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終えて。『ゆっくり小泉八雲 プレザントドリーム』2020.2.20〜24

時間が経ってしまいましたが、、、

『ゆっくり小泉八雲 プレゼントドリーム』無事に終演いたしました。ご来場くださった皆様、応援してくださった皆様、スタッフ様ありがとうございました。

出演者の皆様、お疲れ様でした!

どんな舞台も想いは残るものだけど、今回は特に、凄いことが起きていたと、感激することがたくさんありました。

全国からご来場ありがとうございます😭

「featuringゆっくり文庫」公演と銘打った今公演。ゆっくり文庫さんのお力添えもあり、全国津々浦々から文庫さんファンの方がたくさんご来場くださりました。北海道や、九州からご予約が入ったときには驚きやら嬉しいやら。こんなに小さな劇場の公演で、こんなことが起きると思ってもいませんでしたが、これは絶対にがっかりさせてはならない、と気合いも入りました。

初めて観劇される、という方も多い中、「行ってよかった」「感動した」というお声をいただけ、もの凄く嬉しく、私たちがパワーをいただきました。

ゆっくり文庫さんは偉大

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ゆっくり文庫さんの影響力凄い!というのが感想。笑

でも本当に、人に行動を起こさせるって凄いこと。今まで舞台に興味がなかった人へ届いた。今回は、グッズ付き・お布施付きチケットを企画したり、宣伝動画を作成いただいたり、全面的に協力いただき感謝感謝です。ほんとにお祭りみたいでした。この公演を一緒に走っていただいた気持ちです。

わたし個人としては、元々読書は好きなのですが、古典て苦手意識がありました。でも文庫さんの作品と出会い、古典作品も読みたいと思うようになりました。何読もうかな、と考えるのも楽しい。

銀河鉄道と素敵な作品たちと女の子。

「女の子」という役をいただきました。銀河鉄道の乗客です。ゆっくり文庫作品とはちょっと離れた役どころです。お話しのメインでら立つよだかの星もゆっくり文庫作品にはなく、舞台オリジナル(原作は宮沢賢治)、ということは嶋田さんオリジナルなキャラクターですね・・!

今回は、みんなが演じるお芝居から、客席からたくさんパワーを貰って演じた感覚があります。それだけ作品のパワーがあるのかな。

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舞台上には居ないのだけど、『生き神様』は袖で目一杯感じていました。津波の恐ろしさと、生きている人への想いを胸にして舞台に戻りました。

よだかの星は、観ていただいた通りです。素敵なお話しを表現できて楽しかったな。改めて、身体を使う表現は好きだと感じました。

その次の『一房の葡萄』は楽しく聞いてたのだけど、「私はもう学校に行けないんだ。友だちにも会えないんだ」と寂しい気持ちにもなってました。自分が天に昇ることをリアルに想像して、次のお別れの場面に持ってきました。

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たぶんみんな、そんな感じで繋がっていたんじゃないかなと思う。作った嶋田さん、凄いよー!!!

女の子もだけど、今回出てくるどのキャラクターもその人が主役になって一本作品が作れるくらいパワーがある。魅力的な作品、キャラクターがギュギュッと詰まってました。

女の子だけでなく、里人として出ていた「恩讐の彼方に」もね?

裏方のお仕事

衣装担当は香月涼羽(ハクさんですよ)

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洋服はありものだけも、ハクと女の子の衣装は、手作り!!!嬉しい!!!着物の加工などもしてますです。凄い。尊敬。

衣装についてうーちゃんのnoteを見るべし。
https://note.com/ryokaduki/n/n06f326c25406

小道具は稲村大輝(ハリー・実之助など)がまとめてみんなで作りました。

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蝶々は栗ちゃんがいっぱい折ってくれた。

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よだかの本はみおちゃん作(Sチームのカンパネルラ)。

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切符は私が作った!

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我らがリーダー嶋田さん

そして、この企画の発案者で、脚本、演出、ヘルン先生役の嶋田さん。

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ほんとにみんなを見守る先生のようでした。もうただ、ありがとうとお疲れ様です。


さいごに

天地の暴虐に対し人は無力。ほんとにそうだ。五兵衛さんのように、与えられる人に、助け合える人になれるように。

こんなときだからこそ、恐れや不安から奪うことではなく、できること、与えることを考えないと、と思いました。

新型コロナウイルスの影響でご来場を断念された方もいらっしゃいました。

終演後、客席の皆さんがマスク姿で圧倒されました。ご来場いただいた皆様、ご自身で対策してきてくださいました。

小劇場の公演が一度なくなってしまうだけで、簡単になくなってしまう劇団も出てくるのではないかと思います。

公演をやるという決断も、やらないという決断も、観劇に行くという決断も行かないという決断も、どちらも間違いではないように思います。

何が正しくて何が間違いか分からない。

ただ、自分が正しいと思う道を進むしかない。

できることをひとつずつ、一歩ずつ。そして、早く平穏な日々が戻りますように。


皆さまからのサポートは、いつか作りたいダンス作品の動画制作費用に使わせていただきます! 素敵な作品を創りたい。撮りたい。