大事なのは「あとどのくらい」(2018年4月27日のメルマガ)

★こんにちは、ハルヤンネです!★

いよいよ今日からGWですね。10連休は長すぎますよね。学校がおやすみですから、必然的に親も休みを取らないといけません。それが簡単にできる仕事ならいいのですが、そうではない場合もあります。そのツケが、まわりまわって社会が混乱するように思いますね。

でも、こういうときは、巻物カレンダーが役に立ちますよ。うちは、長期休みでの「本人の混乱」いうのは一度もなかったですね。休みのカレンダーを見て、したいこと、行きたいことを伝えてくれますので助かります。でもそれに付き合う、私の方が疲れてきている(子供20代後半、親50代後半に、なるんですよ〜数年したら30代、60代かあ・涙)。ドライブでの遠出の行楽は、さすがにヘルパーさんは使えない。お金もかかるし、安全のことからしても。

うちは休日に旅行をしたりする習慣はありません。でも、行楽地でなくても、コンビニ1つレジの列が長くなる、トイレ前の混雑なんかあります。ファミレスは並んで待たなきゃいけません。自閉症児・者を連れての難易度がどこともあがるんですよ。普段は一人でほっておくようなことも、理解が少ないようなご家族が増えて、ヘンテコな動きに痛い視線を感じると間に入ります。するとあとで不穏に嫌なってねえ。普段ならなんてことないのに、「ああ、GWかあ」って思います。

「待つ」はあまり得意でない自閉症児者は多いですよね。なので、私は、本人が行くと言わない限りいかないんです。本人のモチベーションがあると、自分で決めているから「待つ」は楽ですもの。でも、大人がさせたいこと、気のないところに連れて行って「待ってね」は、難しい。

本人が「昼ごはんは、@@に行きます」と言います。そして、その店に入る、人がたくさん待っているとなると、「ここで待つ」か「他の店に変える」かを、メモで聞きます。すると、たいてい「待つ」に丸をされるんです。「じゃあ待とか」。

お客リストに名前を書いて、それを指差して、他の人も待っているよを見てもらうようにします。で、待ちながら、5、4、3、2、1  とメモに書いて、先のお客さんが呼ばれるごとに番号を消していくと、自分の番が近づいてくるのがわかりますよね。そんな工夫をしていましたね。スシローのように番号と待ち時間チケットがあれば、それを使います。大事なのは「あとどのくらい」だから。

東京に行った時は姉が「美登里寿司」に連れて行ってくれたのですが、行列のできる店でね。ベンチ椅子が並んでいて、お客が呼ばれるごとに、椅子を座り直していくんですね。あのシステムなら「あとどのくらい」が見えるからでしょうね、楽に待っていましたよ。

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