クラフトマンシップ

LOEWE FOUNDATION CRAFT PRIZE 2019

LOEWE FOUNDATION主催のCRAFT PRIZE(於:赤坂 草月会館)に行ってまいりました。

2016年にスタートした本アワードは、「コンテンポラリーなクラフトを祝う先駆け的なアワード」として、今年で3年目。イサム・ノグチが設計した美しい草月会館ロビーの石庭「天国」において、「伝統工芸」の伝統を紡ぐ普遍的な努力をベースとしながら、古典とアバンギャルドを調和させた、伝統工芸とアートの融

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「カカオ豆を刺身でだす」という逆転の発想のチョコレート

■Bean to Bar チョコレートとの衝撃の出会い

日本人のきめ細やかな感性や考え方・思想で外貨を獲得すると考えていた時に私は**チョコレートの主原料であるカカオ豆からチョコレートを製造するBean to Bar スタイル**に出会いました。

Bean to Bar スタイルのチョコレートを食べた時の衝撃は今でも忘れません。

カカオ豆とお砂糖だけのチョコレートが、まるで「オレンジのよ

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全否定をされた“ザクザク”したチョコレート

■始まりは全否定

Minimalを始めた頃、造ったチョコレートに対して辛辣な言葉を何度も頂いた経験があります。

「チョコレートはくちどけが大事、ザクザクしているなんて邪道」

「チョコレートの精製技術が未熟だからザクザクしかできない」

といった言葉です。
言われた時の衝撃とショックは今でも鮮明に覚えています。
正直言われたときはムカつきましたし、なんて残酷な事を言うのだろうと(笑)

チョコ

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ブランドとは”偏り”である

■「ブランドは最適化されてはいけない」という気づき

Minimalを運営していてとても苦い失敗の思い出があります。

それはあるパッケージをつくった時の事です。

パッケージはある程度のロッド(数千から数万の単位)で発注をしないと単価が折り合わないもので、小さなクラフトブランドにとってオリジナルでパッケージを作るのは本当に大変です。

小ロッドで作るとパッケージ代がとんでもないことになります。原

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「自分用チョコ増加」というトレンドの深層

■バレンタインは贈る用のチョコよりも自分用のチョコが増加

近年のバレンタインのトレンドを見ていると、贈る用のチョコよりも自分用に買うチョコレートが多くなっているというレポートやトレンドを目にすることが多くなりました。自分のためにチョコレートを買う事が増えているというのが店頭などに立っている実感値としてもあります。

「誰かに贈るより自分のために買う」ことが増えている事は冷めた人が増えていたり

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なぜ"今"クラフトが共感を生むのか。未来の消費の形

■クラフトという言葉に多くの人が魅力を感じ、新しい市場を生んでいる 

お菓子と高級品に対してMinimalはクラフトチョコレートとして新しいカテゴリーに分類されます。素材であるカカオ豆の選定から、チョコレートになるまでの全工程を職人の手で丁寧に造っていくクラフトチョコレートというジャンルはこの10年の世界のチョコレートの新しい潮流として注目されています。

チョコレートに近い「食」分野の成長市場

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展示会でのセミオーダーについて

さて、もうすぐ半期に一度の展示会です!展示会では新作をいち早くご購入いただける他、セミオーダーをお受けしています。オーダーってしたことない、どんな感じでいくらくらいなのかな?という方も多いと思いますので、今回はそのセミオーダーに関してのご案内をさせていただきたいと思います。

デザイン
リングのセミオーダーでは豊富なルースコレクションの中からお好きなルース(裸石)とデザインをお選び頂き、ご希望の素

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タイと日本でのジュエリー製作

展示会前に、製作に関しても書いておきたいと思います。

MOEMI SUGIMURA の商品は現在、日本とバンコクの二箇所で製作してます。ワイヤーつなぎのネックレスやピアスなどはこれまで通り全てデザイナー本人がひとつひとつ丁寧にお作りしています。

そして彫金のアイテムに関しては日本とタイの職人さんに作ってもらっています。それぞれの特徴と良さがあって、デザインと石に合わせて使い分けています。こちら

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