カラマーゾフの兄弟

カラマーゾフの兄弟

オススメ568。"『あのね、コーリャ、それはそうと君はこの人生でとても不幸な人になるでしょうよ』突然どういうわけか、アリョーシャが言った。"1880年発刊の本書は1800ページを越える著者最後の大長編かつ不朽の【小説の王様】として、様々なテーマを内包していて読み応えあります。(続編が読みたかった!)

個人的には村上春樹が『ペットサウンズ』の後書きで『世の中には二種類の人間がいる。カラマーゾフの兄

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読書メモ 2 「口づけ」

(1)
「俺はね、ここを去るにあたって、世界じゅうでせめてお前くらいは味方かと思っていたんだよ」思いがけぬ感情をこめて、ふいにイワンが言った。「だが、今こうして見ていると、お前の心の中にも俺の入りこむ場所はなさそうだな、隠遁者の坊や。《すべては許される》という公式を俺は否定しない。だからどうだと言うんだね、そのためにお前は俺を否定するのか、そうなのかい、そうだろう?」
 アリョーシャは立ちあがり、

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フョードルの良妻に止められた、あの幻のレペゼン体操第二

「ごめんな、こないだ、
 合コン、行きたかったなー、
 おれ、すっかり忘れてたもんな、
 じいちゃんの三回忌。
 帰ってきたよ、実家から日曜に。

 どうだった?
 あ、いいや、それよりおれの三回忌、
 ちげ、おれ死んでねえよ、
 おれの、じ、い、ちゃ、ん、の、三回忌。
 くそ、ちょいと落ち着けその話、
 おれんなか、まだ落ち着けねんだな、その話。

 そこでな、
 めちゃくちゃ、そ、めッちゃくち

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『カラマーゾフの兄弟』続編を空想する

オススメ552。"『カラマーゾフの兄弟』は未完の小説である(中略)作者が『著者より』と題する序文で、アレクセイ・カラマーゾフの『一代記』は『ふたつの部分』からなると宣言している以上、続編の存在そのものを疑ったり、否定したりするわけにはいかない"2007年発刊の本書は、文学ミステリー的に楽しめる。

個人的には、2017年に『日本ドストエフスキー協会』を設立、初代会長に就任したり、また好きが高じて?

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雑記。

今日は低気圧のせいか、頭が重く、だらだらお散歩して、本屋で気になる本を買ってきて、手抜きの夕飯をつくって、だらだら本を読んでいる。

『アスペルガー医師』とは、『アスペルガー症候群の医師』ではなく、『アスペルガー氏(医師)』である。アスペルガー症候群は、彼の書いた論文の診断基準をベースにしているのでその病名になったらしい。

膨大な量の人名が出てきて、もはや人物相関がさっぱりわからなくなってきた。

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「カラマーゾフの兄弟」ー世界のラスボスは女!!

「カラマーゾフの兄弟」は私にとってオールタイムベスト1小説です。哲学書としてもNo.1

それぞれ胸に熱い情熱を秘めた3兄弟が、性悪、わがまま、ヒステリーな女性たちにその高潔な理念を踏みにじられていく様が実に素晴らしい。

ドスト先生、「罪と罰」の時(40歳)はまだまだほんのりと青臭い中2病が香ばしいですが、60が近づいてやっと人間の何たるか、いや、男の何たるか、女の何たるか、人間の実在とは何かを

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カラマーゾフの兄弟

わたし、Twitterで村上春樹のつぶやきさん(@EssentialWord1)というアカウントフォローしてるんですけど、先日こういうツィートをRTしたんですよ。

ちょっと思うところがあって、再度RTしようとしたら、もとのRTが消えちゃったんで、RTした投稿は消えちゃったんですけど、今日再度引用RTしました。

なんで再度RTしようと思ったかっていうのは、今日、こんなこと書いていたからです。一連

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