SO Technologies長谷川

SO Technologies株式会社 執行役員CMO←ソウルドアウト株式会社←ビービ…

SO Technologies長谷川

SO Technologies株式会社 執行役員CMO←ソウルドアウト株式会社←ビービット←オプト。ソフトウェア企業のCMOとして日本中の広告会社とともに「稼ぐ力をこのすみずみまで。」を実現すること。

マガジン

  • 週報(2019年)

    無理矢理にでも毎週書いていた2019年の葛藤の記録、成長日記。

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検索結果に騙されたけど、SNSに救われた話 (コンテンツSEOで上位表示するためのノウハウ解説を添えて)

「この世には二種類の人間がいる。それは、ぎっくり腰になったことがある奴と、ぎっくり腰になったことのない奴だ。」 先週末、ぎっくり腰になりました。 当事者になることでしか見えない、ぎっくり腰の実体験と、そこから少し俯瞰して、本職のWebマーケティングの視点から、気づいたこと、考えたことを忘れないうちに残しておきたいと。 ※特定の個人の体験談であり、万が一でも参考にする際は「自己責任」でお願いします。 【結論】初めての「ぎっくり腰」体験からの学び最初に、まだぎっくり腰にな

    • 【AI要約】PLG型SaaSのマーケティング事例 BtoBの「定石」が通用しないケースへの適応

      先週公開したLISKULの記事をNotionAIに要約してもらったので掲載しておきます。 概要国内PLG型SaaSのマーケティングに関する取り組み事例は、あまり公開されていない。本記事では、中小企業向け業務管理システム「board」での約5年間にわたるマーケティング支援の取り組みの一部と得られた学びを紹介する。 定石が通用しないPLG型SaaSのマーケティング事例「board」でのマーケティング施策において、通常のBtoBマーケティングでの定石が通用しないことが明らかにな

      • 仕事で大切なことはゲームから学んだ

        年末年始の休暇中は、パワプロの「栄冠ナイン」をやってました。大晦日も紅白歌合戦を観ることもなく、パワプロの「栄冠ナイン」をやってました。 累計300時間以上溶かしてしまったからには、なにかしら有益なアウトプットにつなげないと浮かばれない。 本記事では、プレイする中で身につけた栄冠ナインの攻略法を説明しつつ、そこから導出された仕事上の学びについてまとめてみました。 そもそも「栄冠ナイン」とは 説明不要だと思いますが、一応公式サイト引用しておきます。 ①中長期で勝ちたけ

        • Twitterアカウント運用を社員が社名出してやる全社プロジェクトは、フォロワー数追わずに、ゆるく続ける

          SO Technologies株式会社の執行役員CMOの長谷川(@so_hasegawa)です。 いばらき県出身(納豆が有名)です。好きな言葉は「継続は力なり」 ところで、 「今年から、全社をあげたプロジェクトとして、社員が社名出してTwitterアカウント運用しよう!」 なんて、話があがってたりしませんか? そんな方は、この3つのnoteを読むべきです。メリット・やるべきこと・工夫すべき点が、とてもよくわかります。 「よし!うちの会社でも、みんなでTwitter

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        • 週報(2019年)
          52本

        記事

          リードの質が悪いのか、ターゲティングが甘いのか?

          「リードの質が悪い!」 この言葉を聞くと、胃がキュッと締めつけられるような感覚になります。 -- 上層部からWebでのリード獲得強化の方針が打ち出される。ネット広告や外部の専門特化媒体に出稿する。 その後、2~3ヶ月ぐらい経過した頃に飛び交い出す「リード質が悪い!」という言葉。手を尽くすも改善には至らず、広告や外部媒体全停止に。 結局、Webからのリード獲得はあきらめて、全員で全力テレアポ大会へ。 -- 恥ずかしながら、こんな失敗を何度となく繰り返してきました。

          リードの質が悪いのか、ターゲティングが甘いのか?

          「正しさ」に逃げるな

          1年を振り返って、今の気持ちを主に未来の自分のために残しておきたい年末恒例的な気分が芽生えるも、あとで読み返すと恥ずかしい文章になるのは自明。ゆえに、何の罰ゲームか、と思いつつ、しばらくの葛藤の末、ちょっとだけ何かを上回った結果、書かれて公開された何かです。読んで欲しいような、読んでほしくないような。 「ウソはバレる」というビジネス書を読んで「我が意を得たり!」と興奮しnoteを書き出した2018-2019の年末年始2018年末に「ウソはバレる」という本を読んで「我が意を得

          「正しさ」に逃げるな

          修羅場をくぐれなかったのは「メンタル弱かった」んじゃなくて、覚悟が足りず、戦略を考え抜いていなかったから

          修羅場とは、事態のコントロールが自分の手から離れはじめ、他人の思惑や損得、保身、感情などに翻弄され、自分が追い詰められる状態を指す。修羅場では論理性の力(正しいか正しくないか) が減殺され、感情の力(好きか嫌いか) が増大する。つまり、修羅場の 原因 の多くは戦略系だが、その苦しさを 増幅 させるのは人間系、政治系の動きだ。 この一文は、「修羅場」に対する解像度を高め、打開へのヒントを与えてくれる。 確かに、あの苦しさは、人間系、政治系の「感情」によるもの。だけど、その原

          修羅場をくぐれなかったのは「メンタル弱かった」んじゃなくて、覚悟が足りず、戦略を考え抜いていなかったから

          「タテマエ化したビジョン」と「目的としてのカオス」が組織を滅ぼす

          物騒なタイトルをつけてしまった。 このnoteでは、その週に読んだ本と考えたことを無理やり毎週書き残していて、ほとんどの場合、まとまることなく、とっ散らかったままなんだけど、今週は特にひどいことを先に言い訳。 考えるきっかけは、この一文。 いわば合理の世界・タテマエの世界は、表面に現われた論理的整合性のある制度や仕組みの裏にかくされたドロドロとした情緒やエネルギーを押し殺してしまう。 引用元はこちらの本。 初版発行:1993年。リクルートの創業期から活躍し、適性検査

          「タテマエ化したビジョン」と「目的としてのカオス」が組織を滅ぼす

          仕事がキツくて、投げ出したくなってた頃に、すがりつくように読んでいた本の話

          私は成功したCEOに出会うたびに「どうやって成功したのか?」と尋ねてきた。凡庸なCEOは、優れた戦略的着眼やビジネスセンスなど、自己満足的な理由を挙げた。しかし偉大なCEOたちの答えは驚くほど似通っていた。彼らは異口同音に「私は投げ出さなかった」と答えた。 仕事がキツくて、投げ出したくなってた頃に、すがりつくように読んでいた本が「HARD THINGS」だった。 今の自分の苦しさなんて、たいしたことではないまず、前半の著者の体験談パートを読むと、「今の自分の苦しさなんて、

          仕事がキツくて、投げ出したくなってた頃に、すがりつくように読んでいた本の話

          「アジェンダに沿った目的を押さえた会議」が必ずしも生産性を高めるわけではない

          7年以上前の話。コンサルティング会社から転職してきて、ド肝を抜かれたのこと。アジェンダも記事録もない会議の多さ、ふわふわとした意思決定、そして「~さんと会話しといて」という指示からのサシでのミーティングの多さ。 「生産性オタク」を自称する私は、会議の前には、毎回アジェンダを作り、頼まれていないのに議事録を作って展開していた。 それは7年以上たった今も続いていて「自分の仕切っている会議だけアジェンダと議事録がある」というのはかなり被害妄想入ってるけど、ぞれくらい見えない何か

          「アジェンダに沿った目的を押さえた会議」が必ずしも生産性を高めるわけではない

          24歳(社会人2年目)に読んで泣いた本を40歳(社会人18年目)にもう一度読んで気づいた現実

          2003年の10月、24歳なりたての社会人2年目。この部分を読んで、何度も、うなづき、感極まって泣きながら、赤いボールペンでグリグリと何度も何度も線を引いていた。 人は、自分以上に見られても、自分以下に見られても、機能だけで部分的に切り取られても傷つく。それ以前に、外側だけで「おまえは何者か?」と値踏みされるような行為自体に傷つく存在なのだとわかる。   そこには、「自分の内面に基づく、相手とのつながり」がないからだ。   就職活動の若者だって、傾向と対策を仕入れ、うそで固

          24歳(社会人2年目)に読んで泣いた本を40歳(社会人18年目)にもう一度読んで気づいた現実

          「自分は間違えてない」と思ってしまっているうちは、経営者にはなれない。

          自分のこと、なんですけど。 ##この話も自分の未熟さを晒すだけのことなので、この場にテキストで残すのもどうなのか、と思うんですが、何かを書く、というのはそういうことだと割り切って、未来の自分のために残しておきます。(毎週そんな話を書いてます。) -- 重たい仕事の判断ミスから、ちょっとした夫婦ゲンカまで、やらかしてしまった時に、私がとっさに思うこと、それは、 「自分は間違えてない」 ほとんどいつも、これ。 特にひどい時には、いかに自分が論理的に正しく、悪意のない判

          「自分は間違えてない」と思ってしまっているうちは、経営者にはなれない。

          「錯覚資産」への違和感・嫌悪感の正体

          人生は、運よりも実力よりも「勘違いさせる力」で決まっている という本で紹介されている「錯覚資産」という概念がある。 錯覚資産とは、「他人が自分に対して抱く、自分に都合のいい錯覚」のことだ。 タイトルにもある通り、この錯覚資産(=勘違いさせる力)を駆使することこそ、人生を切り開くために必要なこと、というのが主張で。 最初に読んだ時は「ごもっとも!目からウロコ!」 …なんて思ったわけだけど、気づくと、なんだか違和感というか、嫌悪感があって、錯覚資産を積極的に駆使することに

          「錯覚資産」への違和感・嫌悪感の正体

          「言葉にできる」は武器になる を読み返しながら、コミュニケーション能力について考えたメモ

          「言葉にできる」は武器になるを3年ぶりに読み返してみた。 おそらく3年前に読んだ時には気づけなかったことがいくつかあったので、自分用にメモとして残しておく。 特に「コミュニケーション能力」について自分なりの定義が腹落ちしたのが、個人的な収穫。 「内なる言葉」という概念が本書のコアその前に、本書のおさらい。キーワードは「内なる言葉」。以下引用を残しておく。 言葉には会話やメールなどで使っている「外に向かう言葉」と、物事を考えるために無意識に使っている「内なる言葉」が存在

          「言葉にできる」は武器になる を読み返しながら、コミュニケーション能力について考えたメモ

          【要約】知的生産性向上システムDIPS

          名著なので、まとめてみました。 1.「仕事の受け方」が生産性を左右する本書の生産性向上ノウハウのコアは、この「仕事の受け方」にある。 結局、上手な「仕事の受け方」をするためには、「無駄な仕事や無意味な仕事は受けない」そして「受けるときには、自分のスケジュールを調整した上で受ける」しかも「受けた以上は、できるだけ早い時期にブレイクダウンして完成の目処を立てる」という3つのことが必要なのです。 1-①:依頼人の目的を十分に確かめて、目的を達するために必要な仕事が何かを見極め

          【要約】知的生産性向上システムDIPS

          大人になるともう成長しないんじゃないか。ってか、そもそも成長するってどういうことなのか。

          大人、しかも40歳にもなると、人生も夕暮れ「さすがに、もう成長しないんじゃないか。」「あとは、このまま緩やかに下っていくだけの人生なのか」と頭をよぎったりすることもあったりなかったり。 であれば「下っていく角度をなるべく緩やかに、そしてなるべく楽しく下っていこう」と割り切ったほうがラクなんじゃないか思ったりもしつつ、「そんな人生になんの意味があるのか!俺は違う!無駄に生きるくらいなら熱く死にたい!」 と憤っているフリをしてみるものの、実際のところは、仕事終わりに毎日サウナ

          大人になるともう成長しないんじゃないか。ってか、そもそも成長するってどういうことなのか。