意識が高い

週刊ハシモト Vol.5:生きる戦略を見つけるために

ハシモトが週末の夜に、この1週間を振り返る「週刊ハシモト」

面白いと思った記事や本などをハシモト的な観点からお届けしたいと思っています。

■今週気になった記事

大好きなんですよね、橋本ナオキさんの「毎日でぶどり」シリーズ。読んでいると元気になります。

今回はそんな「でぶどり」シリーズの中から特にお気に入りの作品を紹介しました。

自分はよく意識高いねーと笑われます。自覚症状もあります(笑)

マンガでも書いてある通り、意識高い人を笑うことは合理的です。何もしない自分を正当化できるんですから。

反対に、意識が高いことは非合理的であることかもしれません。自分が正当化できず、不安でしょうがなくて、将来のためになりそうな活動にすがりついている。はたからみれば滑稽でしょう。

しかし、その非合理的な行動にしか見えてこないものがあるのではないでしょうか。自己を正当化して安全地帯に居座るのではなく、ダサいながらも答えを探して歩き回る。そんな生き方をしていきたいと思っています。

ま、このようなことを書いてるから、意識高いって笑われるんですけど(笑)

■今週の1冊

本を読んでいると、本が好きになるだけでなく、その本を書いた人までも好きになってしまうことがあります。

今週はそんな本に出会えました。瀧本 哲史著「戦略がすべて 」です。

もう瀧本氏の本を着々とコレクションし始めています。(瀧本氏は最近お亡くなりになったんですよね…。もうこのような著作が読めないと思うと悲しくなります。)

この「戦略がすべて」は、時事評論の形をとった戦略的思考を磨くためのケースブックです。

AKB48から鉄道会社、五輪招致、就活に至るまで幅広い場面で戦略的に考えるとはどのようなことかを示してくれています。

では、戦略的に考えるとはどのようなことなのでしょうか。本書では以下のように定義しています。

戦略を考えるというのは、今までの競争を全く違う視点で評価し、各人の強み・弱みを分析して、他の人とは全く違う努力の仕方やチップの張り方をすること
「戦略」は弱者のためのツール

生まれつき「強い人」はいます。家庭が裕福であることや、遺伝的にバイタリティにあふれていたり、頭が良かったり、外向的な性格であったりすることなどはよくあることです。

そんな人たちに、凡人の僕が真っ向からぶつかっても勝てません。

対抗するためには、「戦略」という武器を身に着け、戦い方を考えなければならないと思いました。

有利な戦場を選択しつつ、ゲリラ的に戦う。弱者には弱者なりの戦い方があるはずです。

■今週の記事Pick Up!

今週のおすすめ記事は、「『夢が叶う』という絶望【自己啓発本が教えてくれない夢の行く先】」です。

僕が意識が高くなってしまったのは、大学に入学するまでは夢にあふれていたのに、その後突然夢が潰えてしまったからだと思います。

大学という場所に憧れすぎてしまっていたんですね。勉強など、うまくいかないことがたくさんあり、何度も挫折してきました。

それもこれも、すべて「大学に行く」という夢の先を考えられていなかったからです。

夢の実現のために頑張るのは素晴らしいこと。しかし、夢が叶ったor叶わなかった時のことを考えておかないと、悲惨な結末が待っています。

夢を追って頑張っている人に、ぜひ読んでほしい記事になっています。

■編集後記

今週の週刊ハシモト、いかがだったでしょうか。

今週、ハシモトは、趣味の居合道の昇段審査があり、無事に初段になることができました。剣道と合わせれば4段保持者です(笑)。

これからも稽古を続けていきます。またちらほらと居合道の話が出ると思いますが、お付き合いください。

…それでは、また来週!

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