見出し画像

TIPS: Zoomで通信量を減らす

最近PC周りのネットワークを、ギガビットのオンラインからWiFiに切り替えたもので、安定して通信できているか気になって、Zoom会議中に通信量を計測してみました。

画像1

送信側はまぁ当然で変化していないのですが、受信側は顔の表示数と画面上の大きさによって通信量が変化しています。顔が大きいと1.6Mbps。

画像2

顔が小さいと500Kbps。ちなみに画面共有していると、顔画像は小さくなるので、画面共有中の方が顔が目一杯大きい時より通信量が少なかったりしました。面白い。

クライアント側が小さなサイズでしか表示しないのに、相手側のカメラで撮影したものをそのまま送るのは通信量の無駄遣いで、改めて考えると当たり前ですよね…でも、そんな事全然考えなかった…むむむ。

これってこっちの表示サイズを顔画像配信元に知らせているからこそ通信量が減っているはずだし、どこかでリアルタイムに画像サイズの変換しているはずで…これZoomのサーバーでやってんのか?ってフリーで40分も使えること考えるとそんな事しないよなぁ。じゃぁ、相手(送信元)のPCかなぁ???

ミーティング相手全員がサイズを小さいのに変更したら、こっちからの送信量も減ったりするのかなぁ…今度試そう。

ZoomはSkypeとかに比べて安定している感じを受けますが、それでもたまに安定しなくなるので、PCでZoomする時は、顔をなるだけ小さくすると、通信的には負荷が減ると。オンライン会議のファシリテーターもやるので、こういうテクは知ってて損は無いですね。

追記 2020/05/25

コロナ騒ぎ以降、このnoteに結構なビュー数があってビビってます。
補足すると、顔画像の最適化はZoomのサーバー側でリサイズしているとの事です。厳密なエンドツーエンドの暗号化をしてないのは、この最適サイズへのリサイズも理由の一つらしいです。よって、相手のサイズが小さくてもこちらからの送信量は基本変化しません。とはいえ、こちらから顔画像を送出するとデバイスの負荷が高く、ネットの通信量も消費します。相手から音がブツブツ切れるとか言われたら、まず自分のカメラを切って安定するか試すことをお勧めします。
また、別のオンライン会議ツール spatial.chat を実際に使用しての感想を書きました。こちらも御覧ください。


いただいたサポートは、ワークショップのデザインを学ぶ費用として大事に使わせていただきます。高知で大人の学び直しができる場を作っていきます。