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「LAC八ヶ岳×モリウミアス」親子ワーケーション・トライアル企画に参加してみた

LAC八ヶ岳(開催場所)
山梨にあるLivingAniwere Commonsの拠点。

モリウミアス
宮城県石巻市の雄勝町にある、こどもの複合体験施設。

この企画は、小学生を持つ親が、こどもと共にワーケーションに訪れ、親が働いている間に、こどもはワークショップに参加する形を試す1泊2日のトライアルだ。

※小学生以上が対象のワークショップになるので、私と息子はメイン企画には参加できていない。

プログラム内容

1日目最初のワークショップは、モリウミアスがコロナ渦ではじめた「MORIUMIUS@home」で取り扱ってる学ぶBOXを利用した、「わかめプログラム」。これにプラスして小学生は飯盒炊飯などを体験する。
わかめプログラムは、雄勝で取れた天然の生わかめを子どもたちが、自分たちで捌くといったもの。(こちらが小学生限定プログラム)

最初の予定には無かったのだが、運営側の配慮で、小学生未満は別でダンボールマンさんによるダンボール工作のワークショップを開いてくれた。

その日の夜ご飯は、そのワカメを使った料理と小学生たちが炊いたご飯。モリウミアスのシェフによるご馳走を来ていた人みんなで。

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2日目は、朝から目の前の山を散策。自由に何が落ちているか探してみたり、棒を振り回してみたり、カエルを追いかけ回してみたり。ある程度遊んだ後に、落ち葉拾いをし、その葉っぱでコンポストづくり。
こちらは、未就学児も参加できた。

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全てが終わった後に、子どもは子ども、親は親で集まって振り返り。そして解散。

それぞれのドラマ?

私と息子は、友達親子と乗鞍から直接LAC八ヶ岳入りしていて、家を離れて既に5日ほど生活を共にしていた。
うちの子が5歳で、友達の子は7歳なのだが、
息子が、面倒な程ライバル視していて…。何度かトラブルを起こしていた。このぐらいの年の2つ差は結構大きく、何においても勝てない事が悔しさや苛立たしさみたいなものを生んだのかも知れない。

そう言った事情があっての当日、なぜ自分は○○(友達の子)と一緒に行けないのかで、相当悪態をついていた。(ケンカするのに、一緒が良いらしい……。)

気持ちを切り替えるのに時間は掛かったが、本当にダンボールマンさん企画に助けられた(ここで朝からの愚図りに完全復活を遂げた)。

最終日の振り返り会に関しては、小学生に限定する事なく、未就学児も参加可能だった(らしい)のだが、親の知らぬ間に、ちゃっかりと混じっており、絵を描いて発表と言う、本人が超絶苦手な事案なのにも関わらず、最後までやりきっていた。(発表は大好き)

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「俺だってやれるぜ」みたいな気持ちだったのかな?
普段の保育園の作品も、秒で終わらせにかかった感じで、褒められるのはいつも運動能力と生き物のお世話についてなのだ。
しかも、じっとしていられないタイプなので、席に座っていた事も未だに信じられない。

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若干、悪しきものを呼び出してそうな内容に思わなくも無いが、いつもより線の量にやる気を感じる。

終わりに

子どもが集まった時の騒音や仕事のならなさは、決して微笑ましいものでは無く、経験していない人からすると想像の3倍〜5倍ぐらいだと思っている。正直、やさしさとか気持ちでどうにかなるものではない。
だから、少なからず仕事の間に距離が取れる環境は必要だと思っている。

今回の企画を通して、理想を言えば、ワークしている間の子どもとの完全分離。仕事のコアタイムが埋まるプログラムスケジュール。コアタイム時間内に頻繁な連絡が無いことなど、実現してるからあれこれ欲が出てしまう。

だけれど、こう言ったプログラムのトライアルをする事自体嬉しい。私にはそのニーズがあるし、同じ感情や課題感を持った仲間がいる気がする。それに、やってしまった後の不便や課題は、そのうち改善される(できる)と思える。

と、ほんっと偉そうに述べてしまっているけど、トライアルって…、はじめての事をやる訳で…しかも子どもって予期せぬ動きをする生き物な訳で…自分が運営だったとしたら…?とかチラッと思い浮かべただけで(怖くて全然想像できないけど!)ハゲそうだ。

懲りずにまた行くよ〜。

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旅全体については、下記。



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