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口は災いの元だが諦めが肝心な私の人生

私の声は大きく遠くまでよく通る。声が大きいことは便利で良いところもあるが、逆に声が大きいことで何回も失敗してきた。

失敗するたびに「口は災いの元」と反省するが時が経つと忘れて再びやらかしてしまう。

大体考えなしに大きな声で人の悪口を言って、それが本人に聞こえてしまうパターンが多い。このパターンには最近私も歳をとりふてぶてしくなり「事実だから仕方ない!あんな奴には嫌われた方が嬉しいわ!」と開き直ることにしている。

他のパターンとして、悪気はないが結果的に大好きな人をディスってしまう時がある。

私はすっかり忘れてしまっていたが、20年くらい前大好きな女性の結婚指輪を私が拾ったことがあった。その時私は大きな声で「誰の指輪だろう?私の指にはめたらブカブカじゃ!男性の指輪だろな!」と騒いでいたらしい。しばらくワイワイと誰の指輪だろう?と近くにいた仲間と話していた。すると、その指輪は私の大好きな女性の指輪だった。

この話を覚えていた男性の話では、その事実が発覚した後も私は爆笑を続け、私の大好きな女性に小突かれていたらしい。まるでボケ突っ込みの漫才を見ているようだったと彼は笑って話してくれた。

その話を聞いて結局私って若い頃からふてぶてしい奴だったんやなって思った。口は災いの元のやらかしを持ち前のふてぶてしさと開き直りで今までやり過ごしてきた。結局死ぬまでずっとこんな風に生きていくんだろう。諦めが肝心だ。


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