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筋膜についてⅤ 〜基質〜

こんにちは。

先月は入院していたこともあり
少しあいてしまいましたが
引き続き基質についての話を
今日はしていきたいと思います。

まず、基質の構造から

基質は主に、

水分

プロテオグリカン

グリコサミノグリカン

で構成されています。

中でも水分が大半を占めていると言われています。そのため、水についての勉強もしておくと理解が深まります。

今回は省略してプロテオグリカンに移ります。

プロテオグリカンは主に糖と蛋白質の複合体です。

プロテオグリカンのコア蛋白と呼ばれる部分には多くのグリコサミノグリカンが結合します。※しかし、ヒアルロン酸だけは例外です。

ではグリコサミノグリカンとは何かと言うと

グリコサミノグリカンとはいわゆる、多糖類でありヒアルロン酸、コンドロイチン酸、ケラタン酸が含まれるもの指します。

つまり、基質の中には、水と蛋白質・糖が含まれています。
そこに例外であるヒアルロン酸が関わってくることで筋膜の滑りを左右することも理解しておきたい要素です。

これで結合組織のイメージはできるかと思います。
蛋白質や糖を含む水の中を、
エラスチン線維やコラーゲン線維が走り、
その隙間にその他の細胞が浮いているといった感じです。

今回はこの辺にしときます。
ありがとうございました。

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平成30年7月22日:
JNM研究会主催
『姿勢から読み解く筋膜アプローチ』
会場:埼玉県本庄市
定員:15名

少しでも興味がある方は直接メッセージを下さい。よろしくお願いします。


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