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2019年1月31日 機能だけで物事考えないことも大切

原稿を進める夢を見た。それでも終わらなくて、ひどく怒られるのに謝っているところで目が覚めた。原稿も進んでいないし、怒られ損みたいな感じもあって、朝からぐったりした気持ちで、とりあえず朝風呂で身支度する。

加賀温泉での取材2日目。ひとつめの取材先の方が非常に手厚くもてなしてくれ、面白いお話に加えて、職人さんの工房を案内してくれたり、美味しいお蕎麦に連れて行ってくれたり。

お蕎麦を食べながら「なんでもリアクションがいいですねー」と言ってもらう。ぼくは「へぇ!」とか「おいしい!」とかはっきり言ってるらしく、自分では意識してなかったから、そんなふうに思ってもらうことに驚く。特に変えることでもないはずなので、ありがたく受け取る。(うざいって意味じゃないですよね、とは確認した……)

「ホメル社、いいね!!!!!!!!」と、ある作家さんから感嘆符たっぷりでDMが届いて、すごくうれしくおもう。今日は取材中に、いつからか日本人は道具に対して機能を求めすぎている、というお話を聞いて、それは本でも変わらないよな、と感じたりした。

その取材は、木工ですばらしい道具をつくられているところで、飲み口が薄かったり、極限まで軽かったりグラスやお椀をなのだけど、正直言って「洗いやすさ」といった機能ではガラスには勝てない。でも勝てなくてもいいとて割り切ってみることで、より自分たちの本質と向き合える……といった話だった。それと「工芸品は最低でも10年使えるデザインであるべき」という考えにも、すごく感化された。

本の持つ力は、すぐ役に立つ、明日使える、だけじゃない。10年持ち続けて本棚を3回くらい引っ越ししてから、やっと読む本、めくる本だってある。

ホメル社の本は、長い年月にも耐えながら、読む人を励ませたらいいと思うのだ。なんとなく、すこしずつ、像が固まっている気がする。

【今日の出版社づくり】
・ホメル社のことが褒められた。すごくうれしい。やる気出る。
・作るべき本のコンセプトが少し固まる。指針になるはず。がんばる。

【今日飲んだ酒】
発泡酒350ml缶2本、ハイボール350ml缶1本、日本酒ワンカップ1合

相変わらず、まったく余裕なし。ずっと何かに追い立てられている気分。

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すき!
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長谷川賢人

86世代のフリーランス編集者/ライター。日本大学芸術学部文芸学科卒。noteでは音声配信も。ラジオのお仕事したい!ウェブメディアを中心に仕事しております。参考事例は → https://hasegawakento.com/

ホメル社の肯定的制作日誌

2019年秋に誕生予定のひとり出版社「ホメル社」の制作日誌です。写真集、ビジネス書、文芸書の刊行を目指します。代表はフリーランス編集者/ライターの長谷川賢人(@hasex)です。
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