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私が働く3つの理由

一日1note…何とか続いてはいるが、今日はちょっと手抜きで(笑)思いつくままに書いてみる。

ひとり事業主になってからは特に、頼まれごとが嬉しくて、ついつい物理的に不可能でなければ、引き受けてしまう。その結果、あっちもこっちもと、欲張り過ぎた分、頭に混乱が生じていて、優先順位を立てることが難しく、いつも目の前に、準備しなくてはならない講座や研修の数々が並んでいる始末だ。

アナウンサー時代、生放送番組を主に担当していたのだが、今月は、毎日、まさに「生放送」を抱えているような状況である。「生放送」というのは、どこまで準備したらいいのか、はっきり言って「キリ」がない。なぜなら、結局、場に立ってみないと、相手は見えないからだ。それでも、準備は肝心で、ひたすら見えない参加者の頭の中を想像しながら、自分の引き出しの中身の、何が相応しいのかをひとつひとつ取り出しては確認していく。

もちろん、投影資料も配布資料も作成するが、そこに囚われすぎると、現場で見失ってしまうことがある。このバランスが難しい。そして、準備を重ねるほどに、自分の引き出しの貧弱さに頭を抱えてしまうこともある。

「ああ〜もう」と、ショートカットの髪を両手でくしゃくしゃとかき回しながら、何とか言葉をひねり出そうとしながら、30年前と結局、やっていることは変わらないなと、ふと、笑ってしまった。結局、いくつになっても、こうして考え続け、もがき続けるのだろう。それが、前に進むと言うことだ。

それでも、カメラの向こうを想像して呻いていた昔と違って、今は、小学生だったり、管理職だったり、男性だったり、女性だったり、リアルな参加者を想定しながら準備出来て、さらに当日は、リアルにお会いできる。
上手くいっても、いかなくても、確実にフィードバックがもらえることは、成長に欠かせない要件で、ありがたいことだ。

会社員時代、最も苦しかった時、「なぜ、働くのか」自分にしつこく問うた時があった。出した答えは3つあり、ひとつは「お金」二つ目は「社会との繋がり(貢献)」そして最後のひとつに「自己成長」を挙げた。

好きで選んだ道、場に立てる幸せを噛みしめながら、成長出来ることを信じて進むしかない!と、自分を鼓舞する夜。



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