ…!

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今週サブタイ「代葉の怒り」。辛辣な言葉ですが、同時に嬉しくなりました。だって、代葉ちゃんがここまで感情を露わにするのは初めてですよ。しかも人前で感嘆符を使っていたのも今回初めてです。それほどこの子の変化が訪れたことにひとつカタルシスを覚えたわけですよ。

代葉ちゃんは盡器を壊そうとするも、剣ではなく夜島くんの右手を踏みつけ(勿論舐めプではない)、回想を併せ表情と共に怒りを言葉で訴えるのも分かり易い変化。この子の気持ちが大分揺らいでいる、我慢しながらも助けられたい本心が残っているのではないかと画で察せられます。

「逆転の方法はいくつかあるけど危険もあって教えていない」しれっとやべー発言きたこれ!!しかもいくつか!?夜島くんはいつか自己犠牲やりそうな予感しましたが、まさにそれやんけ!鵺さんが「そんな方法教えないのに…!?」とモノローグしながらメガンテ発動しそうやんけ!

夜島くんがボロボロになってて涙腺緩んじゃう御年頃です。もう勝ち目はなさそうな中、代葉ちゃんの怪我を見て勝手な予想したとかおせっかいになってるのを自負だとか、本気で「そんなことはないよ!!」と訴えたくなります。我ながら感情移入しまくりだ。せざるを得ないんだよ!!

代葉ちゃんの怒りの表情は苦さが残っているようにも見えますね。ストレートな怒りではなく、もうどうしようもなく吐き出したくなるぐちゃぐちゃ感情。実力不足な夜島くんに苛立っているのも勿論あるでしょうが、大分感情めちゃくちゃなのが伝わってくる。つらいけど、表情が巧い。

苦し紛れな表情を浮かべる代葉ちゃんに思うことがあったのか、食いしばるように左足を掴む夜島くんの主人公ムーヴ。だがそれだけでは何を成せるのか、「戦うなら立て!」ってもう代葉ちゃんクソデカ感情じゃん!!ここアニメでマジで見てみてえ~!!中の人の演技が試される…!

代葉ちゃんのクソデカ感情は、やはりこれまでの過程は無駄ではなかったんだなと。一度距離縮めたから怒りだけでない複雑な気持ちも訴えられるんだなと。表情がコロコロ変わるキャラはもれなく大好きですが、あとひとつです。そう遠くない将来、この子の笑顔が待ち遠しい…!

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夜島くんの盡器特性・一段階目は「影を吸収し、エネルギーに変換」。予想外やんけ!しら筆一文字みたいやんけ!いやまて前回いつチャージインしたんだ!?と先週分読み返したら…んにゃぴ…ま、まあここは決闘前に予めチャージングGOしたんだと考えておきましょう。

影吸収によるエネルギーチャージはシンプルに使いやすいですね。夜間や高Lvの巨大幻妖、ブラックサバスに期待できそう。だから、夜に決闘する必要があったんですね。格ゲーだと↓↓+Pで令力ゲージ上昇なのは確定的に明らか。ついげきの衝撃波でさらにダメージは加速した。

これは妄言ですが、まさか夜島くんの顔の黒い痣のようなのって影…?幼少期からあります。そしてこれを誰一人も言及しない謎。力を使い続けると痣のように広がり、影人間になってしまうとか…?いやほんとヤな想像しちゃダメだろぼくは!けどほんとこの痣なによ!?

特性一段階目。これを言及したのが狂骨さんなので、特性解放が段階制なのはそう珍しくないのでしょう。『RAVE』のテン・コマンドメンツのような「次は何が出るんだ!?」とゲーム脳を擽る面白い企画性があります。幻妖のLv制度に対する分かり易いバロメーターではないでしょうか。

「まだ楽しめそうで嬉しいよ」狂骨さんはバトルジャンキーなの!?今回好感度高まったからいいんですけど!きっと普段やってるネトゲもリュウ精神(俺より強い奴に会いに行く)なんだろうなあ。それならもう狂骨さんはオカルト部顧問やるべきでは…!e-sports大会編マジ期待だよ!

「影系の能力!?盡器名はシャドウハーツか!?シャドウバース!?シャドーコリドー!?ブルードラゴン!?ラルグラド!?シャドウゲイト!?」と脳内で予想しまくりながらページめくるも、今週盡器名まだでしたoh…つーか寧ろ影を消してるので、これがア!!光の力だああああ!!

つーか影特攻ってことは、そこから奇襲してきた狂骨さんに効果ばつ牛ンではなかろうか?「私じゃない!」となるよりも面白く興味深くなっていそうですが。狂骨さんとの再戦があるなら、藤乃家側に着くか洗脳されるかかなあ。そして狂骨さんもどう対策していくか要チェックや!

防御結界を簡単に一発で破壊するほどの衝撃波披露!超必感鬼すげえええ!!夜島くん鬼かっけええええ!!約束された一転攻勢開幕――――!!こんなの余裕でテンションせざるを得ない!盛り上げ方鬼巧めえええ!!学生時代に戻ってクラスのエッチマンズと話題盛り上げたくなる!!

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代葉編も大分長くなりましたが、恐らく次回決着だろう16話でちょうど2巻分終了です。7話(1巻分終了)もキリが良かったし、川江先生は単行本構成も意識していると思います。勝ち確ムードになったからこそ、次回の代葉ちゃんのリアクションが見たくて仕方ない!一週間後が遠い!

2巻分の構成は起承転結がクッソ綺麗なのも見所さんです。起はゼノブレード8話。承はマーベラスや海バイトの9~11話。代葉ちゃんに変化が訪れる転・12~13話。そして結と代葉ちゃんのケツは決闘開幕14~16話。まだ16話どうなるか分からないですが、めっちゃバランス取れてますよ。

キルアオ

フランちゃん♂(仮)もとい竜胆エイジくん肌色やべーな!「まあまあヤバいわ」どころじゃねーよ!案の定ゾンビみたいに呻いているんですが、なんか急激にファンタジー係数高まっちゃったような。まあどうしてこうなった悲しい過去を開示しそうなフックにはなっていますね。

異常ASMR愛者のぼくから言わせていただくと、催眠術ってNTR同人みたいで胡散臭いですけどポケモンみたいにガチ効果あるんですよ。100回やって毎度絶対ではないけど、意識を保った上でエイジくんみたいにあうあうあー(^q^)なります。自分がおかしくなる恐怖があった。

天馬くんは話数重ねることに好感度高まりますが、巻頭回だけあって今週ガチ本命ですね~。催眠術で部長を惚れさせるの八百長みたいなもんでしょと啖呵切る天馬くん鬼かっけえ!!!これは余裕で惚れさせますわ!!部長に見せてやりてえですわ!!天馬くんマジのガチで推せますわ!!

天馬くんはかっこつけてる感ないのがかっこいいです!部長ガチ恋要素はギャグぽかったけど、今回「等身大の中学生らしいかっこよさ」があってすごく好感触!とうとう応援したくなる領域にまで達してしまった!こういうね、推せるキャラに沼れる瞬間がもうね、ああ~~たまらねえぜ。

ロボレザ難民救済だ!ZOMBIE×LASERBEAMだ!ゾンレザ~アニメ化するまでにしたい藤巻先生のこと~だ!ゴルフバットで近接殴打じゃなくて、ガチでゴルフすんの!?「藤巻先生ゴルフ描きたい欲求大分溜まってんなあ」と想いに更けながらも爆笑しちまったよ!面白いのでアリです!

エイジくんがいる方角へ瓦礫を投擲させ音で陽動させるのはゲームのBOSS戦めいてて面白いですが、爆風で拳銃飛ばすのは「おお…?うん…?そうはなる…の?」と、展開的にそうなっちゃった感は否めなかったです。今週も天馬くんを中心に全体的に満足だけど、軽く気になる感じ。

夜桜さんちの大作戦

毎日鼻呼吸するように念能力みたいな能力名考えてルビも振ってるぼくへのイヤミはやめろォ!つーか現役中学生ではなくまだ4歳児なんですよねこの双子。七悪くんその辛辣なマジレスは毒じゃないか…?それはガチギレしていいよねと素の反応なのに安心感覚えました。

僕のヒーローアカデミア

ピンキーちょうだいピンキーちょうだい。ただしタブレットじゃなく1万ドル分の超酸でね!デデドン!(腐食)オールマイト先生のレスバ力鬼やべえな!「"生ゴミ"じゃなかったっけ!!?」はヴィランスレスレだよ!そんぐれー吐き出したいのか!

オールマイト先生がヴィランスレスレで自分の中でやべぇよ…やべぇよ…となるも、回想で「皆が笑って暮らせる世の中にしたいです」で一安心。今は絶望の境地ですが、こんなときこそHAHAHAHAと笑いながら戦える男は希望の象徴でしょう。

徐々に体を酷使しているオールマイト先生がボロボロになりながらも「人の役に立てて、嬉しい」が感情昂った瞬間です。あの笑みは少し狂気に満ちてて怖かったけど、ヴィランを屈する畏にもなれるのではないだろうか。そしてこれは止める気がしません。

ラスト見開きの四分割はこのままカラーにしてポスター化しても良い構図案件ですねえ!大分長くなった最終章、残す対戦カードも僅かでしょうが、こういう絵が興奮させられます。この描き込みの為に先週7ページとパワー温存して正解だったよ!

9月刊ジャンプコミックスのお知らせ(P64,80)

大狼さんの解像度高いなこのページ!やっぱ萌えキャラとして見てるんだな!この人ならジャンプコミックス読んだらこんな大袈裟な感想浮かべても全然いいよ!膳野くんの勇姿見たら「俺もこんなふうに守りてえ…!」と涙流しそう。わかるマン。

アオのハコ

菖蒲ちゃんは遊佐くんガチ恋勢なので、ジャーマネだけどうちの部よりも遊佐くんを応援したい。裏切者扱いは御尤もだけど、こうも自分は裏切らない・ブレない子は強いですね。普通この究極の二択に葛藤しますよ。ぼくはぶりぶりざえもんみたいな生き方しているので共感できます。

いちいち自分語り軽くしちゃう針生先輩がすごく先輩らしいんですが、今回も大喜くんのことを見てくれる理解者っぷりは「サボらないウサギ」の根拠ですよね。それくらい他人への観察眼が鋭い。部活を怠けていない説得力があります。だから自分語り全然鼻に付かないんですよね~。

SAKAMOTO DAYS

シンくんがタイで買ったと思われるポスターを部屋に飾っててかわいい!タイ編は思ったほど長くなくてあまりタイの雰囲気味わった気はなってないんですが、こういう背景ネタで「旅行満喫できたんだな」という補完にもなってるのいいですね。せっかくの海外旅行なんだしな!

「世紀の殺し屋展」とはストレートですが、武器や標本等を展示されていると言われると実際開催されているのが自然と想像させられます。あと「世紀の~」と修飾語が付いてるとなんか妙にカッコイイ。ところでシリアルキラー展ってググったらマジで東京大阪でやってんの!?

現殺連会長・麻樹栖あいつ生きとったんかワレ!つーか現会長!?ノコノコ出世してたのかよ…一般人ごと巻き込むのは不味いけど、スラーさんの爆破テロ計画には納得しかなかったです。あの野郎は殺しても構わないくらいヘイト稼いだからな…だいたいあいつのせい枠。

平助くんはひとりスランプ状態なのも不毛なので、ORDERの邂逅は早速すぎて嬉しい邂逅です。ORDER登場だけでもワクワク定期ですが、これまで横の繋がりが薄かった平助くんがORDERとどんな関係を持つのか楽しみなんですよね~。坂本商店組が不人気な欠点の補強に臨む感じです。

SOGEKIしてきたひきこもりの上終さんは平助くんの師匠ポジになるのかな。そして第二の死者となり、平助くんが後継者になりそう…という勝手な想像。スナイパーキャラは別に二人いてもいいんですが、案外殺しそうですし。ひきこもりでありながら豹さんと関係あったらいいな。

ところでORDERが怖いと思ってしまったのは実は今回初めてだったりします。いきなりORDERに車に放り込まれ、獲物で脅され、どこから狙撃され、尋問を求められる…そりゃあ心臓バクバクですわ。万一尋問ミスってもガチ殺しは神々廻さんは止めるだろうけど、それでもコワい。

ウィッチウォッチ

この漫画は感情を揺さぶる演出が本当に秀逸です。ケイゴくんがボロボロな中、突然の鷹は「誰かの使い魔…?変身魔法…えっ?ま、まさか」その瞬間涙腺緩みましたが、そのまさか、音夢ちゃん参戦でした。言ってた!!確かに動物園デート回で「鷹に変身したい」と言ってた!!

動物園デート回は今年1月(11巻は6月発売)だし、さらっと発言なので、覚えてる人はあまりいないかもしれません。こういう伏線の仕込み方が本当に巧すぎる…!あの音夢ちゃんが猫以外に変身できた、一人前の変身の魔女を名乗れたカタルシスも、一転攻勢の流れも大満足です!

今週前半のモイちゃんパートもシンプルな肉弾戦と思わせて木を引っこ抜く画の圧力でしっかりアクション魅せてくれて嬉しいです。災いの日編は長編ですが全然飽きさせないつくり、寧ろ神回連発ですよ。その反面いよいよ終盤なのかと危惧してしまいます…!もっと読ませて!

ミハルくんたちがラブカちゃんと悪く無さげな会話してたり、カンちゃんがトキヨさんに水やったり、黒魔女と距離近くなりそうな小ネタも良かったです。トキヨさんは犯罪スレスレだったけど「こいつ殺さな!」となるようなヘイトはないんですよね。これくらい全然構いません。

呪術廻戦

宿儺さんの出せるものは出すスタンスは嫌いじゃないですが(どのみち他人の褌だからダサいけど)、それ以上に「まだ続くのかよ…」「こんな延長戦求めてねーよ」な負荷が勝ります。ほんともう、いつまで続くの?

暗号学園のいろは

見開き体操が前フリだったとか元チア部だから解けた根拠は良いですが、そんな理屈だけでは「なるほど!」となれる面白さには直結しない典型例です。優勝したのはどうでもいいです。

あかね噺

接客恐怖症になったこぐま兄さんにはもちろんめちゃくちゃ同情せざるを得ない…!落語形式なら別人レベルに饒舌になれたのは、対話ではなくソロトークだからでしょうね。相手に合わせてアドリブ入れる必要はないマニュアルですから。涼しげなツラのこぐま兄さんが面白かったです!

朱音ちゃんの焼きそば宣伝は如何にも落語っぽいトークですが、どちらかというと江戸っ子らしいマジ感溢れる雰囲気作りに注目していました。ソースのかほりがしてくる本場の手作り感を強めてますね。あとさりげなく「本日限定」の二文字をチョイスしたのえらい!正しい商戦ですよ!

今週一番鮮明に脳裏に焼き付かれたのは志ぐま師匠のガチケツダァ…この人がこんな格好をする意外性もすごかったけど、ガッツリしてるよ!まあ落語漬けで正座だもんなあ。鍛えておく必要あるもんなあ。…バーベル持ってスクワットしてる志ぐま師匠がとても想像できないのですが!

逃げ上手の若君

いつの時代もこういう要塞はワクワクさせられるクチです!デザインが良いし、「こんなんどうやって崩せるんだよ!?」とムリゲーを煽らせてくれるのが燃えます。そこで地道に顕家さんが雑魚散らしに専念すれば、こんなの歩く目立つMAP兵器じゃねーか!!こっちも反則だよ!

顕家さんはアーチャーといえど刀一本差してないとか、これが後々悲劇の元凶になりそうな不安。回避率バグってる時行くんでもぎょっとしたのはそりゃあ他人事になれないです。覚悟完了しすぎですよ。色々似ているとはいえ、とても完コピレベルに真似できないですよ。

アスミカケル

コワイコワイコワイ!!奈央さんこわいよ!オフの日と試合ではスイッチ入る様に別人なのあるあるだけど、これまで頼れる先輩だったこの人に初めてガチの畏怖を感じ取ったよ!姫川さんが注目するほどの強さに納得でした。奈央さんを完全にナメていた。猛省せざるを得ません。

「アタシの良さが消されていく…!!」というマジ感溢れる台詞回しが今回特に印象的でした。MMAは選択肢が多い、だからその選択肢を初っ端から潰してくる奈央さんのガチっぷりにマジに畏怖を覚えたわけです。詰みを重ね続けていく作戦自体はすごく面白いんですけどね…!

今週一番良かったのは姫川さんのオーバーハンドをかわされて「惜しい!!」と握り拳になっていた二兎くんです。奈央さんを応援していたはずが咄嗟にこんなリアクションだとは、徐々にハマり度増しててほっこりさせられます。良い切り札かわされたらそうなるのわかりみです。

試合中、姫川さんが想定外な事態に悔しさを訴えていたのも人間味が増してて好きです。好敵手として対戦カードを組むことができたので、試運転がてらで挑んだら実力差をわからせられたのはそりゃあつれえでしょ。今週終始姫川さんに感情移入しっぱなしで読まざるを得なかった…

奈央さんコワ~…なるも、最後に丁寧なフォローそして励ましを入れてくれる奈央さんと川田先生のこの圧倒的信頼感よ。「またやりましょう。一緒に女子格盛り上げましょう」とか、そりゃあ涙出ますよ。そしてこの涙にはキュンときましたよ!姫川さんやっぱ乙女だな~かわいい!

二兎くんの隣で反省会やってる姫川さん距離感近すぎィ!!「何で俺の隣に…?」のツッコミもないので最初笑っちゃいましたよ!オーバーハンド命中の為に相談し合ってるふたりの姿ももれなくほっこりさせられます!やっぱりこの二人組でもカップリングガチでイケんじゃねえか…?

必殺技開発に励むヒキ、そして次号またもやセンターカラー!ヤッター!!もらえるものは病気以外ならなんでもイタダくぜ!序盤はスロースターターだけに少し不安でしたが、ちゃんと面白いと評価されているようでヤッピー!推してる漫画が人気取れてるのは嬉しいですねえ!

アンデッドアンラック

ショーンくんかっこいい!常識か組織か、チカラくんにふたつの選択肢を与えるくだりがもう、こんなかっこいいトコ決めちゃってさあ…!不可視な彼にしかできないナイスな役目です。これまでギャグキャラ要員だったのに、これもう今シリーズの裏の主役じゃん!

不動+不可視の鬼コンボ鬼つえええ!!!!不可視は両目瞑らないと発動できないとはいえ、この初見殺しコンボは反則や愉悦っすわ!そして自分が必要なものしか透明にできないショーンくんがチカラくんを必要としてくれたわけですよ!この温情が素敵ですよ!

クッソどうでもいいんですが、3年1組のひとりに「加藤恵」がいてクソデカリアクションしていたのはきっとぼくだけではないはずです。『冴えない彼女の育てかた』はもう昔のラノベ・アニメになっちゃったもんだなあ。加藤さんはマジ天使なので大好きです。

僕とロボコ

キャラが面白いと話も面白くなる好例です。ロボコなら王様気分になりたくなるわけですわー!でも同化によって行動制限されれば拒否するのも当然ですわー!まあ同化の時点でスッゲエヤですけど…!そんな世界と一つに溶け合うだなんて夢もない話されてもなあ…!

「幻」がいつの間にかロボコ様からロボコと呼び捨てになっていたのが今週一番面白かったです。確かに1ページ前からそうなってたようっかり気づかんかった!ロボコでなきゃ見逃しちゃうね!急に敬称付けるのやめる人ってなんかエラソーになった感じしますよね。

一ノ瀬家の大罪

今のところけんたくんが一番のワルにしか見えない。一方お母さんは息子を捨てた(?)のはアカンけど、殴ってはいけないとわからせている。とりま、けんたくんがどうしてこうなったのか早く明かしてほしいです。引き伸ばすにつれて興味も同情への期待も薄まっちゃいます。

テンマクキネマ

撮影はこれでおしまいと思ったら、雨が降ったのを好機にハジメくんたちが姫希ちゃんを待っていたサプライズ自体は悪くないんですが、「みんなちょっと話がある」的な何かしら期待させるような間が欲しかったですね。ちょっと展開に動かされてる感が否めなかったです。

妹尾の頭部

前半は微妙だったんですが、姫宮さんのむちむちさで惹かれ、実は自分自身で頭部捨てたアンサーと動機にオッとなりました。…これギャグ漫画とは描いてないな!伊原先生は無理してギャグ作るよりも、こういうエモ系が案外イケるかもしれませんね。

人造人間100

先週に引き続きすごく面白いです。ラスト2ページで背筋が凍り付きました。そんな予感はしていましたけどね、人造人間は博士が住んでいた島の人間の死体だとか、生々しすぎてガチで吐き気が凄まじかったですよ…!博士がすべての元凶にして邪悪な創造主すぎる…!

欲を言えば、今まで倒した人造人間の面影が見られるサヤ以外の人間も出してほしかったですね…!例えば敵キャラが元々は善良な人間で、人造人間の素材にされてしまった尊厳破壊を味わいたかったんです。善人であればあるほど、博士の凶悪さが反比例するように増すわけですよ。

博士はやべーやつでありながら嫌いにはなれないんですが、島に投下された爆弾には自分が開発した爆薬が使われていた皮肉が期待通りですごく良かったです。十分罪は背負ってもいいよなと。まあ自分だけ生存で、人造人間誕生という更なる禁忌を犯してしまったわけですが…

ドリトライ

海を割って歩いてるモーセ演出は海から岸まで全然離れてなくて(数m程度しかなくね??)大してスゴさがなくて苦笑してしまいました。

アイスヘッドギル

キャラが立っているグレイティストさんが登場してからちょっと楽しく感じられたこの漫画。今週なら「2年も女の子と遊べていないほど休暇がない」が面白いキャラ付けですね。イケメンなのに意外と可哀想なリアルな同情要素が親近感沸いてきたのが嬉しい誤算でした。

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