君のことばに救われた

コンテスト

ただいまこのハッシュタグで作品を絶賛募集中です。
あなたもステキな記事を書いて参加しましょう!

とっくの昔にミスチル桜井さんが100万倍カッコよく素敵に歌ってくれてる問題

「あれ…この言い回しどっかで見たことある気がするな…」
文章を書いてる途中で不安になってググること、ありませんか?
僕はたまにあります。嘘です。結構よくあります。

もしも似たような言い回しの文章を見つけてしまったら、頭の中にいるASIAN KUNG-FU GENERATIONのゴッチが「消してぇぇぇぇぇ!リライトしてぇぇぇぇぇ!!!」と叫んでくる。

他にも曖昧だけど透明感と芯のある言葉を書こう

もっとみる

【人生を変えた出会いは、数学専門塾にあった】

高2の3月、私は悩んでいた。全身全霊をかけて愛していた彼氏にフラれたのだ。人生の初めての失恋だった。

みなさん初めての失恋を思い出してみてほしい。めちゃくちゃつらくないだろうか?心と体が暴走するよね?夜中に相手の家まで飛んで行ったの思い出して恥ずかしくて死にたいよ。

私はぐるぐると考えた。どうすれば彼のことが好きじゃない自分になれるか。そして、フラれたことを第三者に知られても恥をかかないで済む

もっとみる
おすすめの一曲はさよならミオちゃん「かいしんのいちげき」
143

【ゆで卵を作ってくれたあの人を覚えている】

仕事を辞めてからスマホはあまり鳴らなくなった。
というよりも、辞めた直後にかかってきた電話を全て無視していたからかもしれない。

ちょうど退職願を提出する前日、懐かしい名前から着信があった。
これ、あの人じゃん。定年間近の女性の上司。
迷った挙句、かけ直した。

「もしもし?」と聞こえてきた声はそんなに耳に馴染まなくて、あれ、こんな声だったっけ、と思った。

「お久しぶりです。どうされました?」

もっとみる

「自分には価値提供できるものがないと思い込む病」(1000文字追記しました)

私が企業で働いていた32年間に何度この言葉を聞いただろうか、一度や二度どころではない、私の部下になった方からは日本人だけじゃなく本社で働いていた外人さんからも聞かされたことがある。どうやら万国共通の悩みらしい。日本語でも英語でも言うことは同じだ。

私には価値がない
私の価値が何か判らない
私は何の役にたっているのか

最初のうちは「問題を相談された」と思い込んで、問題解決の手法を駆使して、ポスト

もっとみる
これ、私も好きな記事なんでうれしいです、ありがとうございます
98

わたしは"いちとせしをり"と一緒でないと何も書けない人間でした

『 1823円 』

見慣れない入金があった。

自分のこの生活が。別にわたしは高望みなんかしていなかったと思ったのに。何故か通帳に記帳する瞬間、わたしは自分の人生はどうしようもなく拙かった。



単純そうに見えて単純ではない。
そんな台詞を現実でもミュートしたかった。
わたしはわたしの好きな言葉だけを食べて生きていきたいのに。それでも食べたくないものも食べるからこそ誰かに声が届いたりもするの

もっとみる

【あの頃は、いつもありがとうございました】

あの頃は、いつもありがとうございました。

笑ってそう言われた時、胸にぐわっと何かがせり上がるのを感じた。心臓を揺さぶられてたまらなかった。

相手からするとなにげないことで、しかもなんならちょっとおかしな日本語だったなくらいのものだと思う。

私は言葉に敏感なところがあるので、相手の持つ意味以上のものを勝手に色づけて受け取ってしまったのかもしれない。



それを言ったのは一つ下の同性の後輩だ

もっとみる

面倒くさい妻と別れられません。あるいはコミュ障の「カミングアウトの物語」について。

私の妻はとても面倒くさい。

妻は「ボクの彼女は発達障害」という本の主人公である「あお」でもあるのだけども、発達障害や精神障害があって日常生活でできることはそれほど多くないので、私の家事の量はかなり多いと思う。

元々買い物や料理はほぼ完全に私の仕事だったけど、てんかんが再発してからはどうしても薬の副作用で寝ている時間が長いためさらに家事が増えた。

時々パニックを起こして行方不明になって警察署か

もっとみる

私をいかす言葉

「あなたのピアノは明日の活力になる」

ピアノを弾くことが好きだった私は、学生時代、素敵な出会いに恵まれて飲食店や公共の場でBGMを演奏する機会をいただいていた。

私のピアノは、趣味の範囲だ。専門ではない。
学校はもちろん音楽専攻ではなかったし、大学の頃のピアノは完全に独学だった。自分のすきな曲を弾いていたら自然とレパートリーが増えていったという具合だ。とにかく「好き」の気持ちだけが原動力で、そ

もっとみる

私たちこそ笑顔で

五歳の時、原因不明の腫瘍による脊髄損傷が原因で下半身まひに侵され、車いすになった。

つらいこと、苦しいことは多々あった。階段や段差がのぼれない。外出先に使えるトイレがない。湯船にお姫様抱っこでいれてもらわなきゃいけない。学校や職場でうっかり失禁してしまう…

でも、ひそかに、もっとも嫌なことがあった。

それは「子どもの視線」だ。

店で買い物をしている時、道を車いすで進んでいる時、ふと違和感に

もっとみる

1皿目|まぼろしのイカめし/厨房ベルエポック

連載「厨房ベルエポック」について

日本一のレストランを目指し、今日も腕をふるう83歳の現役シェフ。
その途方もなく大きな夢と、時に酔狂なほどの情熱の渦に巻き込まれ、
とんちんかんで素っ頓狂な日常を送ることになった
フランス料理店の家族の風景を描く
「エンタメ×お仕事×ノンフィクション」エッセイの第1話です。

お店やシェフの詳しい紹介、目次などは
「【最新版】プロローグ|83歳の現役シェフ」から

もっとみる