高田 篤(たかだ あつし)さん@首のオフィス専門 たかだ(静岡県富士市) 2019年2月26日

静岡県は富士市の《首のオフィス専門 たかだ》にて、高田 篤(たかだ あつし)さんの施術を受けてきました。50分コースです。


高田さんはリバース東京のセラピストとして14年勤めた後、独立開業し、現在は施術者というよりも指導者としてお忙しくされているようです。今回お会いするまで一度も面識がなく、共通の友人を通じて紹介してもらっただけで突然押しかけたにも関わらず、わざわざ出迎えていただくなど、非常に親切かつ気さくな方でした!


施術に関しては「筋膜グリップ」というユニークなテクニックを主体としています。これは非常に説明しづらくて、体験してみないことには何も伝わらないとは思いますが、まあ書けるだけ書いてみます(笑)。


まず理論としては、スパイラルライン、バックラインなどの用語を使われていたので、アナトミートレイン(筋筋膜経線)をベースにしていると思われます。その中のいくつかのラインを主訴別に使い分けて、そのラインに沿って施術を施していくことで、時間短縮できて、効率よく効果を発揮する、という理屈。


で、肝心のこの「グリップ」なんですが、誤解を恐れずに言うなら、半分圧迫+半分揉捏みたいな感じです。ギュッとつまむわけじゃない。途中までつまんで、そこから揺らす形と言いますか。これがどういうわけか気持ちいいんです(笑)。中途半端さは感じません。筋肉じゃなくて、筋膜を標的にしているので、僕も含め筋肉を圧され慣れている人には最初ちょっと不思議な感じがしますが、すぐに体がリズムと刺激になじんできます。


これはおそらく横向きがメインだというのも関係しているのではないでしょうか。横向きだと体全体のラインを上下・前後共にどんどん移動して行けるので、関連筋(膜)がほぐれていく感覚により浸れるからです。ただ、それを意識するまもなく、どんどん施術は展開していく印象。素早い動きです。なんというか、あっという間です。例によって後半はほとんど意識を失いかけていましたが、お腹まわり、腹横筋の刺激で大腰筋とか坐骨神経のあたりまでズーンと来たのはすごく印象に残っています。あれは気持ちよかったなあ。あとは、首がメインというだけあって、首回りもすごくぽかぽかしてきてあったかかった(そして寝た)。


高田さんは4年前、群雄割拠のこの業界で何か一つ決定的な「武器」を探し回っていた時、ついに「これだ!」と出合ったものだそうで、このグリップのおかげで、晴れ晴れとした気持ちで独立したとのこと。僕はそういった自信を高田さんに与えてくれたことが、何よりこの「筋膜グリップ」の素晴らしい点だと思いました。まさに人生を変えたスキルなわけです。


この春から少しとシステムや肩書が変わるようなのですが、「筋膜グリップ」を世に広め、そして独立開業を目指す人を応援したいとのことで、東京などでも一日体験講座やレベルアップ勉強会を開く予定だそうです。また実際に、高田さんと同じように、独立されて頑張っている方も全国各地にいらっしゃるとのこと。開業前も後もサポートしてくれるのは、めちゃくちゃ心強いですね。


セラピストとして独立を目指す方、効率的な施術を求めている方、また横向きの施術に力を入れたい方は、ホームページ等でぜひチェックを! 
https://officetakada.com/
http://kinmakuseitai.com/sogoannai.html


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