事業仕分け

「事業仕分け」を再考する

2010年度予算編成のために民主党政権が導入し、蓮舫参議院議員の「2位じゃだめなんでしょうか?」発言もあり、一大センセーションを巻き起こした「事業仕分け」。

今回は、この事業仕分けはどんな意義と課題があるのかについて再考してみたいと思います。

1 事業仕分けの事業廃止効力

実は、事業仕分けの導入は、国よりも自治体が先であり、2002年から取り組みが行われてきました。

事業仕分けでは、外部の

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自治体の「政策評価」の再評価を―その4 チェック機能の弱さと外部評価の導入―

地方自治体に「政策評価」という仕組みが導入されて、約20年が経ちます。

政策評価とは、自治体が実施する政策や施策、事務事業について、それらが成果を上げているのかを把握するために指標を設定するなどして評価し、改善に結びつけていこうという仕組みです。

今回は、この政策評価のチェック機能の弱さと、それへの対応としての外部評価の導入について述べたいと思います。

1 アカウンタビリティ確保の手段として

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平成時代についてのクイズ(その3)

あなたは、どの程度答えられますか?
あなたの周りの人々の正解率を確かめてみましょう。

・1996年に住専(住宅金融専門会社)の不良債権処理に財政支出投入の決定がなされたとき、国会は大混乱となり、大蔵次官が辞任しました。この時の支出額は、いくらだったのでしょうか?答えは第3章の1。

・1990年代末に、長銀など破綻金融機関の処理に、公的資金が投入されました。このうち返済されずに国民負担となったの

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はじめての入院 その2

▽入院するまえに、約8年間勤めた研究所を退職しました。

一度は「休職」して復職したのですが、さらに体調が悪化、研究所の存続問題もあり、やむなく辞めることに。

悔しくて泣きました。この仕事に就くのに、「下積み10年間」かかりました。その代わり、心おきなく、治療に専念できるよう、準備してきました。

入院中は、下記の内容を振り返ることが出来ました。ぐちゃぐちゃな字でメモ書き、ノートにまとめたこと、

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民主党政権の事業仕分けの記録の保管場所

2015年9月10日、茨城県常総市で発生した鬼怒川堤防の決壊について。

 堤防の決壊や越水は2009年−2011年の民主党政権時に行われた事業仕分けで予算が削られたから発生したという話題が持ち上がっていました。
私も当時の事業仕分けでどのような議論が行われたのかが気になったので、当時の記録を探しました。

記録はあったのですが、内閣府からのリンクも切れており少々見つけにくかったので、ここにリンク

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