時間経過が教えてくれたこと。
時間経過というものは恐ろしいものだ―
100年に一度起こるという、世界を恐怖に陥れたウイルスと言うのは
皮肉にも人間の世渡りの必需品である「建前」という仮面を外し、
代わりに布マスクを装着させた。
建前が外れたことによって、人々からは「本音」が見え隠れするようになり、
個人個人の価値観が浮き彫りになった。
ただ、対症療法がない、いまだかつて自然治癒及び、予防が何よりの対応策であると言われているこの状況下では、これまでの生活様式は一夜にして崩れ去るほど嵐のように破綻していき