松川 涼真(まつかわ りょうま)さん@よみうりランド 丘の湯(リバース東京) 2019年5月29日

よみうりランド 丘の湯にて、松川 涼真(まつかわ りょうま)さんの施術を受けてきました。リフレクソロジー20分+ボディケア40分コースです。


本人出勤を確認して出向いたのにいざ受付に行ってみるとまさかの不在! という予想外のハプニングもありながら、ロープウェイのゴンドラの中で多摩の街並を一望したり、10年ぶりにバイクで二ケツを体験したりした上で、無事に施術も受けられたということで、色々と思い出深い一日となりました(笑)。


さて、涼真についてですが、元々熊本県でお風呂のスタッフだったところを、我らがリバース東京の重鎮セラピストである笹山さんにスカウトされ転職し早4年、今や丘の湯リーダーかつ我が社全体でもトップランカーという将来有望な若手セラピストなんです。


恒例のキャッチコピーは「攻め揉捏」の使い手、もしくは「進化系按摩師」。かなり独特で面白いんですよ、このやり方! 


攻め揉捏とは。
その名の通り、基本的に「揉み・捏ね」が主体の施術です。それだけだと別に珍しくないっていうか、昔ながらの按摩さんとかは大抵そうじゃんって話なんですけど、決定的に違うのは、そこにさらにボディケア、リラクセーションの方法論をすっぽり覆いかぶせちゃってること。均す・緩ませる・柔らかくする、だけじゃなく、さらにほぐす・つぶす・コリを取る、まで進化しちゃってる。イチゴ大福みたいに、一粒で二度おいしいんです。あ、僕はカフェオレ大福派ですけど。


え、でも「ほぐす・つぶす・コリを取る」ってことは、結局圧迫を使ってるってこと? 違うんですよ。そうじゃないんだ。厳密にいうと、「揉み」というよりは「揺らし」に近い。でも、揺らしっていうと、本当に微弱で繊細なイメージをしそうだけど、それよりはしっかり圧を入れてるし、捉えてる。捉えてるんだけど、その一点で止まったりはしてない。攻める場所はつねに動かしてる。となると、これはむしろ「強擦り」に近い。軽擦ならぬ、強擦とでも言おうか……? などということを考える間もなく、今まであげた、揉み、捏ね、揺らし、軽擦、強擦を縦横無尽に使い分けていくんです。それも常にアップテンポのリズムに乗りながら! まあこれが気持ちいいったらありゃしない!


他にも、たくさんの揉捏法を使い分けているのと、時折ストレッチも織り交ぜて、そこでも緩急をつけているのも素晴らしいし、しかもそのストレッチすらも、ちょっとバネ運動っぽい、あくまで揉捏スタイルなんだ。どんだけ揉捏好きよ!
と思って訊いてみたところ、なんでも、地元熊本の温泉で受けた按摩さんの施術が本当に気持ちよかったらしいです。そっかあ。貴重な出会いをしたもんだ。


リフレなんかも、たとえば指先部分(反射区的には前頭洞、目、耳)のいわゆる「乳しぼり」と呼ばれている手技は、まずリズムを作ってから圧を入れていく感じなんです。いきなり一発目から入れたりしない。あくまで触れるだけでテンポを伝えてから老廃物を潰していく。プールにいきなり飛び込まずに心臓に水をピチャピチャつける感じっていうんですか。それが気持ちいいのかって訊かれたら、はい、気持ちいいんです、これが。あとはリフレに関して言うと、膝下と足首周りを重点的に攻めてくのもちょっと珍しい。足裏よりも関節を緩めやリンパを流すことを意識しているのかもしれない。


結論を言えば、リフレもボディも上手くて、しかも路線が極めてユニークで、ダメ出しする要素がなくて悔しいんですが、あえて一つあげるなら、早いテンポを重視するあまり、体位を変える(たとえば、うつ伏せのカエル姿勢から戻す時とか)スピードが速すぎてちょっと怖いかも、ってことくらい。特に関節の動きの硬い高齢者とか強いテンションのストレッチが苦手な女性とか。まあ、そういう人相手の場合はもっとゆっくりやってあげてるのかもしれないし、涼真ならこれを読んだ瞬間にすぐ修正できるでしょう。


ということで、よみうりランドで遊び倒して疲れた皆さん、ぜひ丘の湯へ。涼真はほぼ毎日いますよ!


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