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だれかの好きの一部になること

少し前になりますが、2023年12月9日から10日に
友人の伏見さくらちゃんの写真展でお花を飾りました。

素敵なアンティーク空間に3点ほど。
今回はモデル:まっ茶さんが主役の写真展なので、
まっ茶さんをイメージした花を選びました。

<使用した花>
・ユリ:白
・アンスリウム:緑
・スプレーの糸菊:緑
・ドラセナ:サンデリアーナ ホワイト
・カラー:白
・丸葉ユーカリ
・ミニバラ:白
・サンキライ
・ガーベラ:赤
・トルコキキョウ:淡ピンク
・メラリウカ

事前にさくらちゃんに、どんな写真展にしたいか、伺ったのですが、
彼女は「まっ茶さんとの関係がずっと続いてほしいし、
好きなモノに囲まれたい、好きなモノを詰め込みたい!」とのこと。

ふたりとも仲がいいのに、敬語っていのうのが好き

その時は
「ああ、花が好きなんだね〜☺️私も好きだから嬉しい!」
って思ったのですが、
よくよく考えてみれば、花が好きであれば別に私が花をいける必要はないよね??

ってことは…

”私がいける花が好き”ってこと…!?

女子からアプローチされてるのに、
それに気づかない鈍い男子みたいなラブコメ構図!
それに気づいてからは、スルメのようにずっと噛み戻してました笑

”誰かの好きの一部になれる”

そんな経験、なかなか無いと感じてます。

もちろん「作品きれいですね」「このデザイン好きです」など
お褒めの言葉をいただくと、とても嬉しいです。
いや、すんごくすんごく嬉しいです!!!!笑

ただ今回はちょっと違って、
彼女の”好き”の中に私のいけばな構成されるとは、
”嬉しい”とは違う、今までの自分や努力が認められたような満ち足りた気分。
そして背筋を正したくなるような、ちょっとした緊張感。
この気持ちはそんな感覚を包括してるようです。

日頃はふざけて遊んでいますが、
だからこそ普段はなかなか人のコアには触れられない。
だけど、この写真展を通してさくらちゃんの柔らかいコアに
少し触れられた気がしました。

彼女は2月にも写真展を控えていますので、
ぜひ足を運んで頂ければと思います。

限りなく内輪内の話になってしまいましたが、
今まで感じたことがない気持ちを文字で残したいと思い、ここに記しました。

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