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自分に値段をつけることが怖い方へ

「いいですよ、これくらい。お金なんていらないですよ。」

いいことをしている気分で言っていたわけではなくて、自分に値段をつけると、いつもタダになってしまうのだ。

タダだと告げると
「あ、そうなの?うれしいなあ〜」
人はいつも喜んでくれた。

いつのまにか、
頼まれごとで予定がいっぱいに。
人に求められる悦びとはこういうものか、と幸せだった。

怒られるまでは。

「ためになるので無料で大丈夫です!」
と満面の笑みを浮かべながら、メッセージを送った直後に、怒られた。

「社会人として、お金の管理をすべきだ。
最初に請求しないと今後ずっとタダ働きを強いられちゃうよ?」

今まで、お金から逃げていたことに気付く。

お金をもらって働く覚悟がなかった。
無料なら邪魔さえしなければ重宝された。


回顧してみればみるほど、自分が売れっ子だと思っていたことが恥ずかしくなっていった。


何に喜んでくれていたんだろう。
本当にぼくを求めていたんだろうか。
ほんとうは、無料のリソースを重宝がっていただけなのかもしれない。


お金で見えなくなるものがあるのなら、
お金で見えてくるものもあるのだろう。


って、おばあちゃんが言ってた。

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