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コロナ後遺症と四肢のリハビリ

コロナ後遺症で気をつけることの一つに
「腕や手を使いすぎない」がある。
以前コロナ後遺症の専門医に「何故腕や手を使いすぎたらクラッシュやPEMを起こしやすいんですか?」と質問した。
専門医は「今はまだよく分かっていない」と答えた。

最近、次男は歩くリハビリをしている。日に日に歩数が伸び、歩き方もしっかりしてきた。歩けるようになると、今度は手が使えないことが気になってきた。
そして、手指や腕のリハビリを始めた。以前は母が介助して手指のリハビリをしたが、あまり動かず、リハビリ後、手に疲労(PEM)が出たので手のリハビリは中止していた。今回は以前と違って母が介助すると手指も腕もよく動いた。息子もこれから腕や手のリハビリも頑張ると張り切っていた。しかし、その後PEMがやってきた。腕や手指に倦怠感、そして呼吸のしづらさがやってきた。

2か月前位にベッドの頭の部分を少し高くすると、内臓が下がり、肺を圧迫しないので、呼吸が楽になると知った。頭の下に座布団を敷き、頭の位置を高くした。すると初めて次男は手をグーパーできるようになった。

次男が久しぶりにベッドサイドに直立した時、妙に腹が出っ張っていた。しかし、立ったり歩いたりしていくうちに、腹の出っ張りがへこんできて自然な形になってきた。

上記の出来事を踏まえて、次男が考えた仮説
腕を使いすぎたら、腕の筋肉が引っ張られ、その影響を受けて臓器が少し上がるのでは?
逆に歩くことは臓器が下がったり定位置に収まるのでは?
臓器たちの微妙な動きによって、肺が影響を受け、呼吸が苦しくなったり楽になったりするのでは?

コロナ後遺症治療の根幹には酸素が身体中に行き渡るかどうかがある。酸素を運ぶ血液の流れが良くなれば、体調は良くなる。

足指、足裏、足首は心臓から一番離れた場所にある。
今はとにかく歩くことで、足に刺激を与え、血液の流れを良くし、全身に酸素が行き渡るようにして行こうと思っている。
そうすれば、自然と手の指や腕も元気に動き始めると信じて・・・



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