パブリックデザイン

人間の条件/東京の条件

岸井大輔氏による「戯曲|東京の条件」を中田一会(きてん企画室)が送ってくれた。100BANCHを構想した頃にハンナ・アーレントの著者「人間の条件」に大いに触発された事を知った一会が、この戯曲は松井への推薦図書だと思ったとのこと。

「東京の条件」とは、岸井大輔氏による演劇でハンナ・アーレントの「人間の条件」に着想を得ている。

東京都及び東京文化発信プロジェクト室との共催で、三年間にわたり上演

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Co-Design;ヘルシンキの新中央図書館Oodiを市民とデザインする

12月5日、ヘルシンキに新たな中央図書館"Oodi"がオープンします。そしてもちろんこの図書館は参加型のデザインプロセスによって作られてきました。今取っているStrategic Co-Designという授業のプロフェッサーはこの図書館のCo-Designにコンサルタントとして携わっていたこともあり、どう設計してきたかを授業にてモデルケースとして取り扱ったのでご紹介。

フィンランドは図書館利用率が

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Co-Design; 期待するメリットおよび価値とは?

前回、Co-Designを中心としてUser Involvementに関わるアプローチのご紹介をしました。今回はBenefits of Co-design in Service Design Projectsという論文で述べられている、Co-Designの利点を事例を踏まえながら考察したいと思います。

例えばどんなメリットがあるのかというと

■顧客理解/アイデア創造
・多様なアイデアを創造し、

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アールト授業; INTRO; 未来のデザイン組織を描く-1-

8/29から、アールトでのおよそ1週間のINTROコースが終わり、無事に初単位を獲得することができました。INTROの概要に関しては前回ざっくりご紹介いたしましたが、未来のデザイナーとしてどのように社会的な変化や課題を取り扱えばいいのか、どのように未来のデザインに求められる能力や役割、実践、組織のカタチを構想していけばいいのか、などの問いに対して、未来のデザイン組織をプロトタイプするという内容にな

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社会インパクト事例メモ① ピーターバラ刑務所での再犯率改善

ソーシャルインパクトに関する評価基準は「ソーシャルインパクト指数(SIS)」というものが使われている。

基本的なロジックは株式会社ソーシャルインパクトリサーチによりまとめられている。▶︎ドキュメント

上記が基本的な指数の出し方である。

今日はSIBのプロジェクト事例として、世界初の社会インパクト牛事例であるピーターパラ刑務所について調べてみた。

ピーターバラ刑務所のSIBプロジェクト

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「ナッジ理論」を使ったデザイン(2) ゲーム性を利用した3つの事例

行動経済学に基づく「ナッジ理論」をデザインに活用する連載の2回目です。今回のテーマはゲーム性。動機付けや思わず行動してしまう代表的なテーマについてです。

▼第1回はこちら

「ナッジ理論」を使ったデザイン⑴ コミュニティへの帰属意識を利用した2つの事例

ナッジ(nudge)は、「そっと後押しする」ことを意味する英単語。

要するに強要したり、不快感や反発を生むことなく、あるいは金銭的なインセン

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部活動は日本に根付いた独自で唯一のチームラーニング時間。逆手にとってリデザインしてみるという選択肢。

以前からアクティブラーニングの重要性が叫ばれて久しいですし、2020年に施行される教育改革ではすべての科目でその要素が取り入れられるとされています。

国語算数英語社会理科英語プログラミングはよりアクティブラーニング化され、ブラック化しているともいわれている部活動の時間は削減傾向にあります。下記がスポーツ庁が策定を進めているガイドラインです。

運動部活動ガイドラインの骨子の概要

・休養日は週2

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部活動の学習効果をデザインしたい

学習効果を高める部活動のデザインをしたくなったので、やっていこうと思います。

これは原体験があります。中学時代に野球部だった時の経験です。

かいつまんで話すと、

・顧問が競技経験がない

・ルーティンで無思考なトレーニング

・主体性が育まれない組織文化

・努力至上主義

・社会に出た時のミスマッチ

・チームで行うことのメリットを活かしきれていない

あたりが課題だと思っており、ここをデ

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