無難を避けるには。

最近私はもやもやしていた。

自分のファッションについてだ。

30も過ぎ、30代中盤に差し掛かり、なんか、無難なファッションが増えてきたのだ。

気を抜くと、全身ユニクロ、という「ユニクロの乱」が週3でおきるという、恐ろしい事態に陥っていた。

その悩みを夫(元ホスト)に相談したところ、じゃあ服を買おう!ということになった。目指すは無難という言葉の対極である、奇抜を体現したような街(?)、下北へ。

そして、夫と古着を見ながら、無難を避ける極意を教わる。

夫いわく、

『五感をレイプしてくるものを着ろ!』

『嫌悪感が湧いたものを手に取れ!』

『これ、誰が着るん…?というものをお前が着るのだ!』

と、輝く目で古着屋をはしごする夫を、半ばドン引きしながら見る私。夫はあの時、ここ数年間で一番神がかって輝いていたように思う。

そして、私は購入した。

購入したセーターは、カットや形はかわいいのだが、真ん中になんかぴらぴらのゼッケンみたいなものがついているのだ。

Bodysongというブランドのものらしく、なんか格好いいおしゃれな雰囲気は、ある。

これがなければかわいいのに…!というものを、私はあえて着るのだ。

何これ?!というものを、来ていかなければ無難になっていくのだ。

新しい職場で、なんスカ?それ、って言われかなったら、私は負けなのだ!!!!

ファッションの道は険しい。

でも、たしかに夫の言うとおり、嫌悪感のあるもの、うわっていうものって、つまりは自分のコンフォートゾーンの外にあるということだ。ゼッケンを付けたセータと、コンフォートゾーンになんの関係があるのだ、という気がしなくもないが、自分が違和感のあるものを受け入れたり、やり続けないと、無難な安全パイを、無意識的に取っていってしまう。年齢というレファレンスポイントが増えれば、なおのこと。

だからこそ、私は挑戦をやめないで、突き進みたいと思う。

まずは、五感をレイプしてくるものを身につけることからだ。

ううーん、憂鬱w

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