北欧映画

エイリーク・スヴェンソン『Harajuku』 マッチ売りの少女と夢の国"ハラジュク"

去年の年末に公開されて話題になった"原宿"って題名のノルウェー映画。実際に原宿かどうかというのは中心的な問題ではなく、日本のアニメから妄想を膨らませて頭の中に広がった逃避先の"安寧の地"を単に"ハラジュク"と呼んでいるに過ぎない。だからこそ、主人公ヴィルデはそこを目指そうとするが、15歳の彼女にはどうにも出来ない。そんな"幸福国家"北欧のノルウェーで起こる小さな事件を描いたのが本作品である。

もっとみる
スキありがとうございます!
10

[Movie] Gräns (英題:Border)

本年度のカンヌ映画祭で『ある視点』部門を受賞し、2019年のアカデミー賞外国語映画部門のスウェーデン代表作に選ばれた作品 'Gräns'(英題: Border)。『ぼくのエリ 200歳の少女』の原作・脚本を手がけたJohn Ajvide Lindqvistの同タイトルの小説が原作。

フェリー発着場で税関職員として働くTinaは、人の恐れ・罪悪感・恥・怒りなどを鼻で嗅ぎ取れる特殊な能力を持ち、誰も

もっとみる
ありがとうございます!
4

[Movie] Under The Tree

2018年度のアカデミー賞外国語映画部門にノミネートされた、アイスランドのHafsteinn Gunnar Sigurðsson監督の作品 'Undir trénu'(スウェーデンでのタイトルは英語の'Under The Tree')。

レイキャビクで妻のAgnes、小さな娘のÁsaと暮らしていたAtliは、ある出来事がきっかけで家を追い出され、母Ingaと父Baldvinの住む実家に居候する事

もっとみる
ありがとうございます!
1