非常時にいるから、普段からしてもらいたいのです(2018年9月6日のメルマガ)

★こんにちは、ハルヤンネです★

今度は夜中に北海道で大きな地震。大丈夫でしょうか?日本は、いつ自分の住む地域で災害が起こるかわからない国です。もう7年前からお伝えしていますが、「非常時の支援と工夫」コミュメモでの情報保障、書き方考え方を、どうぞマスターください。

障害別の災害支援のサイトにも、「情報の伝え方・・コミュニケーションが苦手な人もいます。言葉での意思疎通が難しい場合は、絵や実物を見せたり、筆談を使ったりするのも有効です。」とありました(有効じゃなくて、必要なんだけどなあ、これが、この編集した人の考えが今一歩なんだとわかる)https://www6.nhk.or.jp/heart-net/special/saigai/disabled/case06/supporter.html#Main

でも、考えてもみてください。非常時にはこういう支援がいりますよというのであれば、普段からもそれがいるってことです。非常時だけ「見せたらいい」わけではないんだから。こういう非常時のときのなどの冠がついたものを読むたびに、「普段からしてよ」「普段に必要だってもっと言ってよ」って思ってしまいます。「この時だけ、声高に言わないでよ」って。でも、言ってくれるだけ、マシになったんですよ(東日本大震災以前にはなかったんだから)。

逆に、こういう時にアップされる資料で、「非常時には必須なので、普段からもしてもらいたいのです」と園や学校、事業所に持っていくことができます。普段しないでいて、すわっ地震だ、台風だというときに、できますか?できませんよ。なので、いつやってくるかわからないので、普段から「見せて伝えるようにしてもらいたいのです」と話せますよ。私なら、こういう時の後には、必ず「復習」のように、資料を提供して連絡帳に書きますね。

私は東日本大震災以降、どこかで災害が起こるたびに、ずっとこうして発信をしています。すると、「そんなに脅さなくても」と思われたり、「商売じゃん」って言われたりする方もいらっしゃる。もちろん、商売とつなげているから熱心に続けられる(自分でそうしたので)。

それ以上に「喉元過ぎれば、熱さ忘れる」その典型が災害だからです。「対岸の火事」にもなりやすいし、大きなことなのに、自分のことに引き寄せて考えにくい。それはね「考えまいとしてしまうから」なんですよ。しんどいことほど、心がそう作用するんです。

非常時の支援では、圧倒的におめめどうユーザーは強いです。自分たちもそうですが、伝える・尋ねるができる。そのことも、私は「数」実感しているので、いざという時のためにも、日常的に「筆談コミュによる情報保障」をマスターしてほしいと思っています。災害の多い日本にとってもいいものを作ったなあと、自負すらあります。

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