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けちの美学

べつに努めてそうしているわけでは無いのだが、
ぼくはけちだ。
 
ほとんど人におごらないし、プレゼントもしない。
もちろん、
家族やデート相手の女性とかは別なのだが
そんな女性なんかいないし、
家族もそんなに会ってくれない。

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しかも、これはぼくの社会的立場がちっとも高くないから
ってのもあるんだけど、おごらなきゃならない後輩や
付き合いのある同僚、仲間などもほぼいないので、
そういうシュチュエーションに立ち会うことも無い。
 
なので、お金を使うのは主としてじぶんに対してばかり。
 
とはいえ年齢からくることなのか、お金のかかる趣味や道楽も
今ではトンとご無沙汰である。
 
酒はそもそも飲めず、タバコは辞めてしまったし、
ギャンブルにも興味がない。
ひとりではほとんど外食もしないし、遊びにも行かない。
 
以前はそこらじゅうに設置されてる自販機で
毎日のように飲み物を買っていたが、
あまりおいしくないと思い始めてからは、これもまた
ほとんど利用しなくなった。
 
24時間営業の便利なスーパーが、コンビニよりも近い距離に
あるので、ほぼコンビニにも行かなくなった。
そのスーパーでさえ最近では購入額も来店回数も減った。
 
本当に努めているわけでは無く、こういう暮らしでは
たくさんお金を使う場面がおとずれてくれない。
すこし離れてそんな自分を眺めてみると、ぼくの一連の行動や習慣は
やはりけちに見える。
だが、おかげで日本の平均給与にはるかにおよばない低年収なのだが
ささやかながら貯金も増え続けている。
 
かといって、
すごく我慢してイライラしてストレスになったり、気分がふさぐことが多いとか
体調をくずしたりとか、病気になったりとか。
 
まったく微塵も、カケラも無い。

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これから自分でも掘り下げていこうと思っているが、
ただ単にぼくの性格的な傾向なのか、なにか考え方やテクニックなのか、
もしかしたらだれかのお役に立てるノウハウでもあるのか。
 
まだはじめたばかりで慣れないつたないブログ作りだが
がんばって勉強して(実は今、生涯で最も勉強している)
少し前のぼくみたいな、何かスッキリしないモヤモヤを抱えて
日々をただ過ごしているようなだれかの役に立ちたい。
恥ずかしげもなく言葉にできるほど、心からそう考えている。
 
考えるだけならタダだし。
 
 
 
うん、ここまでの記事の文字数からしてすでにそうなのだが、
やはりぼくはけちだ。
ぼくなりのけちの美学。
つらぬき通していこうと思うし、言葉にしていこう。
 
つかれたので寝る。

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BGMは南 佳孝「避暑地の出来事」Spotify


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